私がスパイクフォームにこだわるのは、ゴルフをやっていたせいだろうと思う。
全てとはいえないだろうが、多くのゴルファーはスイングにこだわり研究するものだ。
ゴルフ雑誌には毎号トッププロのフォームの分解写真が掲載されているし、
練習場やゴルフコースには分解写真を撮ってくれるサービスを実施している所もある。
以前某ゴルフ場でそのサービスを利用し、出来上がった写真を見てビックリそしてガッカリした。
右手のコックが早く解け、タメのないスイングになっていた。
「これじゃ飛距離は出ないなー」と思わされた。
とにかく間違ったスイングをしていては、それなりの結果しか出ない。
飛距離は稼げないし・あらぬ方向に飛んでいってしまう。
バレーボールでもパフォーマンスが上がらないのはフォームに原因があるのでは?
とは考えられないだろうか。
前置きが長くなってしまったが、前々回に続き日本人選手と外国人(イタリア)選手のスパイクフォームを比べてみたい。
画像が不鮮明で本当に申し訳ないです。
デルコーレ選手
対日本戦立ち上がり早々の場面。レセプションをこなし(バックレフトの位置)
右足がアタックラインのすぐ前あたりで踏み切り
右肘はやや高い位地にあるが、掌は下向きで体もほとんど後傾していない
このスパイク、セッターのセットからヒットまで0.9秒であった
荒木選手はつけきれていない
スパイクはクロスコートに決まった
不鮮明で分かりづらいと思うが、前腕は回内運動をしながら内側(左股関節の方)へ振り切っている
多くの日本人選手は体の外側へ振っているが、、、外側へフォローを取ると振り切ることが出来ないと思うのだが
デルコーレ選手はFIVBのHPによれば、180㎝/73kg・最高到達点は296㎝
日本人選手と大して変わらない数字なのに、スパイクのキレは段違いに感じられる
韓国戦における木村選手のバックアタック
見事に体が弓なりになり、右ひじも耳の所まで上げられている
日本の教科書に書いてある通りといっていい
フォロースルー、右手は外側へ
木村選手のアタックは巧さは感じられるが、もっと爆発力があってもいいと思う
ガモワ選手やルイザ選手と比較して言っているのではない
ブラジルの選手やデルコーレ選手と体格的にはさほど差はないのだから・・・
なぜなのか、やはり打ち方が違うからなのでは
「日本の教科書」に書いてあることに疑問を抱いてしまう
バラッツァ選手のAクイック
右足はセンターラインとアタックラインの中央あたり
右肘は両肩の延長線上・右掌は下向き・体もそれほど反っていない
バラッツァ選手のフォームでは「腕を振り回し過ぎるので、早い攻撃は出来ない」
というのが一般的な「日本の教科書」の解釈だが
ブラジルやイタリアの選手はWSもMBもスパイクフォームはみな同じといってよい
ちなみにこのアタックはセットから0.3秒でヒットしている
タイ戦における杉山選手の一人移動時間差
とても良い攻撃だと思うが、ジャンプがちょん飛びになっているのが残念
かぶり気味だったため着地後転んでしまった・・・
しかし日本の選手はよく着地後転びますね
アクシデントを避けるためやむを得ず、というのなら分かりますが、野球でも投手は投球後5人目の内野手としてすぐ守備体勢をとるのは当たり前
バレーでも同じでしょう
自分でブロックフォローしたり、リバウンドを処理したりとか、、、
韓国戦の荒木選手のAクイック
キム・セヨン選手に1枚でシャットされる
もう少しネットから距離のあるところでヒットできれば、ブロックをかわしやすいと思うのだが
全てとはいえないだろうが、多くのゴルファーはスイングにこだわり研究するものだ。
ゴルフ雑誌には毎号トッププロのフォームの分解写真が掲載されているし、
練習場やゴルフコースには分解写真を撮ってくれるサービスを実施している所もある。
以前某ゴルフ場でそのサービスを利用し、出来上がった写真を見てビックリそしてガッカリした。
右手のコックが早く解け、タメのないスイングになっていた。
「これじゃ飛距離は出ないなー」と思わされた。
とにかく間違ったスイングをしていては、それなりの結果しか出ない。
飛距離は稼げないし・あらぬ方向に飛んでいってしまう。
バレーボールでもパフォーマンスが上がらないのはフォームに原因があるのでは?
とは考えられないだろうか。
前置きが長くなってしまったが、前々回に続き日本人選手と外国人(イタリア)選手のスパイクフォームを比べてみたい。
画像が不鮮明で本当に申し訳ないです。
デルコーレ選手
対日本戦立ち上がり早々の場面。レセプションをこなし(バックレフトの位置)
右足がアタックラインのすぐ前あたりで踏み切り
右肘はやや高い位地にあるが、掌は下向きで体もほとんど後傾していない
このスパイク、セッターのセットからヒットまで0.9秒であった
荒木選手はつけきれていない
スパイクはクロスコートに決まった
不鮮明で分かりづらいと思うが、前腕は回内運動をしながら内側(左股関節の方)へ振り切っている
多くの日本人選手は体の外側へ振っているが、、、外側へフォローを取ると振り切ることが出来ないと思うのだが
デルコーレ選手はFIVBのHPによれば、180㎝/73kg・最高到達点は296㎝
日本人選手と大して変わらない数字なのに、スパイクのキレは段違いに感じられる
韓国戦における木村選手のバックアタック
見事に体が弓なりになり、右ひじも耳の所まで上げられている
日本の教科書に書いてある通りといっていい
フォロースルー、右手は外側へ
木村選手のアタックは巧さは感じられるが、もっと爆発力があってもいいと思う
ガモワ選手やルイザ選手と比較して言っているのではない
ブラジルの選手やデルコーレ選手と体格的にはさほど差はないのだから・・・
なぜなのか、やはり打ち方が違うからなのでは
「日本の教科書」に書いてあることに疑問を抱いてしまう
バラッツァ選手のAクイック
右足はセンターラインとアタックラインの中央あたり
右肘は両肩の延長線上・右掌は下向き・体もそれほど反っていない
バラッツァ選手のフォームでは「腕を振り回し過ぎるので、早い攻撃は出来ない」
というのが一般的な「日本の教科書」の解釈だが
ブラジルやイタリアの選手はWSもMBもスパイクフォームはみな同じといってよい
ちなみにこのアタックはセットから0.3秒でヒットしている
タイ戦における杉山選手の一人移動時間差
とても良い攻撃だと思うが、ジャンプがちょん飛びになっているのが残念
かぶり気味だったため着地後転んでしまった・・・
しかし日本の選手はよく着地後転びますね
アクシデントを避けるためやむを得ず、というのなら分かりますが、野球でも投手は投球後5人目の内野手としてすぐ守備体勢をとるのは当たり前
バレーでも同じでしょう
自分でブロックフォローしたり、リバウンドを処理したりとか、、、
韓国戦の荒木選手のAクイック
キム・セヨン選手に1枚でシャットされる
もう少しネットから距離のあるところでヒットできれば、ブロックをかわしやすいと思うのだが