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アキシル 運営ブログ

訪問看護事業からDX化
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訪問看護の運営上でのコロナのリスク管理

2020-03-05 07:28:10 | コロナ
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

本当に明るい話題がないですね。

先月短期入所や通所の職員や利用者に感染者が出た場合の対応について厚労省から出ていましたよね。内容については、都道府県に丸投げ!?という感じですが。

そこに書いてあるもので怖いのが、感染対策防止の観点で発生した施設のみでなく、地区単位での休業要請も。と書いてあることです。

地区や近隣施設でクラスター感染が発生したときに周りの施設も休業しなくてはいけない可能性が出てくるわけですね。

訪問看護についてはどうでしょう。
職員・利用者に1人感染者が出たとしても休業要請はすぐに出ないかもしれませんが、職員間または利用者職員間で感染が認められら休業要請になるのかなと思っています。

さて、休業するといっても2週間では心配ですよね。14%に再感染したとのニュースがありましたし。
では1ヶ月?いやいや、私が利用者だったら2ヶ月くらいは来ないで欲しいかな。なんて思います。
この2ヶ月という期間は不安を取るために一般的な思いとして必要な期間ではないでしょうか。

2ヶ月休業して、さあ再開しますよ!としたときに、どのくらいの利用者さんが戻ってくるのでしょうか・・・。
いろいろ想定できますが、わざケアのある仙台市太白区には訪問看護事業所が多くあるため、おそらく供給の方がまだ少し余裕があると思われます。
休業中に他事業所にお願いした場合では利用者がそのまま引き継がれてしまう可能性が高いと考えると、肌感覚ですが最悪3割しか戻らないのではないかと。

そこから現状まで戻していくためには、昨年度の月々の件数の伸びから計算してみると、46か月。
口コミで「あの事業所、コロナ感染者が出たところだよ」が拡がっていれば、さらに期間は伸びるんでしょうから、そうしますと、4年~5年!?

思わず目をそむけたくなる数字ですが、今は最悪を見越したシナリオから事業所のリスク管理をシミュレーションしていた方が良いかもしれませんね。

ありがとうございました。





リスク管理
1人あたり1日訪問件数4件として

大震災とコロナの違い

2020-03-03 08:38:28 | コロナ
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

9年前の大震災の時、住んでいたアパートは地震により住めない状況になり、当時勤務していた病院のリハビリ室に数日寝泊りさせてもらいました。
この先どうなるんだろうとの不安はありましたが、沿岸部の被害に比べたら大したことありませんから、なんとか頑張ろうと前向きな気持ちだったような気がします。
ガソリン渋滞は勘弁して欲しかったですが、何かとお互い様の精神で譲り合ったり分け合ったりして人の温かみ、地域のつながりを感じられた時でもありました。

ただ今回のコロナウイルスの感染拡大に関しては、マスクの買い占めやデマによる品薄など、自分だけが良ければいいというような人のいやらしさがすごく出ているような気がします。

昨夜、外食したのですが、こんな時に来てくださってありがとうございます。と3月中の来店20%引きの店長さん名刺を頂きました。

一般市民でも肌で感じる景気の冷え込み。
大震災の時とは違い先の見通せない大きな不安を感じます。

なぜ不安を感じるのか、国は分かっているのでしょうか?
ここ1,2週が大きな山場と言う根拠に、推定感染者数がとても大きな数字になっているのではないでしょうか?
検査数が少ないだけで、感染者は多いのだろうと多くの方が思っています。

だから隣の人が咳をしているだけでコロナ感染者かもしれないと疑心暗鬼になってしまっているんです。

不安を助長しないようにと情報操作をしているのかもしれませんが、正確な情報が無いことが不安をあおっているわけですから、国や自治体においてはもっと情報を出していってもらいたいものです。



があるので
感染力はどのくらいなのか



個人の利益と全体の利益

2020-03-02 15:31:34 | コロナ
株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

新型コロナウイルスのおかげで明るい話題がないですね・・・。

経済も大事。感染拡大防止も大事。ではなく、
「感染拡大防止」が政府が考える最重要課題であるならば、
政府が「感染拡大防止策を第一に全力でやります!」と言わないと。

