言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

【自主避難者から住まいを奪うな】山形県知事が福島県知事へ住宅無償提供延長要請。新潟県知事も「区域外避難者はつらい」~それでも打ち切り曲げぬ冷酷な福島県知事。

2016-08-26 20:44:48 | 言いたいことは何だ

【自主避難者から住まいを奪うな】山形県知事が福島県知事へ住宅無償提供延長要請。新潟県知事も「区域外避難者はつらい」~それでも打ち切り曲げぬ福島県知事





受け入れ自治体の知事が頭を下げても駄目だった。「第21回山形・新潟・福島三県知事会議」が25日午後、福島県郡山市熱海町のホテルで開かれ、山形県の吉村美栄子知事が「特段の配慮をお願いしたい」との表現で住宅無償提供の延長を要望した。新潟県の泉田裕彦知事も「住宅の問題でさらに負担感が増している」と指摘したが、ホスト役の内堀雅雄・福島県知事は「ご心配・ご配慮に改めて感謝を申し上げる」と返すばかり。政府の避難指示の無い〝自主避難者〟への住宅無償提供打ち切り(2017年3月末)を強行する構えだ。「避難者に寄り添う」という言葉とはほど遠い内堀知事。吉村氏や泉田氏が福島県知事だったら〝自主避難者〟の処遇は全く違っていたかもしれない。そう思わせる会議だった。


【「もう5年も経った、と言わず延長を」】
  「原発事故から5年5カ月が経過したが、見えない放射能への不安は払しょくされておりません」。そう切り出したのは山形県の吉村知事。「ピーク時から比べると1万人ほど減ったが、依然として2800人が本県に避難しております」。これまで、山形市長や米沢市長も交えた避難者との意見交換会を開催。今年5月からは福島県職員と共に避難者宅を戸別訪問した。アンケートも実施した。その中で、半数の避難者が不安項目として「住まい」を挙げたという。「避難者は生活資金の不足を心配しています。寄り添った支援が必要です」。口調は穏やかだったが、きっぱりと語った。
 吉村知事はさらに、避難者と支援団体が28日に設立する「住宅支援の延長を求める会(仮称)」にも言及。「避難者が最も望んでいるのが住宅支援の延長だという声を(福島県知事に)お伝えしたい。特段の配慮をお願い致します。もう5年も経ったと言うかもしれないけれども、それは違うと思う」と要請した。今月18日に開かれた定例会見でも「福島県におかれましては機会を設けて避難者の皆さんのお話を十分聴いていただければというふうに思っております」と述べ、福島県知事に直接、避難者の想いを伝えると表明していた。
 会議では「特段の配慮」という表現にとどまった吉村知事。それは内堀知事の立場も考慮した〝大人の対応〟だった。会議後の記者会見で、河北新報の男性記者から「特段の配慮とは、住宅支援を延長して欲しいという意味か」と問われると、隣に立つ内堀知事を意識してか当初は「避難者のお声をお伝えした」と答えるにとどまった。しかし、さらに記者が食い下がると「自治体(福島県)の想いは分かります。ただ、原発事故というのは普通の災害ではありませんからね。住宅の無償提供を延長して欲しい?そうですね。皆さんのお声をお伝えするとそういうことになりますね」と無償提供打ち切りへの撤回要請であることを認めた。その間、福島県の内堀知事は目を閉じ、口を真一文字に結んでいた。回答は無かった。
http://blog-imgs-91.fc2.com/t/a/m/taminokoeshimbun/2016082521282942f.jpg

山形県の吉村美栄子知事(右)は「特段の配慮を」と住宅無償提供延長を求めたが、

福島県の内堀雅雄知事(左)は目をつぶり、口を真一文字に結んだまま回答せず。受け入れ自治体の知事が頭を下げても、住宅支援打ち切りを強行する。(←福島県民は怒るべき!)

【「住居はまさに生活の基盤」】
 新潟県の泉田知事も、直接的な表現こそ使わなかったものの〝自主避難者〟の置かれた苦境を内堀知事に伝えた。
 「新潟には3248人が避難中ですが、6割が区域外避難者です。福島に帰れば『何で避難したんだ』と責められる。精神的にも大変つらい立場の方々です。そして今、住居の問題でさらに負担感が増しています。住居はまさに生活の基盤なのです」
 

