【四季】 (2013/12/27)
:日本農業新聞コラム
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家の光協会が戦後続けている「全国農村読書調査」の2013年結果がまとまった。調査した7月時点で、半年間に本を読んだ人は30%だった。過去1カ月に読んだ本は平均0・9冊で、読まれた本の1位が『ONE PIECE』。相変わらず漫画の人気ぶりがうかがえる▼「母と子の20分間読書」運動というのがあった。児童文学作家の椋鳩十氏が鹿児島県立図書館長時代の1960年に始めた。子どもが小さな声で教科書以外の本を20分間読み、母親がそばで静かに耳を傾ける。これを毎日続ける▼「たとえ1日に20分間でもよい、子どもと同じ心になって静かに、かたわらにすわってくれるお母さんを、子どもの手にとりかえしたかった」と椋氏は語っている。運動から半年1年たち、家庭内が明るくなったという多くの便りが氏の元に届いたという▼この運動は、テレビや漫画の対策でもあった。「(テレビは)心の中に、水道管をとおしたようなものです。こちらの意思などを無視して、どんどん、向こうのほうから、抵抗を感じさせず、心のうつろの部分に流れ込んでくる」と椋氏は心配していた▼運動から半世紀、10人に3人しか本を読まない時代になった。椋氏が82歳で亡くなって今日で26年たつ。今こそ「20分間読書」運動が必要だ。
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本を読むことによって考える力を養う。また文章を書くことも違ってくる。
すべての人がそうなるかは分からないが。
本を読むことは人間形成において重要なことではないかと思います。何せ四書五経に素読をやっていた歴史があるのですから。私は読めませんが。
:日本農業新聞コラム
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家の光協会が戦後続けている「全国農村読書調査」の2013年結果がまとまった。調査した7月時点で、半年間に本を読んだ人は30%だった。過去1カ月に読んだ本は平均0・9冊で、読まれた本の1位が『ONE PIECE』。相変わらず漫画の人気ぶりがうかがえる▼「母と子の20分間読書」運動というのがあった。児童文学作家の椋鳩十氏が鹿児島県立図書館長時代の1960年に始めた。子どもが小さな声で教科書以外の本を20分間読み、母親がそばで静かに耳を傾ける。これを毎日続ける▼「たとえ1日に20分間でもよい、子どもと同じ心になって静かに、かたわらにすわってくれるお母さんを、子どもの手にとりかえしたかった」と椋氏は語っている。運動から半年1年たち、家庭内が明るくなったという多くの便りが氏の元に届いたという▼この運動は、テレビや漫画の対策でもあった。「(テレビは)心の中に、水道管をとおしたようなものです。こちらの意思などを無視して、どんどん、向こうのほうから、抵抗を感じさせず、心のうつろの部分に流れ込んでくる」と椋氏は心配していた▼運動から半世紀、10人に3人しか本を読まない時代になった。椋氏が82歳で亡くなって今日で26年たつ。今こそ「20分間読書」運動が必要だ。
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本を読むことによって考える力を養う。また文章を書くことも違ってくる。
すべての人がそうなるかは分からないが。
本を読むことは人間形成において重要なことではないかと思います。何せ四書五経に素読をやっていた歴史があるのですから。私は読めませんが。