高鍋にある「るりや」は、天然牡蠣を食べられるおいしいレストランとして有名です。実は今まで行ったことがなく、今回はじめてディナーを食べに出かけてきました。
場所は、高鍋駅から、海岸沿いの松林（砂防林）の中を歩いていくと、松林の中にあるとのことで、今回は車で行きました。
時間が夜で真っ暗だったので、うっそうとした松林の中の狭い道を行くのはちょっとスリリング。カーナビのガイドはまちがっていて、現地の看板を頼りに行くとたどりつけました。
近くに他のレストランもあり、隠れ家的な和食洋食のレストランといった感じです。
ドアを入ると、店内のインテリアに感激します！
アンティークの家具や調度品がずらり！すごい！！
テーブルに座り、まずは「生牡蠣 \2100」を注文。
ここ、蚊口浜でとれる天然の牡蠣です。
このあたりの松林を連想させる盛り付け。松の葉のあしらいが情緒あります。
氷の上に盛りつけるのは、フランスの冬の名物料理、「海の幸のプラトー」とおんなじで、実においしそうです！
大きさは、有明の養殖牡蠣などと比べると小ぶりで、その点もフランスの牡蠣を主起こさせてくれます。小ぶりですが、味の濃さは見事なもの。それが天然牡蠣の魅力なのでしょう。
塩味は海水由来でしょうか、ちょうどいい塩梅。柑橘（レモンではなく、地元のものか）をしぼっていただけばいっそう美味です。
一方、焼き牡蠣は、この生牡蠣を七輪で焼きます。
火が通りすぎるとかたくなってしまうので、ちょっと火が通ったくらい（ぐらぐらする程度）でいただくのが美味ですね。
たまりません！
「迫力満点！るりやのシーザーサラダ \945」も、この店オリジナルの名物。その料理名からして、これを食べてくれ！と言わんばかりです。
他店では味わえないドレッシングと、大きなクルトン（というか、パンですなこれは）。野菜の鮮度も、ばつぐんで、妥協しないお店なんだなあということがサラダからもうかがえます。非常にうまいです。
お次は、やっぱりこれ食べなきゃ冬は始まらない！という「牡蠣フライ \1260」。
牡蠣フライそのものも、とってもおいしいのですが、加えてこの自家製タルタルソースに驚かされます。いやーなにか隠し味入ってますな。美味い！見事です。
まだまだ食べます。
「ウニたっぷりのパスタ \1575」。
海苔の下にはどっさりとウニが使われています。
ウニの甘さが海苔の風味をまとってパスタにからみつきます。ぱらだいす！
今回は2人で分けて食べましたが、一皿一人で食べられますな、余裕で。
ワインなんか飲みながらでもいいでしょう。
ちなみに今回は車で行ったので、お酒類は一切飲みませんでした。
飲んだのは、ジンジャーエール。WILKINSONと書かれています。
これがまた、実に美味いじゃないですか！びっくりです。
甘さ控えめでジンジャーの辛味がいい塩梅にきいた大人のジンジャー・エールです。これなら食中ドリンクとしてもいけます。
うーむ、この店のこだわりは、ただものじゃなさそうですぞ。。。
最後に、「手造り 牡蠣の燻製の焼きおにぎり \900」を。
これは注文してから時間がかかりました。燻製すらも注文後に作っているのでしょうか。
900円で2個。写真はそのうちの1個分です。
燻製後の牡蠣がかなり大きかったので、大きな身のものを選んで使っているに違いありません。で、桜のチップでいぶされたスモーキーな風味は、牡蠣本来の複雑で奥が深いあじわいと相まって、極上の珍味となっていました。これをご飯にのせて焼きおにぎりにするアイデア。味付けも単なる醤油じゃなく、ちょっとオイリーな何か（牡蠣エキス？）が入っていて、すばらしい完成度の高さです。シソの実なども良く合いました。
最初から最後まで、うまい美味い旨いの連続でした。
るりや、また行きます。
今度は電車で行って、ワインやビールも飲みながら食べようと思います。
るりやWEB；
http://www.ruriya.jp/
あんかけ焼きそばで有名な「」（みんみん）。
も広くなり、店舗も広くなって、並ばずに食べられるようになりました。
そこに、おいしい焼きイモを売る店があります。
ここで売られている焼きイモは、安納芋という種子島のさつまいもで、甘い蜜が詰まった極上の焼きイモになります。
黒酢が使われているとのこと。果物の甘さと酸に、黒酢の複雑なうま味がちょうどいいバランスで加味されて、おどろくべきおいしさを作り出しています。
その中で、試飲販売していた、八女茶のお茶園「星正園」。
日本一辛い「黄金一味」味のカラムーチョです。
