関東大学一部・秋期リーグも3週が終わった。
先週、松蔭に敗れた青学は千葉さんの怪我もあり苦しい状況かと思われたが、
土曜日はチーム一丸の戦いで全勝の嘉悦を破った。
今日は筑波に敗れたものの、「上げるべきボールを上げ・丁寧につなぎ・決めるべき人が決める」バレーが観られた。
千葉さんに代わった江森さん(市立川越)、セッターの伊藤さん(文京学院)もよいが、
内田さんが大黒柱の働き。
フロントセンターでレセプションをして、レフトに移動して1.1秒の速い平行を打つが、すごいプレーだと思う。
狙ったところに打てるボールコントロール、球速・回転にも変化をつけることが出来る。これもすごい。
東京女子体育大はなんとなく元気なく連敗。
筑波戦の第2セット29―29からなんと2プレー連続でポジショニング・エラーで失ってしまう。
これが影響しているのか・・・
上位4チームはそれほど力の差はない印象、なので2敗の青学も東女もまだチャンスはあると思う。
気落ちせず来週は盛り返して欲しい。
嘉悦は何といってもブロックが良い。
バンチリードを主体とした組織ブロック。
個々人の能力も高い。
9月29日(土)現在、ブロック決定率上位10傑に4人入っている。
つなぎにもったいないプレーも散見されるが、このブロックは他チームからは脅威だろう。
筑波は全日本ジュニアの渡邉さん(世界ジュニア・セッター賞)とアタッカーの呼吸が合ってきている。
ここが春との違い。
レフトへの速めのトスや、Bキャッチからでもコンビを使えるのが良い。
OPに入った中村さんも攻守にいい味を出している。
今日は4セット目に皆本さんが足を痛めてしまったが、そのことでチームが奮起したのか、
交代で入った飯田さん(大阪国際滝井)の頑張りもあり青学に逆転勝ち。
大きな1勝だが、この先まだ一山ある。
あと2週間・頑張ってほしい。
しかし皆本さんが心配だ。とても贔屓にしている選手だし、、、、、。
無理せずしっかり直してください。
早稲田は昨日・今日とストレート勝ちの連勝。
特に今日の松蔭戦は、サーブで攻め・センターの中央突破あり・苦しいところでエースが決めるといった素晴らしい試合。
なので実に気分がよろしい(単純だね・笑)。
勝ったからこそ少し言わせてください。
恩田さん(セッター)が前衛のとき連続点を取れ、バックに下がるとローテが回らない。
攻撃者が3人いるのに、なかなかブロック1枚にならないのは・・・
ライト攻撃の時は、センターはブロードに入るのではなくAかBに入ったほうがいいような(ただし、相手がマン・ツー・マンブロックの場合)。
センターがワイドに走って、ライトからCセミに入るのも有効かもしれません(Aセミに入るフェイクが出来ればなおよし)。
オフ・ブロッカー(ブロックに跳ばない選手)の位置取りを徹底させましょう。
フェイントカバーなのか、強打を拾うのか。
色々言ってすみません。
本当に今日はいい試合でした。
来週も精一杯の戦いを期待してます。
今日の試合結果→
http://www.volleyball-u.com/kanto/h19/autumn/results/0930.html