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洋楽日記

80年代の産業ロック、ハードポップが特に好みです。

80年代ハードロック

2007-05-01 18:30:24 | 音楽(メロディアス・ハード)
70年代のハードロックに比べたら、メロディアスになっていると思うが
ハードロック的な哀愁、渋さ、格好良さを感じさせてくれる
80年代のお気に入りアルバムを並べてみた。

・TRIUMPH「SURVEILLANCE」('87)



TRIUMPHでHRらしいと言えば「NEVER SURRENDER」('83)以前のアルバムだろうが
メロディアス系が好きな自分としてはメロディアス化した「THUNDER SEVEN」('84)
以降が好み。その中でも「SURVEILLANCE」は、かなりハマり込んだアルバム。
普通メロディアス化すると落ち着いた雰囲気になったりするものだが
このアルバムの場合、HRらしい武骨さと美しいメロが同居しているのが素晴らしい。
愛聴盤。

・UFO「MISDEMEANOR」('85)



正統的なHRに少しメロ要素もあるというレベルだと思っていたのだが
結構キーボー度が高くて、予想以上にメロ要素が高くて満足であった。
しかも MICHAEL SCHENKER時代のような哀愁を感じさせるところもあって
自分としては、そこが堪らない。
MICHAEL SCHENKER時代のアルバムと比べても遜色無いくらい気に入った。

・GRAND PRIX「THERE FOR NONE TO SEE」('82)



このバンドの2nd。NWOBHM系バンドの1つらしいが
自分の中でこのアルバムの哀愁度はHRという位置付け。
最初はそれほどでも無いと思っていたが徐々に良くなって今では愛聴盤。
とにかく哀愁、泣きの雰囲気が素晴らしい。HRとしても渋くて格好良い。
3rd「SAMURAI」('83)は、もっとメロ度アップ。こちらもそれなりに好きなアルバム。

・FASTWAY「WAITING FOR THE ROAR」('86)



このバンドの3rd。1st「FASTWAY」('83)、2nd「ALL FIRE UP」('84)は
LED ZEPPELIN風のHRであったが、この3rdではKeyを入れてメロディアス化。
5th「ON TARGET」('88)では完全にハードポップ化しているが、3rdではまだ
HRの重厚感が残っている感じ。3rdも結構キーボー度が高い。
5thは最高にお気に入りのアルバムだが、この3rdもメロディアスながらも
HRの格好良さも同居していて良い。

・GAMMA「GAMMA 2」('80)



このバンドの2nd。70年代の泥臭さを残したHRアルバム。
随所に Keyが入っているので、それなりにメロディアス。
70年代の MONTROSEと比較しても、もっと泥臭いというか垢抜けない感じ。
曲は全般的に良いし、自分としては垢抜けないのも好きなので気に入っている。
3rd「GAMMA 3」('82)では、HR度が減退して、いにしえメロ化。

・BLACKFOOT「HIGHWAY SONG LIVE」('82)



この流れでいったら当然メロディアス・ファンに人気の「SIOGO」('83)ということ
になるのだろうが、自分としては「SIOGO」の良さがまだ分かっていないので
とてもお気に入りのこのライヴ盤を挙げる。これ、最高に格好良い!!(^^)

・WAYSTED「THE GOOD THE BAD THE WAYSTED」('85)



こちらも流れでいったら、メロディアス化した 3rd「SAVE YOUR PLAYERS」('86)
ということになるのだろうが、自分としてはやはり2nd「THE GOOD~」が渋くて
最高に格好良いので好きだ。BLACKFOOTと同系統のダミ声、叫びヴォーカル
なので、そっち系が受け付けない人は駄目だろう。
3rdではVoが代わり、音もだいぶ違う系統になっている。

JOHN AND DINO ELEFANTEプロデュースのアルバム

2006-10-29 20:39:26 | 音楽(メロディアス・ハード)
JOHN & DINO ELEFANTEプロデュースのアルバム(PETRAを除き気に入ったもの)を
現時点の暫定で好きな順に並べてみた。まぁ個人的な好みなんで。(^^;
リリース年は合っているかなぁ。

1、2が 2トップで全曲好き。その時の気分で入れ替わりそう。
3~6は、どこを入れ替えても良いほど、同じくらいのお気に入り度。
メタル系がメインな人は、THE BRAVE、GUARDIANがもっと上位になると思われる。

1.MASTEDON「LOFCAUDIO」('90)


メロディアス・ファンの評価が高い名盤。
プログレ・ハード風味の産業、メロハーという感じがした。
一時期はまって聴きまくったアルバム。曲のレベルが高く素晴らしい!!