また、個人情報保護の観点から、『発症した方が「どの店に行った」とか、どの「交通機関に乗ったか」など』は個人の了承が得られない。とか言って公表されないことがありますよね。
個人が特定されないように最大限の配慮は当たり前です。
個人の利益と全体の利益を天秤にかけたときに、個人の利益を優先した方が良いのであればもちろん秘密にすべきでしょうが、秘密にすることで国民全体を不安にさせている今、全体の利益が損なわれている現状なのだと思います。
ちゃんと情報は出さないと。

インパクトが大きく、しかも経済活動に影響が少ないだろう。ということで公立学校の休みをうちだした感がありありです。
感染拡大防止のやっている感を出すのではなく、政府には感染拡大防止を覚悟をもってやってもらいたいものです。

ありがとうございました。

今日までのコロナの影響 訪問看護

2020-02-28 14:35:13 | コロナ
こんにちは。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

集まりの自粛、昨夜の公立小中高の春休み前倒し要請、今日のディズニーランドの休園・・・。
3月の連休にどこか旅行にでもと考えていたのに「コロナのばかやろー!!」

幸いにも今現在東北での感染者は出ておりませんが、仙台は時間の問題のような気がしています。
仮に感染者が出たとしても感染が拡大しないようにみんなで予防をしっかりしていきましょう。

さて、訪問看護・リハビリの影響はと言いますと、サ高住への訪問はできなくなってきていますね。できる限り人を入れないということで、これはしょうがないかなと。

サ高住への訪問は2件だけなので影響は軽微ですが、もし仮に職員の誰か、もしくはその家族が罹患したら・・・、職員全員2週間の自宅待機の指示でも来るのでしょうか・・・
2週間業務休止の命令が来たとして、もちろんこれはこれで大変なんですが、一番怖いのが2週間過ぎて業務を再開したときに「利用者さんがまたうちを使ってくれるのか」です。

コロナウィルスのに対して漠然と不安を持っている中で、「もう訪問に来なくていいよ。」と多くの方から言われてしまうのではないでしょうか。

そうなってしまったら運転資金をどれだけ借りなくてはいけないのか。
そもそも貸してくれるか。悩みがつきません。

終息するまでに、キャッシュが足りなくならないようお金の危機管理していかなければいけませんね。

ありがとうございました。

もし感染者がでてしまったら・・・

2020-02-26 07:46:17 | コロナ
先日コロナウィルスの影響で老舗旅館が廃業したとのニュースが出ていました。
これは他人事ではなく、どこの事業所であったとしてもその事業所に関わる誰かが感染してしまうと休業を余儀なくされ、一気に経営が危なくなる可能性が出てしまいます。

検査で陰性だったのにも関わらず、その後の検査で陽性になった。という方がいたとの報道がいくつも出されたのが印象悪すぎますよね。

もし職員が感染し発病、その後回復し仕事復帰したとしても、「本当に大丈夫なの?」との目で見らてしまうのではないでしょうか。
訪問の業態であれば、「しっかり治してからでいいよ」暗に訪問を断られてしまうような気がします。

そうなればどのくらいダメージを受けるか計り知れません・・・。
他のスタッフは濃厚接触者にあたるのであれば訪問にも行けない。そうなれば事業所機能は一時停止・・・!?
1ヶ月~2ヶ月くらい停止になってしまうと・・・正直怖すぎます・・・。

2ヶ月程度の運転資金の準備だけでは足りなそうですね。
1ヶ月~2ヶ月も停止していれば利用者さんはよそに行ってしまいますから、その後の業績が現状にまで回復するのに最低でも1年くらいかかるとすると・・・。

借入するにしても額が大きくなりすぎますね。
コロナ対策のなかに日本政策金融公庫でセーフティネット貸付の要件を緩和というものがあったのですが、中小は不安でいっぱいですからもっともっと対策を充実させて欲しいものです。

ありがとうございました。