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a lice の趣味(酒味?)のブログ

偽造金貨

2022年01月17日 06時03分40秒 | 記念コイン
先日には、発行枚数の少ない希少な硬貨も・・・発行数の多い硬貨も・・・金の含有量が同量であれば・・・
現在における取引価格は、殆ど変わりわない(金の現在価格による)と言ったが・・・

その事象をうまく利用したのが・・・昭和61年発行の“天皇陛下御在位60年記念10万円金貨”・・・
広く国民にいきわたるようにと1千万枚も製造されたのだが・・・

  

販売価格は、金20gで117,300円・・・1g当たり約6,000円程度(製造費用等を含む)なのだが・・・
当時の金価格(原価)はgあたり2,500円程度・・・しかし、その後、金価格は下落し2,000円以下に・・・
結果、本物の金で作った偽造貨が広く出回ることに・・・

海外から大量に持ち込まれた時点での金貨は、厳密に鑑定され・・・偽物とされたようだが・・・
本当のところは、誰しもが知る由もない・・・だって本物の金で作られているんだから・・・
案外メタボオヤジの持っている硬貨も偽物(金貨)の本物(金)だったりして・・・

  

なお、その後は、造幣局も考えたのだろう・・・金価額が大幅変動するため・・・価格での調整は出来ない・・・
そのため、偽造防止策の高度化を図るとともに・・・貨幣のプルーフ化(鏡面仕上げ)等を推進・・・

結果、一番安く提供された記念硬貨は、“天皇陛下御在位10年の1万円金貨(20g)”・・・発行枚数20万枚・・・
g当たりに換算すると2,000円程度・・・一枚当たり41,000円と安い・・・
当時のgあたりの金価格は1,000円程度・・・すると製造コスト等は約1,000円程度と言うことになるが・・・

  

一方、先の“天皇陛下御在位60年10万円金貨”の製造コスト等は、約3,500円と・・・何故、こんなに差異が・・・
もしかしてぇ~・・・もしかしてぇ~だけど・・・これって財務省が中抜きしたんじゃないのぉ~・・・
絶対、そうに違いない・・・だって一枚当たりのコストが大量に作った方が高いなんて・・・ありえへんがなぁ~・・・

※そうでなくても10万円金貨が1千万枚も・・・製造コストが半分で済んだとしたら・・・
 3~4千億円は政府の金庫に・・・一方で記念硬貨の約1兆円は箪笥預金に・・・
 中国コロナの国庫不足金も・・・2~3種類の10万円金貨を発行すれば・・・即、穴埋めできるかも・・・
 なお、この記念貨は、通常、流通しないため・・・インフレになることはないだろう・・・と思うが・・・

  

なお、この時期は、金価格が安すぎたため偽造硬貨は出なかったようだが・・・
多分、偽造しても利益を出すまでには至らなかったのだろう・・・

そういう意味では、金価格が低い時期に買い貯めて置き・・・高騰している今の時代が偽造に一番適している・・・
と思うのだが・・・この頃の記念貨は、発行枚数が少ないため・・・偽造による大量流通は出来ないのだろう・・・
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