烏賊が美味いまちと言えば、呼子です!
延岡から車で5時間ほどかかるのですが、忘れた頃にどうしても食べたくなるのが、呼子の烏賊活き造りなのです。
このゴールデンウィークに、呼子に行くことに決めました。
5月2日、朝4時起きで、庭と鉢植えの植物たちに入念に留守の準備(水切れにならないよう)をして、5時半に出発。呼子到着は11時近くでした。
今回食べに行ったのは、いつもの河太郎ではなく、最近TVでも登場する「ふく萬坊」。
河太郎と同じ通り沿いにあります。
店構えも、店内の造りも、高級感があってきれいで、接待にも使えそうな、洗練された感があります。
宿泊施設を兼ねていることもあってか、従業員も、教育が行きとどいている感じがします。雰囲気は料亭みたいで、庶民的な雰囲気で店内に烏賊が泳いでいる河太郎とは、ある意味対極的です。
注文したのはもちろん「烏賊の活き造り定食」。ここでは「呼子いかの活き造りコース」という名称。
まずは、小鉢。
こんぶの細切りと、フグの皮?でしょうか、にこごりみたいに、ゼラチンっぽいうま味つまったぷるぷるしたものがついています。
なんだかわからないし説明もありませんでしたが、うまいです。
お酒がほしくなってしまいます。
お隣の客はビールを飲んでいました・・・。(いいなあ)
ちなみに、ふく萬坊は、懐中レストランで有名な「萬坊」の姉妹店です。
次は烏賊シュウマイ。
この器・・・いいですね~、情緒あります。
ふたをあけると・・・
これも呼子では定番!
ふわふわした食感で、からしとポン酢が合います。(これも酒が合いそうです!)
そして、待ちに待った烏賊の活き造りのお目見えです!!
北海道でも烏賊の活き造りを食べましたが、私的には呼子に軍配があがります。
切り方とか全然違うのです。種類も違うのかもしれませんが。
呼子でも季節ごとに、旬の烏賊が使われるようで、今回の烏賊が何なのか、説明があってもいいかなーと思いました。
こりこりした食感、甘みのある深い味わい、醤油との相性・・・実に美味いです。
河太郎とどうしても比較してしまうのですが・・・河太郎では、烏賊の胴体から足にかけて、きらきらする血液???が流れているのがわかるくらい新鮮でしたが、今回の烏賊はそれがありませんでした。
まあ、これだけで鮮度を語るわけにはいかないのでしょうけど。。。(
味のほうは欠損なく美味でした。
そして胴体をゲソの部分は天ぷらにしてもらえます。
天ぷらか塩焼きか選べるはずでしたが、聞かれずに天ぷらになりました。。。
衣のサクサク感が、あぶらっこさを感じさせず美味いです。
そして、ご飯、お吸い物、お漬物。
お吸い物には、黒っぽい蕎麦のようなものが入っています。
海藻入りなのかな!?
こういうあたりも、説明してくれたらなおよかったなあと思います。
だしの味はやさしく繊細で美味。
ご飯も、やわらかめでしたが、佐賀の御飯はどこでもおいしいと思います。
最後にデザート。
抹茶のプリン?(これはちゃんと説明がありましたが、プリンだったかどうか忘れてしまいました。)
フグのゼラチンを使っているとのこと。
すばらしい!!
かすかにフグの香りも感じ、大変においしいデザートでした。
お店の環境、きれいさ、料理のひと工夫など、すばらしいお店だと思いました。
ここに泊まることもできるそうで、いつか、ここに泊まって呼子の烏賊三昧な2日間を過ごしてみたいなーと思っています。
では最後に、呼子の風景を。
烏賊の一夜干しの光景。
呼子の朝市で売られている一夜干しを以前買って食べましたが、絶品でした!!