雨の灯台

ポケモン擬人化を取り扱っています。
参加企画関連の記事メインです。

頭の中八割シリアス

2009-03-11 18:35:54 | R.N!
一体どうなってるんだ(爆)
書き溜めてあるネタを見てもほとんどがシリアス。
もうしばらくこのまま突っ走っちゃおうかな!←

瑠璃色ちゃんのバトン回答から浮かんだネタは無事上げられました。
今日中にあと二本上げたい……!
マリアちゃんとトリルのショッピングネタと、クラウちゃんとクロチェの未来ネタ。
はい今自分の首絞めてみました!
目指せ有言実行!!

ドラえもんの映画見に行ったら、予告がポケモンだけで笑った。
もちろん今年も見に行くよ!
しかし神様の喧嘩長いな……(笑)

以下私信です。

きりん。さん
口調大丈夫でよかったです。
これからもよろしくお願いしますね!
上で宣言した通り頑張っていますので、今しばらくお待ち下さいませ。
純度100%シリアスです←


鉱さん
短編集読みました!
すごいボリュームですね、さすがです。
楽しませてもらいました♪
どこからそんな拾ってくるんだクロチェ(笑)
クロ「……わかりました、言います。これは五丁目の裏通りで、この束は二丁目の電柱(ごみ置き場)で、これが○○さん家の屋根の上で(以下略」
お望みならエロ本収集コースを教えてくれますよ(爆)
ところで、マッチョビキニお二人に着せないんですか?(密かに楽しみにしてた)←
一回着たが最後、多分クロチェがどこかから拾ってきて差し出しますけどね^^
ちゃんと洗ってあるので大丈夫ですよ(そういう問題?)
そろそろ黙ります!

バトンの回答から浮かんだネタ

2009-03-11 13:04:15 | R.N!/SS
雨が窓を叩く音を聞きながら、ナイフをホルスターに収め銃をそっと撫でる。
背後でカタリと音がして、手を止めた。
存在を知らせるようにわざと物音を立てたのが誰か、振り返らずともわかる。
「どこ行くつもり、オネーサン」
「ジャックに関係ない」
「俺の口から言わせたいの?」
「……知ってるなら聞かないで」
トリルの口調はかなり硬い。
視線も銃に落としたままだ。
ジャックは溜息をついた。
「単独任務。行かせないよ」
「仕事だから」
「別に緊急性があるなら俺だって止めない。止められる理由自分でわかってるでしょ」
「……」
「急ぎじゃない、次の日でもいいような任務をわざわざ雨の日に決行してる。しかも単独任務に限って」
「だから、何。雨の方が向こうだって戦いづらい」
「オネーサンが雨での戦い得意なら好きにしたらいい」
「……」
「でも最近増えてる怪我はどう説明するの」
「……軽傷しかない。命に関わるような怪我はしてない」
「トリル」
ジャックの声に怒気が含まれ、トリルはほんの少し身を震わせた。
「無理するなって言ってるんだけど」
「して、ない、よ」
嘘だ。
自分の声を聞くまでもなくトリルだってわかっている。
雨の日に敵と戦うなんて、自分を痛めつけにいっているようなものだ。
「……ごめん。でも少し位平気だから。お願い、行かせて」
「行かせない」
「ジャック!」
焦れたように振り返る。
表情に色濃く表れていたのは、焦り。
「行かなきゃいけないの!」
「……理由は?」
「わかんないっ、わかんないけどじっとしてられない! いてもたってもいられないの、雨だからって動かないのは嫌!」
駄々っ子のように叫びながら、何を言っているのか自分でもわからなくなってくる。
「限界を見たくない、自分に負けたくない、じっとしてたら駄目になりそうで怖い……!!」
「何が、そんなに怖いの」
「……わかんない」
力なく首を振る。
以前はこんな事はなかった。
雨の日はむしろじっとしているのが常だったのに。
何かが崩れてきている気がしてならない。
「もういいでしょ、行かせてよ……」
「そんな状態で行っても危ないだけってわかる?」
「……わかってる、でも」
「わからず屋」
つかつかと歩み寄ってトリルの腕を掴む。
「怖いなら一緒にいる。だから、行くな」
低い真剣な声が、高ぶった精神を少し静めてくれた。
真っ直ぐに見つめられて力が抜ける。
銃をそっと机に置いた。
「……ねぇ、抱き締めて」
呟くような声が望んだ通りに抱き締めると、トリルの体は小さく震えていた。


ジャック君お借りしましたっ
何だこれ終始不穏!
トリルが散々怖がっているのには訳があるのですが、そこも含めると凶悪な長さになるので別に書きます。
トリルシリアスシリーズ第一弾という事で(爆)
瑠璃色ちゃんごめんね、自重は今ちょっと家出中なんだ←