20km/h

ジムニーとカメラと・・・

ポイント開拓とアイノミドリ!? その1

2017年07月17日 21時57分06秒 | 
今回写真枚数が多くなってしまったので三部作にする予定です。




まずは早朝の新ポイント調査から。
ジョウザン、アイノの活動時間前に気になっていたポイントの下見をしました。
予想通りとても雰囲気のいいポイントで、先駆者達の足跡がそこかしこに残っているところを見ると、「間違いない」と思いました。





そんな早朝から姿を見せてくれたオオウラギンスジヒョウモン(ウラギンスジヒョウモンかな?)





しばらくすると姿を見せてくれた、ジョウザンミドリシジミ。
今日はウラから撮りました。
新ポイントでもしもいなかったら、なんて不安が拭えなかったのでこの撮影はいつものポイントで。
これで撮れずにタコということはなくなりました。





今日はお天気いいのになかなか降りてきてくれない。




少し移動すると羽化不全の個体に遭遇。
この一枚で飛ばれてしまいました。
ちゃんと飛べるようでしたが、他の雄との卍巴飛翔から逃げるように飛んで行きました。








いつものポイントで安定のジョウザンを満喫します。





この子は体が一回りくらい小さかった。


日が差すと開翅







卍巴飛翔も撮影。




1時間ほど撮影を楽しんで保険を確保したので新たに見つけたポイントへ移動します。




そこにはやはり煌めく青の点滅があちこちで見受けられます。
と、そこで一頭、ちょっときになる個体に遭遇します。





これはジョウザンミドリシジミの裏翅



気になる個体の裏翅がこちら↓





この個体と出会ってからふつふつとアイノ疑惑が沸き起こってきました。(笑



表翅がこちら。


この角度だと綺麗に見える。






もうスレた個体ですが、前翅の黒縁もジョウザンより太いような気がしてならない。
というより、アイノであって欲しい気持ちが強すぎてそう見えてしまっているのか・・・






裏翅の赤斑もジョウザンとは異なりますね。




また戻ってきたのでしつこくもう一枚。




フィールドガイドと睨めっこしましたが、判断に迷ってます。
他力本願で申し訳ありませんが、アドバイスいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
アイノ疑惑で一作目は終わりますが、まだ続ます。。。

ウラをとれず・・・

2017年07月16日 14時33分57秒 | 

AM6:30
まず姿を現してくれたのはせっせと糸を登るシャクトリムシかな?






それから30分ほどすると2〜3箇所で卍飛翔が開演しました。

あれこれ試行錯誤の末になんとか撮れてた一枚。





かれこれ20分くらい経ちますが卍飛翔が終わる気配はありません。
ずっと見上げていたら首が疲れてきました。






首を休めるのにふと目線を落としたその先に青いのがいました。







オオミドリっぽく見えなくもないんですがジョウザンでしょうか?
追いかけましたがウラが撮れず。開翅にはもってこいの薄曇りのようです。






その後も卍飛翔のオンパレード。





まだアマいけど少しずつコツが掴めてきた。




時間は8時になるところ。

また目線を落とした先に青いのがいました。
ウラを撮らねば、、、







頭上高くに飛ばれてしまいます。
おまけにすぐに開翅しちゃうのでウラが撮れない。。。







たまたま撮れた綺麗な色合いの卍飛翔。
アイノなのか、ジョウザンなのか、全く見分けがつかないのが辛いところ。/font>






綺麗なサカハチチョウがやってきました。




9時を過ぎましたが3箇所ほどで未だに卍飛翔の真っ最中。
かなり高いところで何頭も飛び交っていますが目線より下になかなか降りてきてくれません。





ラストチャンスとなったジョウザン(多分)2枚。これもウラが撮れず。。。もうすぐ10時です。今日は開翅率100%でした。
いつもは「開けぇ〜〜〜」と願っていることが多いのに。。。
どの個体もウラが撮れず、飛翔以外のは多分ジョウザンミドリシジミじゃないかと思っています。

飛翔がアイノミドリシジミなら初撮影なんだけど、さっぱりわかりませんね。。。

車に待たせていた犬と1時間ほど散歩して、後半戦は♀個体を探して歩き回る予定でしたが次女のてとの左前足が突然痙攣しだしました。
車にリードをくくりつけて外で一緒に寛いでいた時です。
よく見ると痙攣というより何かが足の裏でいたずらしているようで振り払おうと手をブルブルさせているみたい。
アリが付いていたので振り払ってやりましたがその後もなかなか治らない。
不安だったので予定を変更して一目散に帰路につきました。

