Whats Up Matsui?
松井秀喜 ヤンキース
のちょっとオタクな?
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  ここ数年ヤンキースは1番バッター不在のため、ヤンキースがワールドチャンピオンに輝いた時、2番を打っていたDerek Jeterが1番を勤めることが多かった。そのためヤンキースは、2番バッター不在の状態が続いた。

  一方、クリーンアップを打つべき打者が勢揃いするヤンキースにおいて、当然どの選手かがクリーンアップから弾き出されることになる。そしてその選手は下位打順に回ることになる。いわゆるスランプに陥った時だ。しかし、打てる打者が続くヤンキースでは、チャンスが下位打線になることが多いのも事実。スランプに陥った打者を下位打順に置くと、チームとしてチャンスを逃すことになる。そしてチャンスで打てなかった選手は、なかなかスランプから脱出できなくなる。

  となると監督として、スタメン落ちを決断するのが当然のように思われるが、ヤンキースはちょっと事情が違う。そこでヤンキースのTorre監督は、2番にスランプになったクリーンアップ級の選手を起用することがここ数年多かった。ランナーが溜まっていないプレッシャーのない打順で、本来の打撃フォームを取り戻すリハビリをさせるのだ。2005年シーズン、このリハビリによる救いの手を差し伸べられたのは、以下の選手だ(成績は打順が2番の時のもの)。

A-Rod 102打席、本塁打8打点23打率.333
松井秀喜 72打席、本塁打2打点13打率.264
Bernie Williams 102打席、本塁打1打点14打率.275

  しかし、ヤンキースはFAでJohnny Damonを獲得。1番を打っていたDerek Jeterは本来の2番へ戻ることになる。そのため、2006年シーズンは、2005年シーズンのように不調の選手は、2番に回れなくなる。打順のやりくりによるスランプ調整が出来なくなるヤンキースの2006年シーズン。いよいよクリーンアップ級の選手に対して、スタメンか、ベンチかの決断をTorre監督に迫るシーズンになるかもしれない。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
コメントありがとうございます。 (mlbcrazy管理人)
2006-01-03 21:38:10
こんばんは。あけましておめでとうございます。

新年早々に、弊ブログにコメントありがとうございました。



今年もwhatsupmatsuiさんが書かれる他では読めないコメンタリー、とても楽しみにしております。

 
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