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WindArt Blog

楽譜・CD情報

ブリッツ・ブラス第4回定期演奏会

2008年04月28日 | 演奏会レポート
25日、神奈川県のグリーンホール相模大野においてブリッツ・ブラス第4回定期演奏会が行われました。ブリッツ・ブラスは指揮、松元宏康氏率いるプロのバンドです。演奏会はさすがプロ!という演奏で、松元氏の熱い指揮によってその音楽はさらに引きだされます。

課題曲もプログラムに入っていたので会場には学生さんの姿もとても多かったです。そんな中、セントアンソニーヴァリエーション、アルメニアンダンスパート1、フェスティバルヴァリエーションズという名曲も聴くことができました。

そして注目は委嘱作品、八木澤教司作曲「アルルカンの謝肉祭」―ジョアン・ミロに寄せて の初演です。八木澤氏の絵画シリーズとなるこの作品はこれまでの作品とは一風違った色をみせる曲で、演奏も素晴らしいことはもちろん、とても魅力的な作品でした。

とにかく演奏は熱く、繊細、そして豊かなサウンドのブリッツ・ブラス。今回はCDのライヴ収録も兼ねていますので、CD発売の際はぜひお聴きください!
今後も楽しみなブリッツ・ブラスでした!


※写真は打ち上げの様子。中央が指揮の松元氏、左上、赤いシャツを着ているのが八木澤氏です。



~プログラム~

■ブリッツ・ブラス第4回定期演奏会■

指揮:松元宏康
曲目:セントアンソニーヴァリエーション/ヒル
   2008吹奏楽コンクール課題曲I~V
   アルメニアンダンスパート1/リード
   フェスティバルヴァリエーションズ/スミス
   「アルルカンの謝肉祭」―ジョアン・ミロに寄せて/八木澤教司
   パガニーニの主題による幻想変奏曲/バーンズ

陸上自衛隊第6音楽隊と作曲家による演奏会in東根市

2008年04月08日 | 演奏会レポート
春の穏やか陽気の中、先週の土日までは近隣でも桜が見事でありました。そろそろ散り始めておりますが今日は関東地方、夜中から台風かと思う程のものすごい暴風雨でした。夕方ようやくおさまってきましたがこの風雨で桜はもうだめでしょう・・・と思いきや近くに見える桜はまだなんとかねばって花をつけております^^

さて3月15日はさくらんぼの名産地である山形県東根市において「陸上自衛隊第6音楽隊と作曲家による演奏会in東根市」が開催されました。演奏会は講師に作曲家の神長一康氏と戸田顕先生を迎え、課題曲講習会と新譜作品紹介の演奏が行われました。

大ホールの客席は満席となり課題曲のスコアを手にした学生の皆さんもたくさん来られました。短い時間の中でしたが、戸田先生の課題曲演奏アドバイスは的確な、また楽曲を様々な視点から見た解説でとても勉強になるものでした。学生の皆さんもメモをとるのに一生懸命でした!

演奏会後半は新譜紹介、戸田先生の「慰霊碑の彼方に」(ウインドアート出版委嘱作品)が作曲家ご自身の指揮により初演されました。美しいコラールと深い楽想を持った作品、さらに音楽隊のパワフルで且つ繊細な素晴らしい演奏により会場は大きな拍手に包まれました。

自衛隊音楽隊演奏による課題曲講習会&新譜紹介は学生のみなさん、そして一般のお客さんにも楽しんで頂けた素晴らしい演奏会となりました。ぜひまた来年も開催してほしいというお客さんの声も印象的でした。ご協力頂きました音楽隊の皆様、関係者の方々、本当にありがとうございました。

※写真はさすがさくらんぼの産地、駅前にあったオブジェであります^^




~プログラム~

演奏:陸上自衛隊第6音楽隊 
指揮:水木勝行 隊長

2008年 吹奏楽コンクール課題曲 I~IV ワンポイントレッスン
講師:戸田顕 神長一康 (敬称略)

