何かのはずみで、まだ突然涙が溢れ出す。。
息子の事で、時に後悔が頭の中を駆け巡る・・
なんで・・もっと・・
あの時なんであんな事を言ってしまったのか・・
ああしておけば・・
こうしておけば・・
もう、何を言っても、考えても、詮無い事とは分かっているのに・・
そして泣いてしまう。。
歌友の女性も38歳の一人娘を癌で失ったと聞いていた。。
自分の歌待ちの間に
お互いの娘と息子の話に至ると、双方ともに泣いている。。
泣いて自分を慰めているのです。
涙を流すと、どうしようもない悲しみが静まるのです・・
だから涙は救いになるのです。
彼女の夫は泣いている妻に「いつまで泣いているんだ! 泣いて帰って来るのか!
」と暴言を吐いたとか・・
それから彼女は夫を避けるようになったそうです。
所詮、男に母親の気持ちは分からないとね・・
私は・・それが男の性なんでしょう。
お腹の中で、十月十日、血肉を分けて育てて、産みの苦しみの果てに嬰児を我が胸に抱く母親の気持ちなど男が理解できるはずはないのだからだと・・
だから子を失くした母ほど悲しい人はいないのです。
死ぬまで、罪の意識を抱えて生きて行きますから・・
何も罪を犯してもないのに・・
それも女の性なんです。
又、来月もお墓参りに行きましょう・・