昨年の『映像メディア論』で「今年いちばん気に入ったMV」として紹介した、この作品。
SOUR "日々の音色"

講義の後でもタイトルを質問に来る学生が何人もいたりして、かなり反響があったけど、さすがというべきか、今年の文化庁メディア芸術祭エンタテインメント部門で見事、大賞獲得。
文化庁メディア芸術祭 受賞一覧
ツイッターが象徴するように、今やデジタル・コミュニケーションはいよいよ新次元に入り始めている気がする。この空気感を、しかしクールな批評としてではなく、思わずにっこりしてしまうようなあったかい世界観で表現してくれているところが、素敵だ。
しかし技術的には、ものすっっごく大変だったのではないかな。画と画の細かい角度とかタイミングの編集とか。個人的には、ハリウッドとかでよくある「新技術のCG制作に巨額の費用と時間を投じました」的な労作よりも、この作品のように「実写の撮影や手仕事に時間かけました」的な作品の方が、だんぜん好き。
出演者たちも、こういったアイディア勝負の作品でありがちな「単に画を実現するためのコマ」として使われているわけではなく、みんなとても生き生きして楽しげなのが、いい。最後の「手書きクレジット」も含めて、制作者と出演者の信頼感というか「つながっている感」が伝わってくるではないか。
SOUR "日々の音色"

講義の後でもタイトルを質問に来る学生が何人もいたりして、かなり反響があったけど、さすがというべきか、今年の文化庁メディア芸術祭エンタテインメント部門で見事、大賞獲得。
文化庁メディア芸術祭 受賞一覧
ツイッターが象徴するように、今やデジタル・コミュニケーションはいよいよ新次元に入り始めている気がする。この空気感を、しかしクールな批評としてではなく、思わずにっこりしてしまうようなあったかい世界観で表現してくれているところが、素敵だ。
しかし技術的には、ものすっっごく大変だったのではないかな。画と画の細かい角度とかタイミングの編集とか。個人的には、ハリウッドとかでよくある「新技術のCG制作に巨額の費用と時間を投じました」的な労作よりも、この作品のように「実写の撮影や手仕事に時間かけました」的な作品の方が、だんぜん好き。
出演者たちも、こういったアイディア勝負の作品でありがちな「単に画を実現するためのコマ」として使われているわけではなく、みんなとても生き生きして楽しげなのが、いい。最後の「手書きクレジット」も含めて、制作者と出演者の信頼感というか「つながっている感」が伝わってくるではないか。
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