福島県が来年3月末での住宅無償提供打ち切りを公表して以降、新潟県は独自の支援策を打ち出してきた。福島県は公営住宅から民間賃貸住宅への転居者に初年度は最大3万円の家賃補助を支給するが、新潟県は小中学生のいる子育て世帯にはさらに1万円を上乗せすることを決めている。「転居による転校で学区が変わらぬよう」との配慮だった。家賃補助を支給する対象となるか否かを判断する「収入要件」も、福島県が15万8000円だったのに対し、新潟県は当初から21万4000円に緩和。全国の避難者から称賛の声があがっていた(福島県も後に緩和策を発表=8月18日号参照)。母子避難者が福島県に里帰りする際の高速バス代金補助も継続する。泉田知事は「避難者は一人一人生活が違います。それぞれのニーズに合わせた取り組みを、三県が連携して実施したい。安心した生活が送れる環境を作れるようにしたいです」と語った。内堀知事は大きくうなずいていた。
 福島県が矢面に立つ形になり、会議後の会見では「内堀知事だけでは解決できない問題」とフォローした泉田知事。「チェルノブイリでは、年間被曝線量1~5mSvの地域の住民には移住の権利が与えられた。日本ではその点を国があいまいにしてきた。国全体で解決されるべきだと思う」とも述べ、被曝リスクから逃れるための避難・移住の権利を認めない国の姿勢を批判した。

http://blog-imgs-91.fc2.com/t/a/m/taminokoeshimbun/20160825213413585.jpg
新潟県の泉田裕彦知事も「住宅は生活の基盤」、「区域外避難者は精神的につらい立場に置かれている」などの表現で住宅無償提供打ち切りを暗に批判した=福島県郡山市熱海町

【「戸別訪問でていねいに説明する」】
 両県知事の言葉に、福島県の内堀知事は「今日のご指摘や避難者の気持ちにさらに寄り添っていく」と答えるにとどまった。「申し訳ないが期待には応えられない」と頭を下げるでもなく、「改めて見直したい」と答えるでもない。「受け入れ自治体の側で独自の支援策も用意してくださっているので、戸別訪問で全体としてていねいに説明していく」と全く答えにならない言葉を繰り返すばかり。記者会見の最後に、私が「「今後、住宅無償提供の延長という選択肢はあり得るのか」と質したが「戸別訪問を通して~」と同様の回答。「それでは答えになっていない」と問うと「今、お話しした通りでございます」といつもの調子でかわして会議会場を後にした。事実上の〝打ち切り撤回要請拒否〟だった。同席した福島県生活拠点課長も「17日に公表した支援策が最終版。見直しの予定はない」と改めて強調した。
 会議は、自主避難者問題だけを話し合うわけではない。この日も交通網の整備や観光客の誘致策、三世代同居の推進、再生可能エネルギー問題など議題は多岐にわたった。風評被害対策では、泉田知事から「福島産果物などの輸入制限に対し、WTO(世界貿易機関)への提訴を考えているか」と尋ねられ、内堀知事が答えに窮する場面もあった。住宅無償提供も即答できる課題ではないだろう。しかし、山形県民を代表している知事が延長を求めたのに対し、イエスでもノーでもなく、あいまいな回答に終始するのは非礼でもある。これではどちらが当時県なのか分からない。「内堀知事は国の言いなり」という指摘もうなずける。
 「避難者に寄り添う」事は、切り捨て促進策を「ていねいに説明する」事では無い。自主避難者は未来永劫の住宅無償提供を求めているわけでは無い。いったん白紙に戻し、1年でも2年でも延長して改めて話し合い、誰もが納得できる形での〝軟着陸〟をしたいと望んでいるだけだ。そんなことすら理解できない知事が70%を超える福島県民から支持されているのが不思議でならない。
 三県知事会議は来年、山形県内で開かれる。その頃、自主避難者たちは「健康で文化的な最低限度の生活」を送ることが出来ているだろうか。打ち切りまであと7カ月。

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BIGLOBEニュースより:二階自民幹事長、女性天皇を容認=認めねば「時代遅れ」

2016-08-26 08:22:54 | 言いたいことは何だ

二階自民幹事長、女性天皇を容認=認めねば「時代遅れ」




時事通信8月25日(木)17時28分


 自民党の二階俊博幹事長は25日、BS朝日の番組収録で、女性天皇に関し「女性尊重の時代に天皇陛下だけそうはならないというのはおかしい。時代遅れだ」として容認する見解を示した。
 この後、二階氏は記者団に「諸外国でもトップが女性である国もいくつかある。何の問題も生じてない。日本にもそういうことがあってもいいのではないか」と語った。
 二階氏は、天皇陛下がお気持ち表明で強くにじませた生前退位について、「首相の責任で、この問題を処理するのがいいのではないか」と述べ、政党間で議論することに否定的な考えを示した。政府がこれに併せて女性天皇、女性宮家実現に向けた検討をするかどうかに関しては「一緒にやれればいいが、やれなければ切り離して考えればいい」と語った。 

[時事通信社]







時事通信8月25日(木)17時28分


 自民党の二階俊博幹事長は25日、BS朝日の番組収録で、女性天皇に関し「女性尊重の時代に天皇陛下だけそうはならないというのはおかしい。時代遅れだ」として容認する見解を示した。
 この後、二階氏は記者団に「諸外国でもトップが女性である国もいくつかある。何の問題も生じてない。日本にもそういうことがあってもいいのではないか」と語った。
 二階氏は、天皇陛下がお気持ち表明で強くにじませた生前退位について、「首相の責任で、この問題を処理するのがいいのではないか」と述べ、政党間で議論することに否定的な考えを示した。政府がこれに併せて女性天皇、女性宮家実現に向けた検討をするかどうかに関しては「一緒にやれればいいが、やれなければ切り離して考えればいい」と語った。 