喜びの朝に/神長一康 (指揮:神長一康)

慰霊碑の彼方に/戸田顕(指揮:戸田顕)

FU-GA-KU II/福田洋介

天童風犬伝 ~民話"べんべこ太郎"に寄せて/八木澤教司




BMSウインドアンサンブル第16回定期演奏会

2007年12月23日 | 演奏会レポート
12月15日、徳島県鳴門市でBMSウインドアンサンブル第16回定期演奏会が行われました。
演奏会は八木澤教司さんを客演指揮に迎えての八木澤作品3作品を含むプログラム。バンドは昨年四国代表で全日本吹奏楽コンクールに出場。やはり実力のあるバンドだけに熱のこもった演奏を聴く事ができました。特に「太陽への讃歌 ― 大地の鼓動」は深く感動的な演奏で、演奏後会場にはブラボーの声も上がっていました。地元の方々の感心も高く会場は満席、大きな拍手がバンドに送られました。出展した弊社ブースにもたくさんの吹奏楽ファンの方々にお立ち寄り頂きましてありがとうございました。
これからも素晴らしい演奏を期待しております。益々のご発展をお祈り申し上げます。


会場:鳴門市文化会館大ホール
~プログラム~
第一部:八木澤教司作品
1. ファンファーレ「若雉子は大空高く舞いて」 
2. 「太陽への讃歌 ― 大地の鼓動」
3. 「ザ・リング・オブ・ブロッガー」―太古の聖なる祭壇

第2部
1. Black Magic Woman
2. ど演歌えきすぷれす
3. Tears of Moon
4. 「パイレーツ・オブ・カリビアン~呪われた海賊たち」メドレー
5. 美女と野獣
6. パシフィック・ドリームズ 


東北福祉大学吹奏楽部第30回定期演奏会

2007年12月18日 | 演奏会レポート
12月10日宮城県民会館にて東北福祉大学吹奏楽部第30回定期演奏会が行われました。演奏会は学生の皆さんによる若々しく、熱い演奏を聴かせてくれました。

プログラムでは委嘱作品の八木澤教司作曲「散歩、日傘をさす女性」ークロード・モネに寄せて が演奏されました。今年秋、東北福祉大学吹奏楽部はこの作品でコンクール出場、見事全国大会へ出場しました。コンクールでも素晴らしい演奏を聴かせて頂きましたが、今回の定期演奏会でも難曲でありながらも聴衆の心を打つ印象深い演奏でした。指揮は仙台フィルハーモニー管弦楽団のトロンボーン奏者でもある松崎泰賢氏。叙情的な楽想はオーケストラのような柔らかなサウンドをつくり上げ、今回の八木澤作品の良さを引き出した素晴らしい演奏でありました。今後も楽しみな東北福祉大学吹奏楽部、熱い演奏を期待しております!
さて、会場では弊社ブースも出展させて頂き、多くのお客様にお立ち寄り頂きました。ありがとうございました!
貴団の益々のご発展をお祈り申し上げます。


~プログラム~
・歌劇”雪娘”より「軽業師の踊り」   
・クラリネットコンチェルト        
・組曲「道化師」よりI、II、III、IV、V
・スラブ行進曲 作品31          

八木澤教司作品
・ファンファーレ「ミュージック・シティ」
・吹奏楽のための詩曲「はてしなき大空への賛歌」
・「散歩、日傘をさす女性」ークロード・モネに寄せて(委嘱作品)

アンサンブル・ファンファール結成10周年記念 第10回定期演奏会

2007年12月04日 | 演奏会レポート
12月2日(日)長野県飯田市において、ブラスアンサンブルの「アンサンブル・ファンファール第10回定期演奏会」が行われました。結成10周年記念演奏会ということもあり、ゲストに東京都交響楽団首席トランペット奏者の高橋敦氏、指揮者の加養浩幸氏、作曲家の福島弘和氏、八木澤教司氏を迎え盛大に行われました。

