米Googleは12日、ウェブブラウザー「Google Chrome」のセキュリティアップデートを公開した。バージョン番号は36.0.1985.143。既存ユーザーには自動的にアップデートが適用される。
最新版では、計12件の脆弱性を修正。Web Socketのメモリ解放後使用の脆弱性や、SPDYの情報流出に関する脆弱性などを修正した。また、内蔵するFlash Playerについても、脆弱性の修正を行っている。
米Googleは12日、ウェブブラウザー「Google Chrome」のセキュリティアップデートを公開した。バージョン番号は36.0.1985.143。既存ユーザーには自動的にアップデートが適用される。
最新版では、計12件の脆弱性を修正。Web Socketのメモリ解放後使用の脆弱性や、SPDYの情報流出に関する脆弱性などを修正した。また、内蔵するFlash Playerについても、脆弱性の修正を行っている。
TNWによると、Googleが、Mac向け「Google Chrome」(Canary Build)の64bit版をリリースしていた事が分かりました。「Google Chrome Canary Build」は、開発版よりもいち早く開発中の機能が追加され、ほぼ毎夜のペースで頻繁に更新される開発者向けのバージョンで、Windows向けの64bit版では速度やセキュリティ、安定性の面で32bit版より優れていましたが、OS X版も同様の恩恵があるものと予想されます。
なお、Windows版は6月初めにCanary版およびDev版がリリースされ、その約2ヶ月後の7月末にベータ版がリリースされている事から、OS X版も同様のスケジュールであれば10月初め頃にベータ版がリリースされるものとみられています。
・Google Chrome Canary Build
Googleが、同社のソーシャルネットワーク「Google+」に登録していないユーザーにも同社の人気の高い写真サービスが利用できるようにしようと計画していると、Bloombergが米国時間8月1日に報じた。写真機能はこれまで通りGoogle+ユーザーにも提供され、独立した製品になるとすれば新たな名称が付けられる可能性もあるという。
Googleは、Google+サービスをより多くのユーザーに提供する取り組みを進めており、今回の動きはその最新の例にすぎない。Googleは7月31日、同社のビデオ会議機能「Hangouts」を、同社のビジネスアプリスイートに登録するユーザーがGoogle+アカウントを持っていなくても利用できるようにすると発表した。そして同24日には、「Google Voice」のウェブ版に電話機能を追加した。つまりユーザーは、Google+アカウントを持っていなくても、Googleの電子メールログインアカウントを使って電話をかけることができる。
Googleは声明で、「われわれは当社の暗室の中で、人々が写真をとり、共有し、『はい、チーズ』と言うための新しい方法を常に開発している」と述べたが、同機能を独立させるかどうかについては触れなかった。
Google が、Windows 用Chrome の64bit 版ベータを提供開始しました。対応OS は64bit 版Windows 7 / 8。専用のダウンロードページから入手できます。
既に32bit 版Chrome を使用している場合、64bit 版は32bit 版を置き換える形でインストールされるため、32bit 版をアンインストールする必要はなく、拡張機能やブックマークなどの各種設定も維持されます。
Google はChrome の64bit 化による恩恵として:
の3点を挙げています。なおベータ版のため、導入前に現環境のバックアップを取ることを推奨しています。
64bit 版Chrome は、Windows 用のほかOS X 用、Ubuntu / Debian 用、Fedora / Red Hat / OpenSUSE 用の開発版が提供中です。
なおChrome は安定度の高い順に:
という段階を経て開発が進められています。Canary の由来は、炭鉱を掘り進める際に毒ガス検知器としてカナリアを連れて行ったことから。Chrome のCanary 版は、開発直後の未テスト・未使用バージョンを毎日できたてで提供しています。
米Googleは7月25日(現地時間)、「Google翻訳」の品質向上を目的とする新コミュニティー「Translate Community」を立ち上げた。
ユーザーは自分の得意な言語を登録し、単語の翻訳や翻訳された単語の正しさを評価することで翻訳品質の向上に貢献できる。
参加するには、表示されたメッセージの[Got it]をクリックし、ページの[Get Started]をクリックする。自分が使える言語を英語を含めて2つ以上、5つ以下を「My Languages」として選択して[Save]をクリック。これで、英語から他言語への「Translate(翻訳)」と「Validate(認証)」ボタン、他言語から英語への「Validate」ボタンがクリックできるようになる。
例えば英語から日本語への翻訳ボタンをクリックすると、英語の単語や熟語がランダムに表示され、その翻訳の入力を促される。翻訳して[Submit]ボタンをクリックすると次の課題が表示され、[Home]ボタンなどで離脱するまで延々とこの作業が続く。認証ボタンでは、既に翻訳された単語が適切かどうかをボタンで評価していく。
Googleは現在Google翻訳で80カ国語をサポートしており、さらにサポート言語を拡大していく計画。Translate Communityは現在は英語で表示されるが、将来的にはローカライズしていくという。
Google翻訳では、「翻訳を改善する」リンクで改善案を送信できるなど、サービスの初期段階からクラウドソーシングの翻訳改善ツールは備わっているが、コミュニティーページはなかった。
同社はまた、翻訳結果に代案を送る鉛筆型ボタンを追加した。Googleは将来的にこうした代案を翻訳の品質向上に役立てていく計画としている。