写進化・ヲアニーの徒然日記

秀峰大山を中心に山陰地方の風景等を掲載。(※古い記事の画像は、削除しているのもあります。)

[小豆島]映画村の岬の分教場

2013年05月26日 | 県外旅行記(中国・四国)

引き続き、「二十四の瞳」映画村にある岬の分教場を紹介します。
この映画村は、1987年(平成2)に2回目に映画化されたときのロケで使用されたセットが公開されています。
  

  
懐かしのボンネットバス。
これは木炭車でしょうか。私が子どものころは木炭車は走っていませんでしたが、このような定期バスが走っていましたね。
  
  

   
  

   
  


冒頭に記したとおり、この分教場は1987年のロケに使用されたものですが、1902年(明治35)に田浦尋常小学校として建築された瓦葺き平屋建校舎は、1971年(昭和46)に閉鎖されました。
その建物は、映画村へ来た道を約800m戻ったところにあります。
(それをあらかじめ知っていたら、そこへも行ってみたのだが・・・いや、以前行ったときがそこだったかもしれない。。。)
また今度の機会に行ってみよう(笑)・・・(どうやら四国病にかかってしまったようだ(爆))
  
  

   
  


ロケに使用したセットとはいえ、思わずタイムスリップしてしまうほどのつくりですね。
  
  

   
  
   
     
  

私が小学校のころも、このような1つの机に2人で腰掛けていましたが、教科書や筆記用具を入れるのは、机の上が蓋になっていて開閉できるようになっていたと思います。
教科書も、ランドセルに入れて帰らず、机に入れたままにしてました(笑)
   


     
  


私が小学校1~2年生のときは、担任は女の先生でした。
その日の授業が始まる前に目を閉じさせられて、先生が弾くオルガンでフォスターの「故郷の人々」を聞いてから授業が始まりました。
心を落ち着かせる意味もあったのでしょうね。「故郷の人々」を聞くと、その先生の顔が浮かんできます。
   



「二十四の瞳」は、小豆島に生まれた壺井栄の作品ですが、あらすじは以下のとおりです。(観光パンフから抜粋)


昭和3年の春、海辺の寒村からほど遠い岬の突端にある分教場に大石先生は自転車に乗ってやってきた。1年生の12人はすぐに打ち解け、先生を大変慕った。
ところがある日、先生は子どもたちがしかけた落とし穴に落ち、足の骨を折ってしまう。それがきっかけで分教場をやめ、本校に赴任することになった。・・・(中略)・・・
戦争中に母と娘、夫を亡くし、2人の子どもを抱えて苦労する先生だが、終戦を迎え、13年ぶりに分教場の教壇に立つことになった。新しく持った生徒の母に、かつての教え子がおり、彼女は先生を同級生の墓に案内し、古い他の仲間を集めて先生を慰めるために歓迎会を開いてくれる・・・


というストーリーだそうです。
教員と保護者の関係を、現代のような状況を思うと余計考えさせられるようですね。

小豆島旅行記は、まだまだ続きます


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4 コメント

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Unknown (ぽん太)
2013-05-27 09:13:29
とてもセットとは思えない
作りこみですね
木の机やイスなつかしいですね
すぐ外に海が見えるのも最高の
シチュエーションです。
返信する
ぽん太さんへ (ヲアニー)
2013-05-27 18:13:36
こんばんは(^^)
リアル感ありますよね。このセットを見ても、子どものころにタイムスリップしました。
愛知県の老人会の方々が団体で来ていましたが、童心に返って、
先生に叱られて罰で廊下に立たされたことなどを懐かしく話していました。
微笑ましく思いましたよ(笑)
こういうところでは、みんな子どものころに返るものですね。

以前行ったときと、どこか違うなと思っていましたが、帰ってからいろいろ考えると、
この映画村の近くに「岬の分教場」の看板があり、以前はそこを見たのかもしれません。
おかしいなと思いつつ次の行程を考えてそこはスルーしましたが、また小豆島へ行く機会があれば
今度はそこへ行ってみようかと思ってます(笑)
返信する
Unknown (いつか見た風景)
2013-06-01 22:57:41
私は小豆島に行った事がないのですが
見どころが満載の島ですね

特にこの映画村には興味津々です^^
いつかここで夕景を撮ってみたいですね
返信する
いつか見た風景さんへ (ヲアニー)
2013-06-02 08:16:40
おはようございます(^^)
今回は、旅行初日と2日目とほぼ半日ずつの観光でした。
私の独断と偏見で選んで観光地を巡りましたが、日程の都合で(というか、予算の関係で^^;)
割愛したところがあります。
また貯金して行ってみようと思います(笑)

瀬戸内の島々を交えた夕景もいいでしょうね。
この映画村は、方角的に夕日が撮れるかわかりませんが、開館時間が午後5時までですから、
夕景を撮る目的があるなら陽が早く落ちる時期がいいですね。
一応、小豆島ウオッチャーの先輩としてのアドバイスでした(爆)
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