ウィッシュ研究所

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社会心理学で観るミステリー(3)

2009-02-03 | 応用心理
ミステリーの人物設定 当ブログ(2008.6.4)にて、推理小説に欠くことのできないキャラクター「警察官たち(コナン・ドイルの「レストレード警部、A・クリスティのジャップ警部、横溝正史の等々力警部等)」について述べました。彼らの物語での役割は、主人公である探偵の“引き立て役”のわけですが、“常識と普通の殻”から発想が脱することが出来ず“先入観”に頼って、誤認逮捕してしまいます。これを社会心理学の視 . . . 本文を読む

社会心理学で観るミステリー(2)

2009-02-02 | 応用心理
ミステリーの舞台設定 ミステリーの舞台といえば、よくみられるのはまず、「吹雪の中の山荘に閉じ込められた中の殺人・・」とか、「嵐の後、崖崩れで交通が遮断された人里はなれた山村で起きた連続殺人・・」「孤島に取り残された人々が次々と・・」という物理的“閉塞状況”です。次に、TVのサスペンスのラストシーンでよく使われる「海にそそり立つ断崖絶壁の上・・」というような“危険な状況”というやはり、物理的・視覚的 . . . 本文を読む

社会心理学で観るミステリー(1)

2009-02-01 | 応用心理
ミステリーの時代背景  当ブログでは、これまで推理小説を数回取り上げてきました(推理小説と調査~2007年6月28日、推理学~2008年3月5.6.7日、コロンボの心理トリック~2008年4月1.2.3日、パートナー論~2008年6月2.3.4日)。今回は、推理小説ではなく、あえてミステリーとして、広く社会心理学の視点で観ていきたいと思います。 まずその第一回として、「ミステリーの時代背景」を考え . . . 本文を読む