2.CRYSTAL「COLLECTION」('89、'93)


'89年、'93年の音源を選曲したものらしい。
産業ロック風味も感じさせるメロハーで、かなり好みの音であった。
DISK HEAVENは、MASTEDON+PRYING MANTISとレヴューしていた。
個人的には、JOURNEY直系と言われているバンドの音に
1st AVENUE「DAILY BATTLE」辺りのきらびやかなチョット垢抜けない
雰囲気を加えたように感じた。

3.HALO「HALO」('90)


このバンドの 1st。僕が好きな産業ロック系のサウンド。
2nd「HEAVEN CALLING」('91)や、このバンドのVoソロ
SCOTT SPRINGER「HELLO FOREVER」('93)も曲は良い。
ただAOR的で自分にとっては大人しい音なので少し物足りない。
「HALO」が最もハードな音で1番好みだった。

4.MICHAEL GLEASON「CHILDREN OF CHOICES」('90)


AORハード風の産業ロックという感じ。
キラキラした美味しい音が多く入っていて非常に好みの音。
HALOより上にしたい気もするけど、迷ってこの順位。
これから更に上位を脅かす存在になるかも。

5.THE BRAVE「BATTLE CRIES」('92)


エッジのきいたメロディアス・ハード。
叙情的な「RUNNING ALL MY LIFE」「NEVER LIVE WITHOUT YOUR LOVE」が
最高だなぁ。この手の曲がとても好き。もちろん他の曲も良い。

6.GUARDIAN「FIRE AND LOVE」('90)


へヴィ度十分のポップメタル。3曲目が最高!!
聴いていたら、もっと上位にしたくなってきた。(^^;
ヴォーカルが後に ADRIANGALEに参加していたけど
そちらも同一路線のポップメタルでなかなか良かった。

7.MARK POGUE & FORTRESS「RESTORATION」('91)


MICHAEL GLEASONよりハード寄りの産業ロック。
序盤の曲は上のアルバムに引けを取らない位素晴らしいと思うが
中盤がチョット好みでは無かったので、この順位。

MARK FREE

2006-09-18 21:07:17 | 音楽(メロディアス・ハード)
今週、MARK FREE「LONG WAY FROM LOVE」('93)を聴いた。



改めて聴くとやはり素晴らしいなぁ。
曲のレベルが非常に高いし、キラキラした AORハードで好みの音。そのわりには
いまいち完全ヒットに至っていない感じであったが本格的に来たかなぁ。
音がゴージャス過ぎてB級メロが好きな自分には時間がかかったのかも。(^^;

・KING KOBRA
「READY TO STRIKE」('84)、「THRILL OF A LIFETIME」('86)
  

MARK FREE関連で1番好きなのは
やはり KING KOBRAの1st「READY TO STRIKE」だなぁ。
哀愁をバリバリに漂わせている音が、たまらなく好きだ。
MARK FREEのようなヴォーカルは、こういうカッチリとした
HRサウンドが1番映えるように思うのだが・・・。
メロディアスな名盤をたくさん残している人だから少数意見だとは思うけど。

メロディアス化した 2nd「THRILL OF A LIFETIME」も
良いアルバムだと思うけど1stほど、はまれていない。
改めて聴くと随所にメロディアス・ファンには美味しい音があるな。
3rdが1stに近い音らしいので機会があったら聴いてみたい。

・SIGNAL「LOUD & CLEAR」('89)



最近買った、このアルバムが現在の自分の好みに1番合ったアルバムかも。
キラキラしたハードポップ風味の音が、とても好み。
このアルバムは、まだお気に入り度上昇中。

この人関連だと UNRULY CHILDの1st「UNRULY CHILD」が
メロディアス・ファンには1番人気と思われる。
残念ながら、まだ自分の中ではヒットしていない。
何曲か良いと思う曲はあるのだけど。

LONG ISLANDからリリースされている
MARCIE FREE名義のアルバムも良いらしいけど
これもやはり高値で手が出そうも無い。
女性ヴォーカルは苦手気味だから、まぁ良いか。(^^;

マイナー、いにしえ系ハード・ポップ2

2006-08-13 17:27:21 | 音楽(メロディアス・ハード)
またマイナー、いにしえ系と思ったハード・ポップ(及びその周辺)を並べてみた。

・STRANGEWAYS「STRANGEWAYS」('86)



このバンドの 1st。
STRANGEWAYSは、JOURNEY化した 2nd「NATIVE SONS」('87)が最高に
気に入っているアルバム。あまりにも聴き過ぎて飽きてきたのか
最近では、1stを聴くことが多いような。かなり気に入ってきた。
メジャー路線化した 2ndに比べると、いにしえメロっぽい音。
まさか 1st~3rdが全て再発されるとは思わなかった。

・CRAAFT「CRAAFT」('86+'87)



TOKYOを前身とするバンドの再発盤。再発されるまではレアだったとか。
キーボードが派手目に鳴っているハード・ポップで個人的には美味しい音。
やはり、このヴォーカルを聴いていると JOHN LAWTONを思い出す。
TOKYOも再発希望!!