トランペット奏者高橋敦氏の素晴らしい演奏、福島弘和氏の記念委嘱作品、八木澤教司氏の新作と、プログラムもとても豪華。そして第3部に演奏されたのは加養浩幸氏指揮による「ローマの祭り」。ブラスアンサンブルでの「ローマの祭り」は、はっきり言ってすごいです!繊細さと迫力ある演奏で会場は大きな拍手に包まれました。

来年にはCDリリースも予定されてるアンサンブル・ファンファール。この「ローマの祭」も収録されるということでCDも今から楽しみです!今後も益々のご発展をお祈り申し上げます。

コスモス・ウインド・アンサンブル公演

2006年09月27日 | 演奏会レポート
9月24日・26日 コスモス・ウインド・アンサンブルの公演が行われました。コスモスウインドアンサンブルは2006年、東京近郊の吹奏楽を愛好する音楽家たちによって結成されたプロフェッショナルのウインドアンサンブルで、 今年6月にCD八木澤教司 作品集CD 「死者の支配する国」― 崇高なる光に包まれてーをリリースしました。今回の公演はデビュー&CD発売記念演奏会になります。

客演指揮に八木澤教司氏を迎え、海外作品3曲、八木澤作品5曲、プログラム全曲を八木澤氏の指揮により演奏されました。奏者もプロフェッショナルですので質の高い素晴らしい演奏が聴けました。八木澤氏の熱い指揮は言うまでもなく、D.Rギリングハムの「主よ、私を導きたまえ」はとても温かな音楽で、ユーフォ、フルートのソロが美しい演奏でとても印象的でした!難曲、P.スパークの「ドラゴンの年」も聴きごたえのある素晴らしい演奏でした。

第2部は八木澤教司の世界と題し、まずはファンファーレ「ミュージック・シティ」が華々しく演奏されました。遺跡シリーズ第5作目になる「ペトラ」~砂漠に眠る薔薇色の彫刻 は冒頭から、神秘的な響きが会場を包み込み、「シンフォニア」はまさに八木澤コラール!という音楽を聴く事ができました。最後は「死者の支配する国」~崇高なる光に包まれて が演奏されこの作品にある作曲家の深い思いが八木澤氏の熱い指揮により表現されました。公演終了後は八木澤氏のサイン会があり長い行列ができてました。やはりすごい人気ですね。

両公演、たくさんの方に起こし頂きましてありがとうございました。(しかも埼玉公演では大雨にもかかわらずありがとうございました。)今後コスモス・ウインド・アンサンブルは教育機関での演奏活動、CDのリリースや演奏会、また、バンドクリニック等も予定しているという事ですのでどうぞご期待下さい!!


~ 演奏会プログラム~
(各公演共通)

客演指揮:八木澤 教司
演奏: コスモス・ウインド・アンサンブル 

〈第1部〉
パンチネルロ/A.リード

主よ、私を導きたまえ/D.R.ギリングハム

ドラゴンの年/P.スパーク  

〈第2部〉
~八木澤 教司の世界~

ファンファーレ「ミュージック・シティ」

「ペトラ」~砂漠に眠る薔薇色の彫刻

シンフォニア

「ペルセウス」~大空を翔る英雄の戦い

「死者の支配する国」~崇高なる光に包まれて




 


コスモス・ウインド・アンサンブル デビュー&CD発売記念演奏会

2006年09月08日 | 演奏会レポート
2006年6月に八木澤教司 作品集CD 「死者の支配する国」― 崇高なる光に包まれて をリリースしたプロフェッショナルのウインド・アンサンブル。待望のデビューコンサートです!!客演指揮に八木澤教司氏を迎え、プログラム全作品八木澤氏がタクトを振ります!ぜひご来場下さい!!
    

