- 今日のグルメ 2 -

おいしい食べ物や、九州グルメツアーの様子を紹介します。

【海鮮丼定食】 港の駅 めいつ (日南)

2009-08-31 22:09:21 | 魚・海の幸
日南にある「港の駅めいつ」。
まだ新しく、できた当初は新聞にも掲載され、並ばないと食べられないということでも知名度が高かったのを覚えています。

お盆休みに、垂水に行く道中、日南経由で行きました。
もちろん、はじめてここに寄るのが目的でした。



お昼に到着したら、案の定混んでました。
並ぶこと一時間。
やっと店内に通されましたが、待っている間のあまりの暑さにへとへとです。

これが単品メニュー。豊富です。


定食メニュー。


なにしろ1時間も待っていたわけですから、すでに注文は決めていました。

海鮮丼定食!

内容は満足です!
しかも1000円でお釣りがくるという安さにも脱帽です。
マグロの内臓、ごんぐりの料理もついています。

妻はマグロ丼。


海鮮丼もマグロ丼も美味でした。

ここはマグロやカツオが有名で、秋になると伊勢海老料理が人気のようです。

ただ、1時間も待った割には、平凡なものをオーダーしてしまったなあとちょっと後悔。ウツボ料理とか、この地域ならではの一品料理のあったので、せっかくならそういうのを食べてみるのがお勧めかもしれませんね~。

【むかでのり】 日南

2009-08-30 13:36:06 | 魚・海の幸
宮崎は日南の海の幸「むかでのり」。



最初この名前を聴いたときは、むかで!?と耳を疑いました。
海藻だそうです。
むかでのり、は正式にはトゲキリンサイというそうで、レッドデータブックにも記載のある貴重な海藻・・・なのかな?よく知りません。

トゲキリンサイは乾燥するとムカデのように見えるのでそう呼ばれるんだとか。

日南ではこの海藻の味噌漬けを珍味として売っています。
私はそういう珍味系には目がないので、買ってきました。

パッケージの裏。


海藻の姿そのまんま、というわけではありません。
味噌で煮詰めた?のか、寒天・・・というかこんにゃくのような形状です。
下の写真は味噌を取り除いて撮影したもの。


ぷるんぷるんした感触もこんにゃくみたい。
とりあえずスライス。


お酒のおともにいただきました。
味はまさに味噌漬けです。

海藻なのでそれ自体にはあまり明確な味がないようです。
ミネラル豊富でヘルシー・・・!?

珍しく貴重な珍味でした!!

【鱧チーズバーガー】 青島パームビーチホテル

2009-08-26 22:16:08 | B級グルメ
季節限定の、鱧(ハモ)チーズバーガーに偶然出会いました!



宮崎県日南の飫肥に出かけて帰り、このホテルにお茶するために寄りました。
本当のお目当ては雪花氷(シェーホァピン)だったのですが、いろいろあって、一時断念し、ホテル2階のカフェバー「リップル」に入りました。

季節限定メニューの美味しそうなものを発見し、衝動的にオーダーしてしまったわけです。

これがなんと期待をはるかに上回る美味しい一品でした!!

ぱりっと焼かれたバンズをあけて写真を一枚。

こんがり香ばしく焼かれた鱧のすり身が最高です!
ハモというと、延岡の南隣りの門川が有名で、ここでとれるハモは「金ハモ」ブランドで京都に出荷されたりしていますが、地元でいただく食べ方としては、湯引きして梅合えにしたり、天麩羅にしたりが普通。
それを、すり身にしてあげてハンバーガーにするというアイデア・・・脱帽です。
チーズには梅の風味も加えてあるみたいで、これの相性がまた最高!

星3つどころか5つあげますヨ。このハモチーズバーガーには!

ちなみに、マンゴーパフェはこちら。


缶詰のフルーツを使っている点に、ちょっと安っぽさを感じてしまいます。
鹿児島の「白熊」みたいに、本物の生フルーツを使ってほしいなあ~。

【漁師料理 ひで丸】 (宮崎県宮崎市青島)

2009-08-22 21:44:24 | 魚・海の幸
またまたすばらしいお店を発見しました!

