女子バレー徒然草

バレーボール(主に女子)について感じたことを書き綴った雑感記です。
※画像等の転用・転載は固くお断り申し上げます。

勇退発表で、なぜ?and嘉悦大学・完勝

2007-04-28 22:02:24 | バレーボール全般
NECレッドロケッツは6名の選手の勇退を発表。 http://www.necsports.net/w_volley/news/archive/index.php?filename=070427.html

「なんで・・・」という想い。そして、もったいない!!と思わないではいられない。

仁木選手は素晴らしい選手だった。特にスパイクフォームがナイスである。

テイクバックでひじを上げない。両肩を結んだ線上ぐらいでいいのである。


皆さん自分で選択した道なのだろう。仕方がない。

お疲れ様でした。




関東大学・一部女子も今日から第3週。

今日の嘉悦は見事なバレーを展開し青学に完勝。

昨年のインカレの借りを返した。

米山監督が就任してから取り組んでいる、リードブロックが完全に機能。

ブロックでプレッシャーをかけ続けたことが、終盤の相手ミスを呼び込んだといえる。


早稲田は2セット・ダウンからイーブンに戻したものの敗北、、、。

まだチームとして確固たる形が不完全なような。

一歩ずつ前進してほしい。

早稲田、がんばれ!!!

デンソー勇退者3名・カレフェス 他

2007-04-27 19:23:42 | バレーボール全般
デンソーエアリービーズが3名の勇退者を発表。 http://www.denso.co.jp/AIRYBEES/topics/index.html


古舘選手も松下選手もまだ22歳。

本人の決めたことなので、私などがとやかく言うのはお門違いだろう。

が、それにしても若すぎる。

残念である。


松下選手は久光のルーキー・平井選手と、高校時代・同期であるばかりでなく、

全日本ジュニアでは、橋本選手(久光)・河村選手(JT)とチームメイトであった。

この4人は同い年なのだ。

「社業に専念」というコメントはなかったので、

勝手な希望だがバレーを続けてほしいと思う。




ここからは、例によって古い話題で申し訳ない。


日曜日の、カレッジフェスティバル(カレフェス)だが

早稲田は開幕4連敗となってしまった。

正直ガックリしたが、秋に向かってチーム力を上げていってほしい。

開幕時より、セッターの恩田さんがフロント・センターからスタートするローテを組んでいるが、

今シーズンもスタートしたばかり、いろいろ試してみたらどうだろう。

何人かの選手は体に切れがないように感じる。

コンディションが回復することを祈願。


男子の試合も横目で見ていたが、中央大の福澤選手。

さすがに凄いジャンプ力。バックアタックは空中を歩いているようであった。




春高バレーのビデオを観ていての雑感。

監督が変わればチームも変わる。

強いチームの監督さんは、やっぱりうまいこと言います。タイムアウトで。

ミスをウジウジとなじっている某チームの監督さん。

過去は変えられないが、未来は変えられる。

起きたことより、次どうすべきか指示してあげるべきでは。

勝てないのは、指導者の責任。

選手がかわいそうですよ。

全日本女子登録メンバー

2007-04-24 22:37:43 | 全日本
相変わらず、古いニュースを取り上げて申し訳ないが、


「2007全日本女子バレーボールチーム登録メンバー」が発表された。

http://www.jva.or.jp/information/20070419001.html


あの選手が選ばれて・この選手が入っていない!!!

ということに触れるつもりはない。


にしても、竹下選手の後釜は本当に木村選手なのか??????