ところが山を下り始めてしばらくするといつものように窓から外を眺めて道路にせり出した枝先に噛み付こうとしているテトの姿が。
元気です。いつも通り。あれれ???
多分、何かに刺されたかアリにかじられたのでしょうかね。
帰宅後の今も隣でいつも通りスヤスヤ眠っているので大丈夫かと思います。





ジムニーの前足にはルリタテハ。
テトの前足には一体何があったのか、これもまたウラがとれない一日となりました。




アサマシジミを探して

2017年07月14日 19時14分13秒 | 
シーズン終盤のアサマシジミを探して散策して来ました。
どうしても今シーズン中に会いたかったので半日、休みを取りました。




まず最初に姿を見せてくれたのは・・・

ヒメキマダラセセリ♀


ヒメキマダラセセリ♂





そして



ミドリヒョウモン♂






メスグロヒョウモン♂






これはコチャバネセセリ、何頭も土にへばりついていたけれど近づくとすぐに飛ばれてしまう。






ホシミスジ




そしてやっと見つけました!



アサマシジミ♂シーズン終盤、独特の青味も少しかすれ気味。




その後、なかなかターゲットに出会えませんでしたが、

初めてのイチモンジチョウ







シータテハ






今年は開翅によく出会えるムラサキシジミ






粘って散策、午後3時を過ぎます。聞いた話だと夕方がよく飛ぶと・・・




給水に車に戻ると



ヤマキマダラヒカゲも必死に何か吸ってました。





タイムリミット迫る中現れたのは

ウラゴマダラシジミ





粘って探索していると



アサマシジミ♀がやっと姿を見せてくれました。




もう時間切れだな〜なんて思って諦めかけた時、やっと見つけました。



最初の子より少し新鮮かな。
翅を閉じてからなかなか開いてくれないので一度飛ばしたら林の奥へと消えていってしまった・・・





名残惜しいけど時間がないので帰るとします。
車に戻るその途中、林の高い場所から目の前にピューっと降りて来ました。


山の神様ありがとう

この後すぐに飛ばれてしまった。
目で追うとすぐ近くの下草に留まったようだ。
ラストチャンス。。。







最後にドアップで撮れました!
終盤のようでスレ気味ではありますが、独特の色味を持つアサマシジミ、観撮することができました。




TAMRON 16-300 F/3.5-6.3 MACRO

2017年07月12日 22時01分36秒 | 日記
レンズを新しくしたので仕事の合間に何枚か試し撮り。






オオチャバネセセリかな。







ルリシジミ。







ヒヨドリかな。多分蜘蛛かなんかを捕食するところだと思います。




今日の午後、雷が激しく鳴り響き土砂降りの雨が降り出した。
それを察知していたのか、今日は蝶の姿が異様に少なく、そのせいで異様に静かでとにかく蒸し暑い日だった。



これまで蝶の撮影に使ってきたレンズは蝶撮影の師匠である”ともきりんさん”から頂いたNikon DX 55-200でした。
少し前からAFの調子が悪くてなかなか合わないことが度々あったので以前から欲しかったタムロンのレンズを新しく導入しました。
レンズ交換が億劫なので16−300という広範囲をカバーしてくれるのと、ズーム全域でマクロに対応しているところは自分の撮影スタイルに合っていると思います。
AFはもちろんスムースで早いし、何枚かしかとってないけどφ67mm口径の描写は歪みも少なくて色表現も嫌味なく、コントラストも良さそう。あまりカリカリした感じでないのも評判通り純正レンズに近い雰囲気を感じます。
3.5-6.3と決して明るいレンズではないけれど、しばらくの間は撮影行の相棒として活躍してもらいます。

師匠の歴史が刻みこまれたレンズは蝶撮影行のお守りとしてとっておきます。
師匠、レンズ、ありがとうございました!
頂いたレンズのおかげで今まで蝶撮影を楽しむことができました、感謝です。
新しいレンズは300まで引き寄せられるんで、これからもっと良い写真が撮れるよう、精進しますw

Favonius Taxila in The Morning SUN

2017年07月11日 23時47分43秒 | 






一年ぶりの再会であり1枚目の撮影。
カメラのデータを確認するとAM7:01

一年前、このジョウザンミドリシジミに出会い、撮影してからゼフの魅力に取り憑かれてしまった。

朝露の残る笹の葉上で柔らかい朝日を浴びて輝くジョウザンのブルーがなんとも美しい。

いつまでも彼らが輝ける環境が続くことを切に願う。