ウィッシュ研究所

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"カウンセリング”のビジネスへの活用 4

2007-08-04 | 産業カウンセリング

カウンセリングの実際(2)
 “
カウンセリング”の4回目は、このシリーズの最終として、「カウンセリング過程での本題のポイント」の話と「まとめ」をします。

  ○カウンセリング過程での「本題」におけるポイント
  1.クライエントの話や内容を整理し、“要約”して返答し、クライエントの考えや感情の整理を助ける。 
     (「つまり、○○なんですね。」「言い換えれば○○なんですね。」)

 2.クライエントの漠然とした感情や回りくどい表現を“明確化”して返答し、クライエントの意識化されていない感情を表現してみる。(本当は○○と感じているのですね。」)

 3.クライエントへ感情的支援をすべきところは“支持”的返答をして、クライエントの自信・確信を強めさせ、また自己を受け入れることの出来るように援助していく。

 4.カウンセラーの自分自身の感情・考えを素直な気持ちで伝えることも「ラポール~良好な感情の交流」を実現する上で有効となる。

 
○次回の設定と目標設定
   カウンセラーはクライエントを“見立て”をして、一緒に今後のスケジュールを立てる。

 ☆【目標】クライエントが自らの行動パターンの問題を“洞察”し、自ら“気づき”が起こり、行動が変容されること。

 
○まとめ
   1.カウンセラーの基本姿勢
   (1)相手を尊重する。(無条件の受容をする)
  (2)相手の立場に立って理解する。(共感的な理解をする)
  (3)誠実に接する。(カウンセラー自信が自己一致している)
  ☆先入観や偏見を持たず「いま、ここに」いるクライエントを
        受け入れ、理解する。
 
 2.カウンセリング関係
  ◎カウンセラー ⇒ 受容・共感・繰り返しの応答・明確化・支持
               etc
                                                 ↓
    ◎クライエント    ⇒ 自己洞察・気づき・自己受容 → 行動の変容
  

 “カウンセリング技法”を、ビジネスに応用すれば、あなたの“ビジネススキル”が必ずパワーアップします。
 詳しくは“ウィッシュ研究所”の「産業カウンセリング」係へお問い合わせください。



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