宮崎の青島にある、「ひで丸」という、漁船の名前がそのままついた海鮮料理屋さん。


漁師料理、という時点で、めちゃめちゃわくわくしてしまいます。

今日は、延岡から日南の飫肥に向かおうとしており、その道中、お昼を食べるために寄りました。
ちょうど青島駅の前くらいにあります。


さて、私はこの手の店では必ず海鮮丼をオーダーします。
新鮮な海の幸が各種乗っている海鮮丼は、華やかで、食べて楽しいどんぶりですもんねぇ。

今まで、枕崎、垂水、門川、日南、青島・・・と行く先々で海鮮丼を食べているのですが、ここ「ひで丸」の海鮮丼はかなり気に入りました!!


写真のように、海鮮丼のほかに、貝汁、漬物などつく定食です。
あら汁がつくところが多いので、ちょっとあら汁に飽きてきてしまった感があり、貝汁がつくのはなんともありがたいことでした。

海鮮丼をアップで見るとこんな感じ。

9種類!?の魚がどっさり乗っていて、漁師(漁船)直営の店だけに、鮮度はさすがです。刺身の角が立っていて、新鮮さがうかがえます。
地元産じゃないだろうけど、いくらなども乗っていて美味かった~!!

妻は、カツオ丼定食。

カツオはづけになっていて、これまた鮮度いいのがよくわかります。カツオは鮮度命ですから。

イワシの煮付けも美味でした~。

この店はランチタイムの営業のほか、夜は居酒屋みたいに営業しているので、青島に一泊して、ここで新鮮な海の幸と焼酎で一杯やるのも最高でしょうねー。

【ロースかつ定食ランチ】 さんまるこ亭(宮崎県小林市)

2009-08-09 22:02:00 | 
またまたすばらしいお店に出会いました!


●さんまるこ亭
宮崎県小林市大字堤2768-10

こだわりのとんかつ屋さんです。

はざま牧場の『きなこ豚』を使った豚カツ専門店。
農林水産大臣賞を受賞している豚です!

きなこ豚は、配合飼料として厳選されたトウモロコシ・大豆粕・魚粉・きな粉を餌に使用し、まろやかな甘みが特徴の肉質を生み出すそうです。
使用する油や水にもこだわった、いいお店です。

注文したのは、ランチメニューにあった、ロースかつ定食。

なんと1000円でおつりがくるから驚き!
ご飯、キャベツ、味噌汁はおかわり自由!

とんかつソースは自家製。
フルーツや野菜の風味豊かなソースで、かなりお気に入りになりました。
すり鉢で、自分で白ゴマをすって、そこにこのソースを入れる仕組み。

とんかつは、何も食べずにそのまま一口食べてみることをお勧めします。それだけでも十分に美味いのです!
肉質のうまさを実感できました。
こんなに美味しいとソースをどばっとつけるのがもったいないくらいです。
ちょこっとつければ十分かも。
でもソースも美味いので、たくさんつけたくなるし・・・。迷うところですね。

豆腐も自家製で、美味でした。

さらに漬物のサービスが!


キュウリは甘め。大根坪漬けは宮崎定番です。そして高菜漬け・・・これが私の好みにどんぴしゃ!まるで長野の野沢菜みたいな塩味の漬物で、とてつもなく美味かったです。
当然、全部食べてしまいました~!!
買って帰りたかったなー。売ってないのでしょうか?

また、つまようじのこだわりにも脱帽です。
きれいな衣装をまとっています!