~日時~

【神奈川公演】
2006年9月24日(日) 
鎌倉芸術館 大ホール 
13:00開場/14:00開演  


【埼玉公演】
2006年9月26日(火) 
彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール 
18:00開場/19:00開演  


客演指揮:八木澤 教司 
演奏: コスモス・ウインド・アンサンブル 


【全席自由 】
入場料
一般3500円 (前売り3000円) 
高校生以下2500円 (前売り2000円)


主催:コスモスミュージック 
後援:プラーム横浜
協賛:ウインドアート出版


【前売りチケット取り扱い】
ウインドアート出版で前売りチケットをお求め出来ます。
チケットは当日受付で代金と引換になります。
郵送でのチケットのお渡しはありません。
チケットお申し込み詳細はこちら。



~ 演奏会プログラム~
(各公演共通)

客演指揮:八木澤 教司
演奏: コスモス・ウインド・アンサンブル 

〈第1部〉
パンチネルロ/A.リード

主よ、私を導きたまえ/D.R.ギリングハム

ドラゴンの年/P.スパーク  

〈第2部〉
~八木澤 教司の世界~

ファンファーレ「ミュージック・シティ」

「ペトラ」~砂漠に眠る薔薇色の彫刻

シンフォニア

「ペルセウス」~大空を翔る英雄の戦い

「死者の支配する国」~崇高なる光に包まれて


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【コスモスウインドアンサンブル・プロフィール】
コスモスウインドアンサンブルは2006年、東京近郊の吹奏楽を愛好する音楽家たちによって結成されたプロフェッショナルのウインドアンサンブルです。
50人前後の編成の「ウインド・オーケストラ」ではなく、プロの吹奏楽集団としては珍しい35人前後の「ウインドアンサンブル」形態をとり、「小編成バンドの可能性の追求」を目標に掲げています。
また、演奏活動の他、吹奏楽指導にも力を入れているメンバーが多いのも特徴です。
レパートリーは、吹奏楽コンクール小編成部門向けの曲を始め、小編成用コンサートピース、若手邦人作曲家の作品、アレンジ作品からポップスまで、多岐に渡ります、
2006年6月にCD八木澤教司 作品集CD 「死者の支配する国」― 崇高なる光に包まれてーをプラーム横浜よりリリース(「着うた」でも配信中)、そして今回が待望のデビューコンサートとなります。
今後の活動としては、年1回のCDリリースと演奏会、音楽鑑賞教室など教育機関での演奏活動、バンドクリニック等を予定してします。




ストラウス・ブラス・オルケスタ 第3回定期演奏会

2006年06月25日 | 演奏会レポート
(※写真)リハーサル風景


ストラウスとは「花束」という意味があり、花束を捧げるよう音楽も多くの方々に暖かくお届けしたいという思いから結成されたプロバンド。第3回を迎えた「ストラウス・ブラス・オルケスタ」の定期演奏会が6月23日川崎市多摩市民会館(神奈川)にて行われました。

第3回となる今回は客演指揮に八木澤教司氏、そして日本管打楽器コンクールサクソフォン部門史上最年少で第1位を受賞した田村真寛氏をお迎えしての演奏会。プログラムは第1部は海外作品、第2部は邦人作品が演奏され、豊富な内容のプログラムとなりました。

常任指揮の志村健一氏によりA・リード遺作、ファンファーレ&プロセッショナルで華々しく幕をあけ、続いて、J・シュワントナーの「リコイル」~吹奏楽の為のが演奏されました。シュワントナーの色を見事に表現した演奏はさすがプロバンドと感じさせられる演奏でした。

一部最後はR・ブートリーのサクソフォンと吹奏楽の為の「デヴィルティメント」。
独奏は田村真寛氏。暖かく豊かな音は大変魅力的です。まだ十代という若さからも放出される音楽は見事でした。

第2部は客演指揮に八木澤教司氏を招き、邦人作品の演奏。
坂井貴祐 吹奏楽の為の「越中幻想」は叙情的な美しい旋律にはじまり、変拍子のリズムにのりエネルギッシュに曲は盛り上がっていきます。随所に歌われるソロの旋律は大変美しく情景を思い浮かばせてくれます。

