医療法人社団美徳会たけさき歯科医院 宮崎県宮崎市インプラント認定医 

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舌のケア&チェック

2012年10月22日 | たけさき歯科医院診療案内
医療法人社団美徳会たけさき歯科医院の中原です


今回は舌についてです


東洋医学では体質や体力を「中庸」「虚証」「実証」という3分類で表します


この体質は固定したものではなく、体調に応じて変わっていき、いわば舌はその変化を表す鏡


今、あなたの舌はどれに近いでしょうか?


虚証 体力が無く、すぐに疲れる人の舌
舌の表面が色が淡白、舌苔(舌の汚れのようなもの)が少ない
舌を上あごにつけた時、舌の裏側の静脈がか細く、色は不鮮明

いわば風船がしぼんでいる状態。エネルギー不足で病気に対する抵抗力が弱い。舌は小さめできめが細かく、水っぽい。舌の中央に溝があるのはエネルギーが足りない証拠。

こんな方は体力が無く、ちょっとした事ですぐに疲れ、かぜなどの感染症にもかかりやすいうえに、じわじわと慢性的に進行し、治りも遅い。冷え性・貧血・低血圧・下痢・胃弱・むし歯・歯周病などに注意を!!


しっかり栄養をとり、体を冷やさないよう、生ものや冷たいものは控え、体を温めるものを食べましょう。適度な運動をして代謝をアップさせることも大切です





中唐 バランスのとれた健康な舌
舌の表面の色は淡紅、舌苔は白く薄い
舌の裏側の静脈は薄い紫色で、適度なハリがある

全身のバランスがとれて、健康な状態。大きさは舌を外に出したとき、口角(口の端っこ)との間に少し隙間ができる程度。舌には湿り気があり、数分間、口を開けていても乾燥しない






実証 エネルギー過剰で血流が滞りがちな舌
舌の表面が粗く、舌苔が黄色
舌の裏側の静脈が赤黒く膨らむ


舌は厚く硬め。余分なものが多く、風船にたとえるならパンパンに張った状態。エネルギー過剰ぎみで病気と闘う力が強い。しかし、血流が悪くなり始めたら要注意!!舌の裏側の静脈が赤黒く膨らむのがその証拠!!


こんな方は、病気と闘う力が強いので一時的に症状は激しくなりがちです。例えばかぜをひくと急に高熱などが出るが、しばらくするとコロッと治る。血流が悪くなりがちな人が多い。肥満・高血圧・心臓病・脳卒中などに注意!!




暴飲暴食などで体内に余分なものが多い状態なので、それらを排除する事が大切です。食べ過ぎや飲みすぎを改める、便秘を解消する、ゆったりすごしてイライラしないことなどに努めましょう


これらはあくまでも目安なのであまり心配されなくてもいいですよ



その他の舌情報


舌の湿り気とシワ
→湿り気が多く、水分で光って見えるのは虚証、乾燥気味なのは実証。ただし、ストレスや降圧剤などの副作用で唾の量が減り、乾燥することも!!
シワは体力が落ちてる証拠。お年寄りや長期間、降圧剤を飲んでいる方によく見られます


口内炎の有無
→舌は粘膜なので、胃などの粘膜の強さをみる指標にもなります。口内炎が出来やすい人は、胃炎があったり、ストレスが多い。何度も口内炎を繰り返す場合は他の病気の疑いもあるかもしれないので、一度診察をされたほうがいいかもしれません


舌の脇の歯型
→健康な人でも多少は舌の脇に歯型がつくことがありますが、それがくっきり出ているようなら、体内の水分代謝が悪く、舌がむくんでいる証拠。すでに、アレルギーや冷え性、めまい、頭痛、月経前症候群があったり、その予兆である場合も…


舌苔の量と色
→胃炎やかぜにかかったときなどに、濃く白い舌苔がつきやすい。薄く白い舌苔だったら問題なし。実証の人の舌苔は黄色になりやすい。舌磨きもしてないのに舌苔がなく、ツルリとしている人は体力が落ちている可能性が大!


舌の厚み
→舌も筋肉の一種。分厚く力強い舌はエネルギー過剰な実証、薄く細く弱弱しい舌は体力のない虚証と言える。水分の代謝が悪く舌がむくんで大きくなっている場合には、舌の脇に歯型がついていることが多い


舌の裏側の静脈の色と形
→静脈の太さから全身の血液量を推測できる。細かったり、よく見えない人は貧血や低血圧のことも… 逆に太く黒っぽく見える人は、血液の流れが悪いことが多い。コブのように膨らんでいたら、心臓に問題がある場合もある



などなどいろいろありますが、あまり深刻に考えなくていいこともあるので、気になる方は一度診てもらうといいですね

































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究極の歯周病治療?

2012年10月10日 | たけさき歯科医院診療案内
医療法人社団美徳会たけさき歯科医院の中原です


今日は究極の歯周病治療についてのご紹介です


究極の歯周病治療とは歯周病を早く治す治療であり、

たまに歯ぐきに違和感がある
朝起きて口の中がネバネバする
口臭が気になる
歯が浮いた感じがする
グラグラする歯がある
硬いものが噛みしめられない
噛むと痛いときがある
麻酔をしたくない
生涯自分の歯で食べたい           など、このような方におすすめします




今までの治療は、歯石をとって歯茎のマッサージを(ブラッシング)をする事が中心でしたが、ブラッシングだけで改善されるのは初期の歯周病に限られることが多く、進行した歯周病は歯周ポケットや歯ぐきに膿がたまっていることもあり、ブラッシングを行ってもなかなか良くなりませんでした




白血球の一種で炎症があると集まる顆粒球が大量に歯周病菌に集まることで、歯周病を治そうと働くリンパ球がじゃまをされ歯周病菌に直接とどかず歯周病がなかなか治らない


そこで顆粒球を取り除くことによって、リンパ球が歯周病菌にとどきやすくなり歯周病が治りやすくなる、ということです。


麻酔もメスを使う事もなく、歯ぐきを気づつけないように先端の丸い専用器具を使って行うので安全です




治療の流れとしては、最初に歯周ポケットの深さを測る検査をして、歯石を取り除いた後、究極の歯周病治療を希望される方は歯を6ブロックに分けて1週間に1ブロックのペースで治療に入っていくので、治療期間としては少し長くなります


膿を実際に見ることができ、究極の歯周病治療を受けた患者様からは、
「痛かった歯ぐきが楽になった」
「歯ぐきが軽くなった」
「たまっていた毒素(膿)を見てびっくりした」
「痛くなく気持ちが良くて少し眠くなった」
「歯医者さんの痛いというイメージが変わった」
「ムズムズ感が気持ちよさに変わる」               など、さまざまな感想をいただきました




最初に書いたような症状がある方は、一度来院されて受けられるのもいいかもしれませんよ



























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