吹き替えの話でもふれたホットペッパーのCMとエヴァ画像をマッシュアップしたMADをみつけたので、のせときます。
エヴァ&ホットペッパー
しかしよくここまで合う絵を探すもんだな!!!笑
. . . 本文を読む
先日の宴席でエキソニモからTシャツ販売サイトを始めたというニュースを聞き、アクセスしてみた。
http://store.exonemo.com/antibot/
これが面白い企画で、Tシャツ生地の色を選び、好きなメッセージを入力するとそれをプリントしたカスタムTシャツをデザインしてくれるという、言わば「Tシャツ自動生成プログラム」。
このプログラム自体はエキソニモの作品だけど、そこに匿名 . . . 本文を読む
フィル・スペクターに殺人罪の判決が下り、デビッド・キャラダインの死が自殺から他殺疑惑へといよいよキナ臭い話になってきた今日この頃、世界のダークさを一瞬忘れられるこんな広告はいかが。
らばQより
(『映像メディア論』受講生ならわかってくれるかな)
たびたび紹介しているAXE(ここんちのフレグランスをつけてるだけでなぜかあり得ないほどモテモテになってしまう…という設定のCMを量産)の、これ . . . 本文を読む
五十嵐太郎・編著
ヤンキー文化論序説
河出書房新社
これはもう、とんでもなく濃い本でした!
社会学的にツッパリ~ヤンキーの文化を検証するという体裁で、ファッション、マンガ、音楽、集団の構造…とあらゆる面からヤンキーを語っている。
たとえば酒井順子による、女子における「ヤンキー魂」の検証が秀逸だ。歌舞伎の「助六&揚巻」から往年の少女雑誌『ギャルズライフ』や渋谷のガングロギャル、モー娘。 . . . 本文を読む
「美しい国語を守りましょう」といった主張が、数年おきにブームになる。若者言葉やギャル語、ネット語、外来語、誤用… 今の日本語は間違いだらけ。古くから伝わる正しく美しい国語を大事にしましょう…みたいな主張だ。 . . . 本文を読む
東海林弘靖
『Delicious Lighting』
TOTO出版
一言で言えばインテリア照明を「料理」に見立て、どうせなら家庭料理だって美味しく作りましょうよ、と素人でも簡単にできる様々なレシピやアイディアを提案している書物。
いわく
照明の力は、9回裏の大逆転みたいなものがあるんじゃないかと常日頃思っています
確かに。豪華な部屋で貧しい照明ってのと、たとえ小さな四畳半でも洒落た照 . . . 本文を読む
今月号の広告批評を入手。
広告批評 320号 特集:世界のコマーシャルSpecial edition 2
ご存知の方も多いと思うがこの雑誌、これまで毎年11月になると、その年の初夏に行われたカンヌ広告祭の動向紹介(入賞作品のムービーCDROMが付録)が特集されてきました。
海外のCMって、かつては広告業界人かコアな映像オタク(それに当方のような自称『研究者』)が注目するだけの、マニアックな . . . 本文を読む
川崎 弘二, 大谷 能生
日本の電子音楽
愛育社, 2006
いったんは手に取った本書を638ぺージというブ厚さにたじろいで書店の棚に戻すかどうかでこのジャンルへののめり込み度が問われる、踏み絵のような本。
しかし貴方がもしも電子音楽に少しでも興味があるなら、買っておいて絶対に損はない。
後半に収録された、1925年から2005年までに発表された電子音楽作品、および電子音楽についての . . . 本文を読む
『さよならナム・ジュン・パイク展』
2006年6月10日-10月9日 ワタリウム美術館
ナム・ジュン・パイクの芸歴は60年代から21世紀まで長きにわたるのだが、当方の中ではなぜか「80年代」ド真ん中の人、というイメージがある。
実際、80年代のパイクは日本の様々なメディアでも盛んに紹介され、脚光を浴びていた。しかしそのこと以上に、80年代とは「ビデオ・アートの時代」だった。その象徴がパ . . . 本文を読む
刊行されたことをWIRE誌のレビューで知り,わくわくしながらAMAZONで探して注文しておいたクリスチャン・マークレイの作品集が届いた.
Jennifer Gonzalez、Kim Gordon、 Matthew Higgs
Christian Marclay (Contemporary Artists)
Phaidon
マークレイは,ジョン・ゾーンと並ぶ80年代NYフリーミュージックの最重 . . . 本文を読む
片岡義男
夏から秋にかけての短編
角川文庫
レイト'80sからアーリ-'90sにかけての片岡義男の量産ぶりは半端ではない。赤い背表紙の角川文庫だけで80冊(!) ほどの短編中編長編がある。
短く読みやすいセンテンス。文中に頻出する缶ビール、バイク、フローリングのマンションといった、いかにも80s的なアイテム。それらは男女の洒脱な恋愛を描く「シティ派」小説、つまり後に流行した言葉で言えば「 . . . 本文を読む
増田聡・谷口文和
音楽未来形
―デジタル時代の音楽文化のゆくえ
洋泉社
「本書は、DJたちが行っているようなリミックスの手法にならって執筆された」というあとがきの言葉から想像される、荒削りで勢いにまかせた感覚的な文体とは真逆の、とても丁寧な本という印象を受けた。
丁寧さは言葉の選び方に表れている。これまで僕が読んできた、DJ文化やテクノロジーと音楽を扱った書物や文章のほとんどは、現 . . . 本文を読む
キングズレー・エイミス 著/吉行淳之介+林節雄 訳
酒について
講談社
ある人が根っからの酒飲みであるという紛れもないしるしは、目に触れた酒に関する文章は何でもかでも読んでみることだ
- キングズレー・エイミス
本書『酒について』は、古今東西の「酒に関する文章」の中でもしばしば引用される書物。文学からの引用、箴言、金言、公理の数々をもっともらしく並べ立て、馬鹿馬鹿しい話を必要以上に重々 . . . 本文を読む