世界選手権前の板橋選手・リーグ中の竹下選手のようなこともあるのだから

アクシデントに備えておく必要もあるのでは。

セッターが3人とは、、、


MBの人選には、もしかして…というものは感じる。



もう一つ、

『登録選手22名の中から随時選抜されたメンバーが合宿・大会に参加いたします』

「随時選抜」が果たして機能するのか。

今シーズンは、いろいろ試す時期ではないと思うのだが。



ともあれ、良いシーズンになることを期待している。

カレッジフェスティバルで考えた

2007-04-21 22:15:00 | 大学バレー
今日・明日と関東大学バレーボールは

『カレッジフェスティバル』が行われている。

これは、関東学連の男子1~3部・女子1~2部の全40チームが

東京都体育館に一堂に会して試合を行うもので(ただし男子3部の試合はサブアリーナ)、

年1回・春季リーグの催しとなっている。


明日は10時・試合開始である。入場料金は1,000円。

時間と興味のある方はぜひ都体育館に足を運んでいただきたい。



さて、今日・観戦していて

強いチーム・うまい選手はバタバタ動かない、体を静かに使う

という感じがした。


具体的例を挙げれば

・ブロックで手を振る

・スパイクジャンプを手の振上げ動作に頼りすぎる(足の力、特にハムストリングをもっと使うべき)

・レセプション=サーブレシーブの時、手を振る(肘を曲げる→伸ばす。という余計な動作が入る)

・バタバタとしたフットワーク(上手な選手は静かに動く)

・(右利きの選手がレフト側から)ストレートに打つ時、体を捻転してストレート側に正対して打っているが、私は本当にうまい選手は左脇を締め・腹筋を使って体の動きを止め、クロスを向いたままストレートに打っていると思う(例:成田選手・シャチコワ選手)。

・逆の話だがレセプションの時、早く硬くなり過ぎる。



私は昔、土工のバイトをしたことがあるのだが、

始めたばかりの頃は、必死で体を動かしている割には作業効率が上がらない。

先輩方は穴掘り一つとってみても、実にうまく道具と体を使っていると感じたものである。

デスク・ワークでもそうだろう。仕事のできる人は、ダンドリ上手。

バタバタしないものだ。



こう書くと、大学の指導者は・・・と言いたくなるが、一度ついた癖は修正するのは難しいのである。

テニスやゴルフの経験者ならご理解いただけると思うが、

突然打ち方を変えろと言われると、とんでもなく当惑するものだ。

その癖の修正に追われて、他のスキル練習などおぼつかなくなるだろう。

だから、小・中学生の指導者の質向上が大切だと何度も訴えてきた。




4面コート・4試合を観戦し、早稲田・女子も負けということで、疲れた、、、、。


カレッジフェスティバル・今日の結果 → http://www.volleyball-u.com/kanto/h19/spring/results/0421.htm

全日本コーチ公募とNTドリームス

2007-04-19 23:36:33 | バレーボール全般
いつも毒づいている日本バレーボール協会(JVA)だが、

「全日本女子チームコーチ研修生の公募について」 (http://www.jva.or.jp/information/20070402001.html)

は評価したい。

遠回りのようだが、質の高い指導者が多く存在することはバレー界のために必須だから。

私もできれば応募したいが、年齢制限(32歳以下)に引っかかる(笑・年齢OKでもまあ落選だろうが)。

募集人員は若干名となっているが、多くの熱意ある若者が採用されることを望みたい。

できれば、海外研修もぜひやってもらいたい。

ついでに言うが、JVA主催での指導者講習も多く実施してもらいたい。

特に小・中学生への指導者の質向上は非常に重要だから。



「JVAバレーボールアカデミー第3期生入校式開催」 (http://www.jva.or.jp/topics/topics200704002.html

NTドリームスの意味を否定するつもりはないが、

底辺の拡大と充実も忘れないでもらいたい。

訂正です

2007-04-18 21:36:47 | V・チャレンジ&地域リーグ
4月13日「二転三転のチャレンジマッチ」(http://blog.goo.ne.jp/wataridori-1959/e/742e8875955466543317ff9a7ea1ece7)

