さらりーまん専科

サラリーマンの生活で気になった情景

「10%の電力不足」との今夏の電力需給の政府試算は大ウソだった

2012-01-23 13:36:47 | Weblog
今日の毎日新聞が、この夏の電力需給の政府試算は大ウソであったことをスクープしている。

 昨年の夏に公表された、今年の夏の電力需給について「全国で1割の不足に陥る」という政府の情報が大ウソであることをスッパ抜いた。毎日新聞よるとこの数字とは別に、「供給不足にはならない」という別の試算が存在したようだ。公表された試算は、2010年の猛暑を想定しており、そもそも、電力が足りないよという方向へのミエミエの誘導だったのだ。

 本当は6%の余裕があるのだ。
 
 毎日新聞の取材によるとこの別の試算は、当時の菅直人首相が経産省に指示して再試算したものだという。再生可能可能エネルギーは759万キロワット(原発7期分)あり、また、揚水発電は600万キロワットもアップしている。要は当時、菅首相が言っていた「埋蔵電力」を経産省は本当に隠していたのだ。また、大口契約者への格安電力料金と引き換えに電力逼迫時の利用削減を義務づける「需給調整契約」による削減見込みをゼロにしていた。

 この別の試算は8月に菅首相に報告されたが公開されなかったという。

 原発再稼働への、経産省を中心としたデタラメぶりには目を覆いたくなるばかりだ。電力が足りていることなど、当ブログでも見てきたように、経産省の公表資料だけでもはっきりとしているのにまったく国民を愚弄した話だ。

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