カウンセリングの実際(2)
“カウンセリング”の4回目は、このシリーズの最終として、「カウンセリング過程での本題のポイント」の話と「まとめ」をします。
○カウンセリング過程での「本題」におけるポイント
1.クライエントの話や内容を整理し、“要約”して返答し、クライエントの考えや感情の整理を助ける。
(「つまり、○○なんですね。」「言い換えれば○○なんですね。」)
2.クライエントの漠然とした感情や回りくどい表現を“明確化”して返答し、クライエントの意識化されていない感情を表現してみる。(本当は○○と感じているのですね。」)
3.クライエントへ感情的支援をすべきところは“支持”的返答をして、クライエントの自信・確信を強めさせ、また自己を受け入れることの出来るように援助していく。
4.カウンセラーの自分自身の感情・考えを素直な気持ちで伝えることも「ラポール~良好な感情の交流」を実現する上で有効となる。
○次回の設定と目標設定
カウンセラーはクライエントを“見立て”をして、一緒に今後のスケジュールを立てる。
☆【目標】クライエントが自らの行動パターンの問題を“洞察”し、自ら“気づき”が起こり、行動が変容されること。
○まとめ
1.カウンセラーの基本姿勢
(1)相手を尊重する。(無条件の受容をする)
(2)相手の立場に立って理解する。(共感的な理解をする)
(3)誠実に接する。(カウンセラー自信が自己一致している)
☆先入観や偏見を持たず「いま、ここに」いるクライエントを
受け入れ、理解する。
2.カウンセリング関係
◎カウンセラー ⇒ 受容・共感・繰り返しの応答・明確化・支持
etc
↓
◎クライエント ⇒ 自己洞察・気づき・自己受容 → 行動の変容
“カウンセリング技法”を、ビジネスに応用すれば、あなたの“ビジネススキル”が必ずパワーアップします。
詳しくは“ウィッシュ研究所”の「産業カウンセリング」係へお問い合わせください。
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