女子バレー徒然草

バレーボール(主に女子)について感じたことを書き綴った雑感記です。
※画像等の転用・転載は固くお断り申し上げます。

さらに『+2』必要では

2006-07-25 21:40:37 | 全日本
以前バレマガの柳本監督のインタビューについて疑問を呈したが、今月号の月刊バレーボールのインタビュー記事にはそう腹は立たなかった。

『-2』については以前私見を述べたが、これは本当に大事なことで勝利の必要条件です。
ただし、必要かつ十分ではない。ということを強調したい。

当たり前だが、必要条件と十分条件は違う。


繰り返すが、小学生・中学生に対する指導。

これが日本バレー再建の大切なキーワード。

小学生バレーにおける勝利至上主義、フリーポジションというクレイジーとしか私には思えないルールは是非とも何とかして欲しい。

また、バレー部のない中学校が多く、たとえ部活自体はあっても指導者がバレー未経験者というケースも多いと聞く。

これは由々しき問題。

200cmもある選手だの、最高到達点が330cmもある選手の出現は難しくとも(人為ではいかんともし難い、僥倖に頼るのみ)、これらの事案は何とか解決できるはず(人為で解決可能)。



 しかし『-2』で中国に勝てるのか。確かに昨年のWGでは23・22・23点取っているが、ホームということを考慮しなければならないだろう。

中国とはセット当たり5~6点差があると思う。
しかも次のオリンピックは中国の「ホーム」。

ということはさらに『+2』が必要だと思うが。

来シーズンの課題はこれですかね。柳本監督。

故・山田重雄氏のバレー殿堂入り

2006-07-15 22:13:02 | バレーボール全般
が決まった。

氏の晩年はスキャンダルにまみれてしまった。
が、『意見と人格は別』として考えれば、やはり山田さんの功績はとてつもないものがあると思う。

が、どういうわけかバレー界では山田さんのことをタブー視しているようである。


東京とミュンヘンの金メダル。
これはドラマチックだった。

東京で行われたオリンピック(戦後復興の証)であのソ連に勝った。
ミュンヘンでのあのブルガリア戦…。宣言どおりの金メダル。

それに比すとモントリオールでの全日本女子。強すぎた。
人は時に完璧すぎるのを嫌うのか。

だがあの当時のバレーのエッセンス。忘れるべきでない。

だが、女子バレーにおいては東京五輪でのあの壮挙ばかりが強調されすぎているように思う。

モントリオールでの快挙までタブー視なのか。



ところで全日本男子。
いやー、いいですね。

別に今日セルビア・モンテネグロに勝ったから言うわけではないけれど。

植田ジャパン。昨年のアジア選手権・グラチャンの時もとても好感が持てた。

観ていて腹が立たないし、何より面白いと感じさせてくれる。

植田監督、ブラジルをお手本にしているようだ。


柳本ジャパン。海外に手本とすべきチームあるんじゃないのか。

三好EKGのV昇格

2006-07-12 23:47:06 | V・プレミア
が決まりそうだ。
まずはよかった。

が、練習は毎日するようにするだの、監督を変えるだの要するに今のチームを母体にして、新しいクラブチームを立ち上げますということか(http://news.www.infoseek.co.jp/search/story/12yomiuri20060712ie01/%A5%D0%A5%EC%A1%BC%A5%DC%A1%BC%A5%EB/)。


今のV1で即昇格にOKが出るのは男女合わせても3チームぐらいではないかと思うが…
その他のチームはやはり三好を前例とせよということか。

だったらいっそのこと、『Vリーグのプロ化』を謳ったらどうかと思うが違いますかね。


純粋にアマチュアリズムを追求するチームは、昇格の基準に達しないということなんだから。


サマーリーグ(東部女子)で思ったこと

2006-07-03 21:48:02 | サマーリーグ・国体
1.せっかく色々なチームを観られるのに、応援しているチームの試合が終わるとどこかへ消えてしまう方たちが多い。もったいない。

タレントによる演出とそれ目当ての観客は確かに不快だが、他チームには感心ゼロのサポーターも疑問。人の迷惑かえりみず(頼むから試合中は人の前に立たないで下さい)写真を撮りまくるファンも???


2.上尾とアクアはこの大会に向けてしっかり準備が出来ていたように感じた。
総じてV1のチームにはひたむきさを感じたが、Vのチームにはそういったものを感じない場面が多々あり。

V1の多くのチームはAB戦もままならない部員数しかおらず、仕事もフルタイムでこなし、自前の体育館もないチームもある。そういう恵まれない環境でも、必死でボールを追うとか、チャンスボールは丁寧に、なんてことはV1のチームのほうが余程ちゃんとやってます。

当たり前のことはちゃんとやっていただかないと腹が立ちますよ、Vリーグのチームの皆さん。


3.パイオニアの庄司選手のセッターに話題が集まったが、バックセンターのレシーブ位置、これも面白いと思った。