ウイング マレーシア・クアラルンプール校

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マレーシア航空の逆襲

2010年11月13日 | マレーシア
マレーシア航空は、格安航空最大手のAirAsiaやその他の格安航空との戦いに苦戦していることを認めた。

マレーシア航空は、傘下に格安航空のFireflyを持つが、現状はプロペラ機などの小型機をスバン空港から運行しておりAirAsiaとは勝負にならない。

クアラルンプール国際空港から国内線にジェット機を投入し来年1月から運航を開始する。格安航空専用ターミナルではなくメインターミナルを使用するためAirAsiaよりは便利であることは間違いない。

B737-800を投入することにより、競争力を高め今後5年間で30機を導入したい意向である。

わずか9年間で最大手の格安航空に成長したマレーシアのAir Asiaも、Southwest航空やRyanairのビジネスモデルを参考にしてきた。

Fireflyも同様に無料席や超格安運賃で勝負するようである。まずは来年1月15日から3月末までクアラルンプールと Kota Kinabalu、Kuching両区間の運賃をわずかRM9で販売している。

それにはAirAsia並みの運行コストの削減が鍵を握ることになる。しかし、Fireflyが拡大に走れば親会社マレーシア航空の現行路線の乗客を奪うことにもなり厳しい選択が迫られることになる。

今後は格安航空といえども預け入れ荷物料金の見直しや機内サービスの充実が求められることになるだろう。

我々消費者には健康な競争により低運賃やよりよいサービスが期待できることになる。






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