の内容に誤りがありましたので、訂正させていただきました。



『まず柏エンゼルクロス(チャレンジリーグ7位)の対戦相手が、三菱東京UFJ銀行(地域リーグ2位)からトヨタ自動車(同3位)になった。

おそらく三菱さんが辞退したのだろう。過去にもそういう例はあり驚くには当たらない。』

      ↓

トヨタ自動車さんは地域リーグ4位。

3位はこまちレオニーノさんです。


大変失礼いたしました。

お詫びして訂正いたします。

カレッジバレーの春・到来

2007-04-16 21:10:21 | 大学バレー
土曜・日曜と「さいたま」には行かず、「渋谷」でバレー観戦。

「渋谷でバレーが観られるのか」と言われそうだが、

関東大学バレーボール・女子一部リーグ戦は

渋谷区渋谷にある青山学院大学記念館で行われたから(しかも無料)。


ファイナルを観に行かないなんて、

自分で言うのもなんだが、本当にカレッジバレーが好きなのだなと思う。


やはり、春季リーグは各チーム完成度は低い。

毎年、チーム編成が変わらざるを得ないのだから仕方ない。


昨シーズン5冠の青学、秋山さん(NEC)が抜けてどうかと思ったが、

新セッターの土田さんもいいセッターだ。

巧い選手を間近で見ていると、良いプレーのイメージが映像として蓄積されるからなのか。

今年も速さと巧さで他チームを圧倒できるか注目。


筑波の新セッターは、渡邉さん(京都橘)。

とにかく彼女は落ち着きがある。状況判断がよく、無駄なプレーをしない。

この2チームが強いと感じた。


早稲田は連敗スタート。

今季は正直ちょっと苦しいかなと、、、。

同じ場所から・同じテンポでの攻撃ばかりでは、相手ブロッカーは楽ではないかと思うのだが。

オフェンスにもう一工夫が欲しい。

一戦ごとに成長が観られることを期待。

二転三転のチャレンジマッチ

2007-04-13 21:57:40 | バレーボール全般
いよいよ、明日からV・プレミアリーグのファイナルが始まる。

が、そのウラではチャレンジマッチ(入替戦)も行われることをお忘れなく。


今年は プレミアリーグとチャレンジリーグの入替戦が新潟・長岡市で、

チャレンジリーグと地域リーグの入替戦が広島市で行われる。


以前、チャレンジリーグと地域リーグの入替戦は豊田市で行われる。

との記事を書いたが、デマを書いたわけではない。

地域リーグの閉会式で発表されたことを、そのまま記しただけだ。


ところがその後、ゴタゴタが始まる。

まず柏エンゼルクロス(チャレンジリーグ7位)の対戦相手が、三菱東京UFJ銀行(地域リーグ2位)からトヨタ自動車(同4位)になった。

おそらく三菱さん・こまちさんが辞退したのだろう。過去にもそういう例はあり驚くには当たらない。

ちなみに、トヨタ車体の穴を埋める形でチャレンジリーグに昇格した栗山米菓だが、これも地域リーグで優勝した三菱が辞退したためである(栗山は2位だった)。


ところが豊田市で行われるチャレンジマッチは中止になったと愛知県バレーボール協会のHPで発表され、

広島市で行われることが発表されたと思ったら、トヨタさんも辞退したためエンクロの残留が決定した。


まとめると

1.豊田市 柏vs三菱 → 2.豊田市 柏vsトヨタ → 3.広島市 柏は不戦勝

である。


さらに問題なのは、「1」の発表は口頭のみ。

「2」は愛知県バレーボール協会のHPで確認できたが、しばらくして中止になったとの発表があり、

「3」を日本バレーボール協会のHPで知ったのは今週になってからである。


私は、去年は香川・一昨年は鷹巣に入替戦の観戦に行っており(主にエンクロの応援)、

都合がつけば今年も豊田市に遠征しようと思っていた。

新幹線やホテルをキャンセルし、新たな交通手段やホテルの手配をし直す所だった訳だ。


あきれて物も言えない。とはこのことだ。


確かに、チーム関係者以外でチャレンジリーグと地域リーグのチャレンジマッチに出かける人は、奇特な人物といっていいだろう。

