
前日にぶどうの丘で車中泊をし、支度をしてから本日の1座目に
予定してる「棚横手」の登山口を目指す。
これが結果間違ったリサーチをしていて、登山口が分からないアクシデント発生。
何とか登山口までの林道をスマホを屈指し見つけ出したが、
その林道も車を走らせることは危険と判断。
そもそも山梨百名山は登山口までの林道がとても分かりにくいし
その林道も整備されておらず、あちこち穴だらけ。
なので常に林道は徐行運転。
今回、その林道にはいつもの崩壊路面に枯れ葉や苔があり、尚且つ急斜面。
そこえ、早朝ということもあり朝露でタイヤがちょくちょくスリップする。
Uターンも出来ないほどの狭い道なので、バックで戻れるうちに断念。
棚横手は日を改めて再訪することにした。
そこで2座目に予定していた、源次郎岳の登山口に向かった。
登山口となる嵯峨塩鉱泉の旅館を目指した。
旅館前の登山口から7時15分出発。

時期は4月だが数日前に季節外れの雪が降り、登山道は真っ白。
誰も入山していないようで、トレースが一切ない。
またしてもここで少し躊躇った。予定していた2座目も断念するかどうか・・。
静かな森でゆっくりと考えた。
見渡すと目印のリボンが心細いがポツポツと見える。
何とか進んでみることにした。

これぞ道程。
自分の後には歩いてきた足跡しかない。

入山してから約1時間、ほとんど写真撮ってないことに気付く。
兎に角、トレースがないもんだから集中して歩いていた。

山頂到着。登山口から約1時間半。
今回は色々あって登頂できた喜びはひとしおだ。
行動食をつまんで滞在15分で下山する。
下山は自分の足跡が目印になるとはいえ、深呼吸してから
ゆっくり歩いて行こうと自分に言い聞かせた。

分岐も相変わらずの静けさだ。
どこからも人の気配がない。

4/3源次郎岳登頂。
総行程約3時間。
山梨百名山64座目
トレースがないことには驚いたが、なんとか登頂できたことは嬉しい。
しかし疲労感はいつもの低山の一座とは比較にはならないほどだ。
予定では、この後もう一座予定していたが帰宅することにした。
どうやら林道での恐怖感と雪山の緊張感とで気持ちが折れてしまった・・・。
予定変更してこのまま帰宅。
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