帰り道、もう一度松代屋さんを反対方向から撮影。
夕暮れが迫って表の行灯に灯が点きました。
雪の中、ほんのりとした灯りが
一日の疲れを癒すように
旅人を迎えてくれます。
駆け足の日帰り旅でしたが
いつかゆっくり昔ながらの旅籠に
泊まってみたいと思いました。 . . . 本文を読む
妻籠の「枡形」にある松代屋さんという宿屋です。
馬籠では水車のある建物があったコーナー。
この先で右に折れていて、妻籠のポスターにも
使われているところですが、この先の建物が
工事中だったのでやむなく右側はカットしてあります。
つららが下がって冬らしい趣です。
こんな所に泊まってみたいです。 . . . 本文を読む
連休に気軽にどこかでかけようと、
車を飛ばして
木曽路へ日帰りで出かけてきました。
飛騨も木曽も山懐に入っていくと
自然に抱き込まれたような
日常とは違った気持ちになれます。
木曽路は中山道のうち塩尻~中津川の間
東海道の明るさとは違って
自然に向き合う厳しさを感じます。
写真は、木曽路への南からの入り口にたつ碑。
反対側の北からの入り口にも、これより
木曽路という碑が建っています。
晴れ . . . 本文を読む
古い街道の写真の続きです
三河・知立八つ橋。カキツバタで有名な
無量寿寺があります。
在原業平ゆかりの地。
「から衣 きつつなれにし つましあれば
はるばるきぬる たびをしぞ思ふ」
と詠った所であり
業平の墓所もあります。
残念ながらカキツバタは
花の季節ではないので
今回は載せられません。
代わりに鎌倉へ続く鎌倉街道の
根上松の画像。
京の都から東国鎌倉へ向かう
東海道の迂回路だっ . . . 本文を読む
旧・東海道御油の宿、
松並木東端の近くの
十王堂から見た写真です。
十王とは冥界に行った際、
罪を裁く十人の王が存在し
順次十人に審判を受けて行くと
考えられていました。
十人とは、「泰広王」「初江」「宋帝王」
「五官王」「閻魔王」「変成王」「泰山王」
「平等王」「都市王」「五道転輪王」です。
閻魔大王はこのうちの一人というわけです。
十王堂は日本各地にありますが
ここの十王は、
東海道を行 . . . 本文を読む
3日前の旧・東海道の続き、
撮影は10月です。
三河の赤坂の宿、先回の御油の松林から
岡崎方向に来たところにある宿場です。
御油・赤坂間は東海道53次のうちで
最も隣の宿場との距離が短い所
だったそうで(一キロちょっとです)
お互いの宿場での客引き競争が
激しかったそうです。
広重の53次の浮世絵でも
御油は「旅人留女」、
赤坂は「旅舎招婦」の図であり
いかにサービス合戦をしていたかが
偲ばれ . . . 本文を読む
昔ながらの松並木、杉並木が残っている
古い街道は、日光や箱根が有名ですが
身近なところにも残っています。
写真は愛知県三河地方、豊川市御油
音羽町赤坂にかけて残る旧東海道の
御油の松並木です。
県道となっており舗装されて
車の交通量が多いのが残念。
ここは江戸日本橋から数えて
36番目の御油宿と37番目の赤坂宿の間。
十返舎一九の東海道中膝栗毛で
弥次さん喜多さんが狐に騙された逸話の
残る場 . . . 本文を読む