・GIUFFRIA「GIUFFRIA」('84)



このバンドの 1st。
前半の曲は凄く好きで、後半は個人的にはテンションが下がる。
(世間では名盤と言われているので好みの問題だと思うけど。)
全体の曲では、2nd「SILK AND STEEL」('84)の方が好きかな。
いにしえメロっぽい 1stの方がタイプとしては好みだけど
アルバム全体としては、多少洗練された音の 2ndの方が好き。

・BYSTANDER「NOT SO INNOCENT」('87)



LONG ISLAND CLASSIC盤。
垢抜けない ZINATRAのように感じた。ZINATRAを聴くのが先だと思うが
キラキラした音が好きで、垢抜けない音が大丈夫なら美味しい音が満載。
10曲目だけ、HIROSHIMAにソックリと思った。

・EMERGENCY「MARTIAL LAW」('89)



B!の「オランダHM/HR」特集でレヴューされたアルバム。
まだあまり聴き込んで無いのだが、曲が良さそうなので
たぶん気に入るだろうと先走り。(^^; B!には「HELLOISE辺りに
TREAT風の北欧味付け、ダッチ・メタルの隠れた逸品」と書いてあった。

OUTSIDE EDGE「MORE EDGE」も気に入ったので1回目の方に追加しておこう。

マイナー、いにしえ系ハード・ポップ

2006-06-17 22:10:04 | 音楽(メロディアス・ハード)
URGENT(USA)、STATETROOPER以外のいにしえ系ハード・ポップ。
この系統は個人的には、好み、ど真ん中の音。
基本的にマイナー/B級な物ばかりなので、その系統が苦手だったら駄目かも。

・VIRGINIA WOLF「VIRGINIA WOLF」('86)、「PUSH」('87)

  

HEARTLANDの CHRIS OUSEYがヴォーカル。
こっち系の音は最高に好みなので、個人的には HEARTLANDより好きな音。
B!の「いにしえのメロディック・ロック」にレヴューされた AIRRACEの
JASON BONHAM(ds)も所属。AIRRACEと同じ WOUNDED BIRDからの再発。
1st「VIRGINIA WOLF」が最高。2nd「PUSH」も 1stほどでは無いけど好き。
AIRRACEというより STATETROOPERに雰囲気が近いような。

・DALTON「THE RACE IS ON」('87)、「INJECTION」('89)

  

ハードポップの名盤と言われている2枚。
「INJECTION」はすぐに気に入って、「THE RACE IS ON」はいまいちの
印象だったが今では2枚ともとても気に入っている。
廃盤だと思っていたけど普通に AOR HEAVENなどに売っているんだなぁ。

・HIROSHIMA「HIROSHIMA」('89)



これは最高のハードポップだった。非常に気に入っている上記のバンドたちを
ゴボウ抜きにするくらいインパクトのあるアルバムだった。
Keyをド派手にバリバリにきかせていて、自分にとっては極上であった。
とりあえず、この系統では自分の中で最強盤っていうことで。(^^)

・OUTSIDE EDGE「RUNNING HOT」('86)、「MORE EDGE」('87)

  

「RUNNING HOT」は、このバンドの 1st。
GIUFFRIA「GIUFFRIA」から疾走感を無くしたように感じた。
改めて聴いてみたが、やはり良いなぁ。
思わず 2nd「MORE EDGE」('87)を注文してしまった。(^^;

(2006年8月13日)
2nd「MORE EDGE」も気に入ったので追加。1stより音質が良いかな。

・STRATUS「THROWING SHAPES」('84)



CRAAFTの1stが一番近い音かな。STATETROOPERとか。
少しマイナーっぽいハードポップ。
この辺りのハードポップは個人的に大好物。
元IRON MAIDENポップメタル3羽ガラスのLIONHEART、STRATUSは聴けたので
DiANNO「TWO SWIMMERS & A BAG OF JOCKIES」('84)も是非聴いてみたい。

・TOKIO「TRIANGLES」('89)



ハードポップでは無いかもしれないけど
マイナー系で似たような雰囲気なので挙げてみた。
キラキラした音がたくさん入っていて個人的には美味しい。
ちなみに日本のバンドでは無い。

「いにしえメロ」特集にレヴューされていた TOKYO「ST」も
こっち系のハードポップなのだろうか?再発してくれないかなぁ。
TOKIOと名前が似ているし(^^; 音も似てるのかなぁ・・などと思ってしまう。
レヴューでは、TOTOを引き合いにして AOR風と書いてあるのでチョット違うかな?