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最近の世界のウラ事情(テレビが報道しない事)

最近のWEB、IT事情をさらりと

モバイル検索ブラウザのシェアはYahoo!とGoogleが互角

2008年04月23日 | 携帯電話・モバイル
調査によると、PCの検索シェアではyahoo!利用者58%に対してGoogle利用者38%%と、Yahoo!が20ポイントもリードしているが、モバイルでの検索シェアでは、Yahoo!モバイル35%に対してGoogleモバイル22%とその差が13ポイントまで縮まっている。

さらに、「キャリアの検索を利用」しているユーザーのうち、KDDIユーザーを「Google」、ソフトバンクモバイルユーザーを「Yahoo!モバイル」利用として再度集計をすると、Yahoo!モバイル40%に対してGoogleモバイル35%と、両者でほぼ同等のシェアを占めている。

これには、ユーザーが端末デフォルトの検索サービスを利用する傾向があること、かつ、NTTドコモが4月1日より検索サービスとしてGoogleを採用したことが原因として挙げられる。

また、検索結果の満足度については22%のユーザーが「検索キーワードと検索結果が一致していない」と不満を感じており、この回答をしたユーザーの22%が「よく検索する言葉」で「企業名」「商品名」を挙げていることから、ユーザーが検索エンジンを利用しても企業や商品のサイトにリーチできていない可能性がある。


各社のプレスリリースはこちら。

アウンコンサルティング http://www.auncon.co.jp/ir/investor.html

インデックス http://www.indexweb.co.jp/2008/04/20080415_1500.html

ポイントオン http://www.p-on.co.jp/biz/release/2008041501.php

■さようならVista。■次期Windows 7をめぐるMSの迷走

2008年04月13日 | WEB全般
Windowsの次期バージョンは「来年あたり」に登場というゲイツ会長発言が反響を呼んでいますが、マイクロソフト広報からは火消しコメントが発表されています。リンク先InformationWeekによれば、マイクロソフトの正式な回答は「Windows 7は現在プランニングの段階であり、開発期間はWindows Vista (の一般提供) から3年間を予定しています」。つまり以前からの公式見解そのまま。

では会長の発言はなんだったのか?といえば、一般向けの発売ではなく内部向けビルドを想定した開発者寄りの言葉だったのでは、と無難な回答となっています。さすがに「あの人の言うことは聞き流してください」というわけにも行かないようです。




あるMicrosoft幹部によると、Windowsは実際にMac OS XおよびLinuxにデスクトップ市場のシェアを奪われつつあるという。Microsoftはこれまで、デスクトップ市場のシェアを失ったことは一度もない。しかしVistaでは、Microsoftは初めて顧客を失っているのだ。

MicrosoftにはWindows Server 2008のカーネルをWindows 7のコアとして利用するという手があるのだ。その上に、使い勝手と速度を改善したAero Glassインタフェース、そしてSilverlightとInternet Explorer 8を載せればいいのだ。

Microsoftがこの方式を採用するのであれば、ユーザーが本当に使いたいと思うような新しいデスクトップOSを2009年までに提供できるに違いない。しかし彼らがVistaでそうしたように、新しいデスクトップOSを一から作り直そうとするのであれば、ユーザーが使ってみたいと思うようなものを2011年までに提供するのは絶対に不可能だ。

そのころには、XPユーザーにアップグレードを促すことではなく、LinuxとMac OSユーザーがWindowsの世界に戻るのを促すことがMicrosoftの課題になっているかもしれない。