[時事通信社]

 
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日本がこれ程の無法国家

2016-08-26 07:51:24 | 言いたいことは何だ
■日本がこれ程の無法国家・ファシスト国家となった最大の責任者は、歴代自民
 党政権の憲法違反、憲法無視、憲法破壊を黙認・容認してきた歴代最高裁長官と
 最高裁判事だ!
 
 日本の最高裁判所には、1957年の砂川米軍基地拡張反対闘争で不当逮捕・起訴さ
 れた学生と労働者の一審裁判で、在日米軍基地は憲法9条違反であるとの違憲判
 決を出して学生・労働者を無罪にした東京地裁伊達裁判長の判決を、当時の田中
 耕太郎最高裁長官が米国と共謀して1959年にひっくり返し『駐留米軍基地は合
 憲』『学生・労働者有罪』の、とんでもない判決をだした暗い過去がある。
 
 これ以降日本の最高裁判所は、『高度の政治性を帯びた訴訟は裁判所の範囲を超
 える』という、憲法第81条が最高裁に唯一与えた【立法審査権】を【統治行為
 論】という屁理屈で全面放棄して全ての違憲訴訟を門前払いにしてきたのだ。
 
 【立法審査権】を全面放棄した日本の最高裁判所の職務放棄、無作為に対して、
 日本の憲法学者も、野党の政治家も、メディアも、評論家も誰も批判しないでき
 たのだ。
 
 【立法審査権】を全面放棄した最高裁判所の代わりに、あたかも【憲法の番人】
 のような顔をして登場したのが、元々法律の起案と国会への提出の職務権限のな
 い内閣に歴代自民党が憲法違反で設置した内閣法制局なのである。
 
 憲法第41条『国会は唯一の立法機関である』と憲法第73条『内閣の職務』の規定
 に従えば、内閣には法律の起案も議会に提出する権限も職務もないのだ。
 
 従って、法律の起案も議会に提出する権限も職務もない内閣に法制局が設置され
 ているのは憲法違反であり、衆議院と参議院に設置されている議会法制局が合憲
 機関である。
 
 もしも歴代最高裁長官と最高裁判事が、『内閣法制局はい件であり即時にから解
 体せよ』との判決を出していたならば、安倍自公政権が内閣法制局長官の交代さ
 せてそれまでの『集団的自衛権行使は違憲』『個別的自衛権行使のみ合憲』の解
 釈変更して米国の戦争に日本が参戦できる【戦争法案】を起案し国会に提案し強
 行成さることは不可能だったのだ。
 
 日本がこれ程の無法国家・ファシスト国家となった最大の責任者は、どうしよう
 もない偽野党政治家や、どうしようもない御用憲法学者や、どうしようもない御
 用マスコミや御用評論家にも当然あるが、最大の責任者はタブーとなっている最
 高裁長官と最高裁判事なのだ!
 
 憲法第15条第1項【公務員の選定罷免権】によって我々国民に与えられている罷
 免権を行使して、寺田最高裁長官と14名の最高裁判事を、『職務怠慢』と【無作
 為】の国家犯罪の罪で罷免し、これまでの報酬を全額没収したうえで、彼ら全員
 を裁判にかけて刑務所にぶち込まなければならないのだ。
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平成の琉球処分は、警察庁(アベ内閣)の主導?

2016-08-26 07:44:34 | 言いたいことは何だ

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県公安委資料 反対市民を「犯罪勢力」
2016年8月25日 18時42分 琉球朝日放送

県公安委員会が高江で反対する市民について「犯罪勢力」と表現していたことがわかりました。これは沖縄平和市民連絡会が県公安委員会に情報公開請求を行い明らかになりました。

文書では警視庁と5つの県警から派遣されている警察官の人数や派遣期間が非開示として黒塗りにされていました。その理由として「犯罪を敢行しようとする勢力がこれに応じた措置をとり警備実施に支障を及ぼす恐れがある」などと書かれていました。

情報公開請求した沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんは「自分たちの生活、環境を守るために、これ以上のヘリパッドを造らないでくれという風に要請することが、犯罪を敢行しようとする勢力という風に決めつけて、今の機動隊の人員とか、派遣期間が黒塗りにされている、これはあんまりじゃないかという気がしますね」とインタビューに答えました。

また文書からは今回の機動隊の派遣について、公安委員会の会議すら開かれず、沖縄県警が正式に要請する前日に警察庁が根回ししていたこともわかっていて、改めて政府の強行姿勢が浮き彫りになっています。
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