バレーボールマガジン2007/02に
松永敏氏が『世界のバレーボール傾向と日本のバレーボールのギャップ』
という記事を寄稿されている。
私にとって、共感・関心・勉強になる内容だったので
毎度勝手ながら内容の一部を要約・抜粋させていただきます。
松永さんごめんなさい。
海外のバレーボール関係者とディスカッションした内容から、日本のバレーをどう見ているかまとめると
1.世界大会の日本開催が活かされていない
日本チームの編成・戦術・技術を見ると、世界のバレーの傾向を分析・研究が成されているとは思えない。世界大会が毎年のように開催されているのに、もったいない。
2.世界と戦える方法はまだある
体格・体力を理由に上位復活をあきらめているのではないか。が、男子2メートル・女子185㎝を越える選手が日本には存在する。これらの選手に充実したトレーニングメニューを実践すれば諸外国に引けを取らない体力を獲得できる。
3.メダル獲得時代から脱却していない
日本は男女とも過去のメダルを取ったバレーボールの考え方から脱し切れていない。
4.独自の武器を的確に把握していない
諸外国が真似できない戦術・技術をなくすべきでないが、その武器をいまだ精神的なものに置き換えて勘違いしているところがある。
5.コーチのディスカッション不足
全日本を見る限り監督の単独意見でチーム作りが行われているように思う。
日本バレー復活のためにはコーチの力を結集するディスカッションが不可欠。
6.総括
日本バレーは完全に世界に取り残されている。しかし、その真の状況を認識していないのではないか。
諸外国のバレーは日本の大会開催に頼っているので、日本男女がこれ以上世界ランクを落とさない程度に止まってくれることを希望していることも事実。
これに続き、
世界のバレーボールとのギャップ
が述べられているのだが、「ジャンプの違い」などやはり楽しく・ためになることばかりであり、
ご一読をお勧めしたい。
尚、次号にも続きが掲載されるとのこと。
さて、海外のバレーボール関係者との交流といえば、
松平氏を忘れてはいけないだろう。
月刊バレーボールの誌上対談を見ると、
いかに世界のバレー関係者からリスペクトされているか、
ということが判る。
私が不思議かつ残念に思うのは
その対談などの席で、
日本バレーに対する率直な意見は出ていない。
ということである。
そのような話は企画の意図に合わない、ということでカットされているのか。
対談相手がかしこまってしまい、そのような話は出てこないのか。
いずれにしても残念なことである。
御大・松平さんが、
ヘオルヘはこう言っていた とか
レゼンデの意見はこうだ
と言ってくれたら、インパクトや影響力は計り知れないものがあるだろうに、、、。
松永敏氏が『世界のバレーボール傾向と日本のバレーボールのギャップ』
という記事を寄稿されている。
私にとって、共感・関心・勉強になる内容だったので
毎度勝手ながら内容の一部を要約・抜粋させていただきます。
松永さんごめんなさい。
海外のバレーボール関係者とディスカッションした内容から、日本のバレーをどう見ているかまとめると
1.世界大会の日本開催が活かされていない
日本チームの編成・戦術・技術を見ると、世界のバレーの傾向を分析・研究が成されているとは思えない。世界大会が毎年のように開催されているのに、もったいない。
2.世界と戦える方法はまだある
体格・体力を理由に上位復活をあきらめているのではないか。が、男子2メートル・女子185㎝を越える選手が日本には存在する。これらの選手に充実したトレーニングメニューを実践すれば諸外国に引けを取らない体力を獲得できる。
3.メダル獲得時代から脱却していない
日本は男女とも過去のメダルを取ったバレーボールの考え方から脱し切れていない。
4.独自の武器を的確に把握していない
諸外国が真似できない戦術・技術をなくすべきでないが、その武器をいまだ精神的なものに置き換えて勘違いしているところがある。
5.コーチのディスカッション不足
全日本を見る限り監督の単独意見でチーム作りが行われているように思う。
日本バレー復活のためにはコーチの力を結集するディスカッションが不可欠。
6.総括
日本バレーは完全に世界に取り残されている。しかし、その真の状況を認識していないのではないか。
諸外国のバレーは日本の大会開催に頼っているので、日本男女がこれ以上世界ランクを落とさない程度に止まってくれることを希望していることも事実。
これに続き、
世界のバレーボールとのギャップ
が述べられているのだが、「ジャンプの違い」などやはり楽しく・ためになることばかりであり、
ご一読をお勧めしたい。
尚、次号にも続きが掲載されるとのこと。
さて、海外のバレーボール関係者との交流といえば、
松平氏を忘れてはいけないだろう。
月刊バレーボールの誌上対談を見ると、
いかに世界のバレー関係者からリスペクトされているか、
ということが判る。
私が不思議かつ残念に思うのは
その対談などの席で、
日本バレーに対する率直な意見は出ていない。
ということである。
そのような話は企画の意図に合わない、ということでカットされているのか。
対談相手がかしこまってしまい、そのような話は出てこないのか。
いずれにしても残念なことである。
御大・松平さんが、
ヘオルヘはこう言っていた とか
レゼンデの意見はこうだ
と言ってくれたら、インパクトや影響力は計り知れないものがあるだろうに、、、。