清水大輔「N.Y.2001/09/11」は現代的な楽想で始まり、後半は温かなコラールに包まれます。現代的な部分はプロならではの演奏で、さらに八木澤氏の指揮により後半のコラールでは作曲家の意図するものを見事に表現した演奏で終曲へ向けドラマティックに演奏されました。

プログラム最後は八木澤教司「ナスカ」-地上に描かれた遥かなる銀河。
力強い音楽、そして壮大に歌われるコラール、自作自演ということで指揮にもさらに熱が入り感動的な演奏。冒頭のフォルテも力強さがある中、美しいフォルテのサウンドに包まれさすがという感じでした。

今回はゲストに客演指揮、ソリストを迎え、そして作曲家も会場に来られ大変華やかな演奏会となり、多くのお客様にもお越し頂きました。
花束を捧げるように音楽も・・・という素敵な思いからつくられた「ストラウス・ブラス・オルケスタ」。今後さらなる活動が楽しみです。


今後のストラウス・ブラス・オルケスタ演奏会はこちら

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ストラウス・ブラス・オルケスタ第3回定期演奏会
プログラム

第1部 
~新しい風を呼んで~
指揮:志村 健一

●ファンファーレ&プロセッショナル(A・リード遺作作品)

●リコイル~吹奏楽の為の(J・シュワントナー)

●サクソフォンと吹奏楽の為の「デヴィルティメント」(R・ブートリー)



第2部 
~ 若手邦人作曲家をお迎えして~
指揮:八木澤 教司

●祝典ファンファーレ「セレブレイト」(神長一康)<改定初演>

●吹奏楽の為の「越中幻想」(坂井貴祐)<改定初演>

●吹奏楽の為の「友への4つの手紙」より(福島弘和)

●「N.Y.2001/09/11」(清水大輔)

●「ナスカ」-地上に描かれた遥かなる銀河(八木澤教司)


 

邦人吹奏楽作品の演奏会 第ニ回「風雅」

2006年04月09日 | 演奏会レポート
先月18日、京都の八幡市文化センターにて第ニ回「風雅」の演奏会が盛大に行われました。
「風雅」では、指導者、演奏者の地域を超えた交流、作曲家、指導者に直接触れての作品の理解、小・中編成かつ幅広く演奏可能なグレードの作品を探ること、以上を主旨としております。
参加演奏団体は高校バンドから大学バンド、一般バンドまでとても多彩です。

京都西山高等学校吹奏楽部は30人程の小編成バンドで
渡部哲哉 行進曲「風の音に乗って」
福島 弘和 山寺へ ~奥の細道の奥~
神長 一康 勇者オリオンの三つの星
を演奏されました。とても豊かなサウンドで顧問の鶴田栄司先生の緻密な音楽づくりがとても良く感じられる演奏でした。

大阪学院大学吹奏楽部・大阪チェンバーウインズ合同バンド(指揮 潮見裕章)は
清水 大輔 地図の無い果てしなき旅
八木澤教司 地底都市「カッパドキア」-妖精の宿る不思議な岩を演奏。
大学生、一般バンドの合同でさすが迫力ある素晴らしい演奏を聴かせて頂きました。

京都府立桃山高等学校吹奏楽部 (指揮 安原敏夫 八木澤教司)
八木澤教司 「Las Bolas Grandes」-惑星を象る大石球の神秘を八木澤先生の指揮により演奏。とても豊かなサウンド、壮大な音楽を聴かせて頂きました。また、安原敏夫先生の指揮で櫛田てつ之扶 組曲「星へのきざはし」第2部はとても親しみやすく美しい作品で楽しく聴かせて頂きました。

最後は金光大阪高等学校吹奏楽部 (指揮 小本和志)の演奏で
福島弘和 旋風快晴 ~富士山・茶摘みの主題による
坂井 貴祐 ルミナンス-光の都市
櫛田てつ之扶 行進曲「響け!未来へ!大空へ」

坂井作品は小本和志先生の緻密な調整によって作曲家が意図する音楽を見事に表現された演奏でした。どの作品もサウンドの美しさが印象的でした。

昨年に続き第2回を迎えた「風雅」。邦人吹奏楽作品を積極的に取り上げ、今後の吹奏楽界に向け大変注目すべき演奏会かと思います。来年の開催へ向け益々のご発展をお祈り申し上げます!

