続・軍務尚書の戯言

国際情勢や医学ニュースに関して日々感じたことを残すブログです。

民主党が政権を取れない理由~信念なき野合政党~

2005-05-29 16:21:29 | 国際情勢
民主党が宗教団体謹製公明党に政権離脱をかけて首相を説得せよと発言したとのこと。
先日も党首の岡田代表が東アジア共同体構想を発表したり、アメリカよりも中国を重要視した政策を学生の前で公演するなど、まさに妄言もはなはだしい。

「小泉政権との差を際立たせる」ことが目的だとの指摘もあるが、際立たせるポイントがまるっきり間違っている。
これでは女性党首が護憲や労働者の権利をガナリ立てつつ職員を解雇する某左翼政党や、中国共産党の手先以外の存在意義が認められない某共産党と同じではないか。

小生は決して自民党の腐敗・硬直しきった「まあこんなとこでしょう政治」を支持しているわけではないが、今回の中国における反日暴動とその後の呉副首相のドタキャン問題を通じた小泉内閣の姿勢は今までの土下座外交とは一線を画すものであり、生ぬるいとはいえ今後の日本にとって大変意義のあるものであったと考えている。
何せ相手は共産党一党独裁国家であり、体制維持のためなら自国民にマシンガンをぶっ放すことすらやってのける国だ。
こんな国家を信用して共同体を作るなどと言う発想は、本当の歴史や現状を全く理解できていない頭お花畑平和主義者が持つものであり、到底政権を担うことを指向する党首の発言ではない。

岡田代表は元々は小沢代表と同じく改憲主義者のはずだが、何をどう間違って親中・左翼主義者に偏向されたのか。
売国奴的発言を繰り返す経団連会長をはじめとする経済界との結びつきを強化したいといった思惑もあるのだろうが、そうした「利得」のみを考えた政治姿勢では、一時の人気は得られてもそれを維持することは出来ないのである。

今日の箴言
「巧言令色少なし仁」

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