が、全日本選手を応援する人と同じくバレーファンに違いはあるまい。


来シーズンもチャレンジと地域の入替戦の場所は公募となっている。

今からイヤーな予感がする。



ところで、チャレンジマッチ辞退って深読みかもしれないが、三菱やトヨタはVリーグ機構には入りたくないってことですかね。


トヨタ自動車さん、プレミアお金かかるといったってF1の百分の一の予算でいいんですけど、ダメですか。

月刊バスケ と 春高バレー

2007-04-12 21:07:57 | バレーボール全般
バスケットボールには興味も関心もないのだが、

「月刊バスケットボール」はたまに立ち読みする。

5月号の月刊バスケには、中学選抜の強化合宿が行われたとの記事が掲載されていた。


男子は11名紹介されていたが、全員190センチ以上で、2m越えの子も1名いた。

女子は180センチ以上が6人もいる。

その中の2名は、ひたちなか市の公立中学の生徒さんだ。

ひたちなか市といえば、リヴァーレのお膝元ではないか。

プレミアリーグの地元の中学生、しかも身長が180センチ以上あり、それなりの運動能力(はあるだろう、おそらく)を有している子が、

バレーではなくバスケをしている。

なんということだ・・・


現在バレー界は、少ない有望選手の取り合いという状況がある。

そこには色々と政治的なことも絡んでいるのだろう、、、

そんなことに忙殺される前に、まず足元をしっかり固めていただきたいものだ。



その点、シーガルズは自前で選手を育成しているし、岡山県内でバレー教室も数多く実施している。

立派ではないか。


今年の春高のビデオ(スカパーの中継を全試合録画)を少しずつ見ているが、

決勝の中継は明らかに東龍に肩入れしたもので苦笑。


河本監督のジャパン・ライムの指導ビデオを見ると、春高の優勝メンバーが多数・実演出演しているが、

強いのにも納得させられる。


V・プレミア ファイナル・ラウンド2,3日目

2007-04-11 21:17:56 | V・プレミア
プレミア女子のファイナルは

久光製薬vsJT

といこうことになった。



久光は、先野選手のセンター攻撃あって両サイドのアタックが生きるわけで、

彼女が元気でコートに立っていると強い。


橋本選手はちょっと固くなった場面も観られたが、全日本には選ばれるだろうと思う。


佐野選手のディグは凄かった。やはり全日本候補・間違いなしか。




JTは久保・位田選手の活躍が大きい。


位田選手のバレーセンスには感心。

高卒ルーキーにもかかわらずテンパらず、「相手を見る」ということがちゃんとできるのは立派。


ケニー選手も素晴らしいファイトを見せた。




バンブーは逆に高卒ルーキーが、ファイナルの重圧を受けていたように感じた。

でも、久光戦はちゃんと切り替えてきてた。


石川選手のブロックは素晴らしい。

顔を動かさないで・しかし視線はセッター→ボール→アタッカー と基本通り。

反応も速い。


久光戦では石田選手とエステス選手のポジション・チェンジ(相変わらずバンブーのベンチワークはスマート)と

彼女のブロックでフォフィー選手を封じてしまった。


吉澤選手うまいなー。難しいトスを打たせたら天下一品。




パイオニア・・・・・

わからなかったのは、久光がローテーをまわして栗原選手のサーブの時、橋本選手がフロントになるようにしてきたのに、そのままローテーションをいじらなかったこと。

1セット先取したからこれでよいと思ったのか、、、。


久光戦の終盤からJT戦とスタミナ切れのような感じも受けた。

今シーズン、3連戦は2回とも負け越しているのでイヤな予感はあったのだが、、、、、残念。


3位決定戦での奮起に期待。




WSとして狩野選手、吉澤選手、位田選手は素晴らしいと思ったが、

皆さん170センチちょっと

というところに、日本バレーの問題が感じられもした。