参加団体、スタッフの皆様おつかれさまでした!





逗子高等学校吹奏楽部 第30回定期演奏会

2006年01月24日 | 演奏会レポート
年が明けた1月6日、神奈川県の鎌倉芸術館において
逗子高等学校吹奏楽部 第30回定期演奏会が行われました。
今回はゲストに 小長谷宗一先生、和太鼓集団「荒武者」、
そして三浦高校吹奏楽部が出演しました。

第1部は逗子高等学校吹奏楽部の演奏。
小長谷作品3作品が演奏されました。
中でも全曲初演となりました吹奏楽と和太鼓のための”凛”は
30分ほどの大作。吹奏楽と和太鼓の融合が素晴らしく
また和太鼓集団「荒武者」の演奏もとても迫力のある演奏でした。
大作ですが、逗子高校の演奏には緊張感があり、
また作品も持続力あるとても深い作品でありました。

第2部はゲストの三浦高校の演奏です。
指揮はすべて八木澤教司さんにより演奏されました。
オープニングは拙作「Celebrate」
この作品は昨年、私の大学の同級生の結婚を祝し書き下ろした作品です。
輝かしい三浦高校のブラスのサウンドがとても印象深く、
初演に相応しい素晴らしい演奏でありました。

2曲目は「トランペット協奏曲」 (八木澤教司)
この曲は八木澤作品の中で私が好きな作品の一つです^^
独奏は畠山崇さん。曲はトランペットに相応しい明るく軽快な
旋律ではじまります。そしてこの作品のコラールは大変美しく、
八木澤コラールファンの方には必見です!

第2部最後は地底都市「カッパドキア」―妖精の宿る不思議な岩
作曲家自身の熱い指揮により、音楽はとても迫力があり、且つ美しい演奏でありました。
この作品で歌われる賛美歌は何度聴いても美しく大変魅力的ですね。

第3部では両校合同演奏で小長谷宗一先生の指揮で
「シバの女王ベルキス」が(O.レスピーギ/ 小長谷宗一)が演奏、
今回の演奏会は終始ゲストも盛り沢山、そして内容も大変楽しく、
3時間近い演奏会があっという間でした。
皆様おつかれさまでした!

さて、生まれも育ちも鎌倉という小長谷宗一先生。
私は鎌倉が大好きですので、打ち上げではいろいろと鎌倉の
お話を先生から伺いました。
のんびり鎌倉を散策といきたいところですが、
今はなかなか時間がとれません。。。
いつか時間が出来た時にまた鎌倉に行きたいと思います。


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■逗子高等学校吹奏楽部 第30回定期演奏会■
 WINTER COCERT「凛」の国から

ゲスト
和太鼓集団「荒武者」
小長谷宗一(指揮)
三浦高校吹奏楽部
(トランペット独奏:畠山崇 指揮:八木澤教司)


ー曲目ー

●PART1
March "The Nine"(小長谷宗一)
ウインドアンサンブルのための”不思議な旅”(小長谷宗一)
吹奏楽と和太鼓のための”凛”(小長谷宗一/全曲初演)


●PART2
演奏: 三浦高校吹奏楽部
Celebrate(神長一康/初演)
トランペット協奏曲 (八木澤教司)
地底都市「カッパドキア」―妖精の宿る不思議な岩 (八木澤教司) 
 
●PART3
<合同演奏>
アルメニアンダンス PART1(A.リード)
シバの女王ベルキスより(O.レスピーギ/ 小長谷宗一)