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今朝はいよいよジョンレノン空港からアムステルダムへ移動ですよ。
朝食ももう慣れたもの
いつものテレビが一番見やすい席に腰かけて、いつものメニューで朝食タイム。
この席で初日にお医者さんと英語でお話をしましたね。
そんな思い出も連れて帰ることのできるダイニングです。
ふとテレビに目をやると何やらまた噴火の映像が映し出されている。
「やばい」
「心配していたことが本当に起きたの」
「よりによってなにも私が移動する日じゃなくたって」
「これはやばい」
ゆっくり朝食を頂いている場合じゃないです。
ニュースはもちろん英語。
「何を言っているの」
理解できるはずもない私。
映像は噴火の様子と人のいない閑散とした空港。
その映像を見てると、私の耳に聞こえた単語は「remain」
たしか「取り残される」とか「~のまま」とかだったような・・・
「えっ 本当にヤバいかも」
「ここは部屋にもどろう。」
「落ち着かなきゃ」
部屋に戻るとまずテレビを付けて、
スーツケースの整理をしながら聞き耳をたてます。
「聞き耳立てても分らないでしょ」
「はい 確かに」
でもこう言う時って何故かそうしちゃうんですよね。
そして頭の中は「どうしたらいいの 何か方法はないの」の繰り返し。
「取りあえず空港へ行ってみようかなあ」
「サポーターズクラブの方は今朝早くマンチェスター空港から帰国だよね。」
「もし、フライトがないようなら連絡をくれるはずだよ」
「連絡がないってことは無事に飛び立ったこと」
「もしかしたら早朝のフライトだから大丈夫だったのかな。」
「そうだよね。噴火はその後に起きたことかもしれないよね」
続く
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