これはレジで売っていました。
この店はバリアフリーの構造になっており、料理も雰囲気も造りもすべてこだわりが見えて、すばらしいとんかつ屋さんだと思いました。

小林市という土地柄、地元の人にしか知られていないのはもったいない話・・・と思いきや、他県から訪れる人もいるんだとか。

【ロールケーキ】 B-speak (大分県湯布院)

2009-08-03 21:52:24 | スイーツ・デザート
古き良きスタイルと、現代的なエッセンスとがうまく調和した湯布院。

広い年齢に親しまれている観光地です。

有名旅館「山荘 無量塔」が経営しているお店にもいろいろありますが、スイーツのお店が、この「B-speak」(ビー・スピーク)。



実は大分自動車道の別府湾SAにも出店していますが、本家本元は湯布院の中心街にあります。

この店はなんといってもロールケーキが有名で、行列ができたり、売り切れたりと、伝説的な人気を誇っています。

今回、お店に買いに行ってみると、けっこう海外からの観光客が来ていたようで、おそらくガイドブックにも載っているのかも・・・!?



風情を感じるボックスに入っていて、1本1200円!

中をあけるとこんな感じです。


おいしそうでしょう!

すごく美味しいです!!!

なんといっても、このふわふわ感。一口食べてにんまり。二口食べてにたり。3口食べるともうなくなってしまいそうな、軽いふんわり感が特徴で、甘さもちょうどよくて、「お菓子」じゃなくて「ケーキ」です!と主張する上品な味わいが癖になりそう。

1本を一人で一度に食べてしまいそうになるほど美味いです。

ちなみに我が家では、2人で2回で食べきってしまいます。


別府湾SAでも食べることができます。なんて贅沢なSAでしょう!!
是非お勧めです。

【草庵秋桜】 ランチ (大分県/湯布院)

2009-08-01 12:48:55 | 和食/懐石
湯布院にある草庵秋桜は、昭和62年に設立された、その名前からイメージするように、やさしく自然で素朴な温泉宿。
すべての部屋は離れになっていて、のんびりとしたひとときを過ごせそうな、和の雰囲気を持っているようです。

この宿にある茶寮かすみ草で、ランチをいただいてきました。

予約しないで行ったのですが、OKでした。
掘りごたつのある個室に通されると、窓の外にやさしい緑の木々が見える、おちついた雰囲気にリラックス。

まず最初に、先付け。



湯布院野菜の白和え。
敷いてあるのは、シイタケ(どんこの干シイタケらしいです)の煮つけ。この味付けがすばらしく、しかも肉厚で、とってもやわらか。
大分はシイタケが有名ですが、そのシイタケをこんなに美味しくいただいたのは、シイタケ天国の宮崎を含めても、はじめてのことかもしれません。
実に旨いシイタケでした。

さらに、ヤングコーンの天麩羅。小さな料理ですが、造りは手抜きなし!
見事な美味しさ、食感です。

そしてみょうが寿司。初めて口にする一品かな。
みょうがのさわやかさと酢飯の相性は、素朴でありながら、美味しい!


こちらは、椀物(左)と造りサラダ仕立て。

右の方は、鯛のカルパッチョです。こちらにもみょうがが使われており、からし風味がかすかに効いたドレッシングは和風の妙。美味いです。
ビールなど飲んでも合いそうですが、今日は車。
ノンアルコールビールをいただきました。

優雅なひと時です。

左の椀物は、古代米のまんじゅう。


味つけは非常に繊細でやさしいのを実感します。
お米そのものの味と風味をかき消すことのない味つけです。


いよいよご飯とともに、おかず箱、漬物、味噌汁。
お米は自家米だそうです。
おかず箱には、先ほどとは違う味付けのシイタケ、だしまき、鶏肉、牛肉などたくさん入っています。
少しずついろいろな料理をいただけるのが嬉しいです。
どの料理も丁寧に造られてるのがわかりますし、素材も鮮度のいいものを使っていて、一口一口が、最初から最後まで飽きることのない、“美味しい”の連続なのです。

ご飯を食べ終わると、デザートとエスプレッソなのですが、場所を変えていただくことになります。

このサービスもまた、粋ですね。


豆乳プリンに自家製ブルーベリー蜜がかかっているデザートもまた、上品で美味。いい塩梅の甘さです。
そしてエスプレッソは濃くて薫り高い一品でした。


湯布院は、自然とまちの調和が美しい観光地。
その湯布院ならではの良さを感じさせてくれる、優雅なランチでした。