みかん園の草取りをしていたら鳥がいました。
1羽ないし2羽で、10メートルくらい近くまで来ることがあります。
あちこちと地面を歩きまわっていました。
除草作業をしているのですが、
刈った草を枯らすために、以前に除草してあった草をひっくり返すのですが、
そうすると、必ずといってよいくらいミミズが出てきます。
どうやらこの鳥は、そのミミズをついばんでいるようです。
あちこち歩き回るので写真はわかりにくいのですが、
確かにくちばしにはミミズをくわえています。
雑草の繁茂するこの時期、ひと雨ごとに草が伸びてきます。
除草は鎌が唯一の手段なので、汗びっしょりのなかなかきつい作業です。
ミミズが繁殖できるのは、除草剤を使っていないためです。
ミミズは硬く固まりがちな土壌を通気性のあるポロポロの土に変えてくれます。
人が地面を鍬ですく作業を、はるかにやさしく見事にやってくれます。
当初はその形がうす気味悪く感じていたのですが、
今は、その存在を大歓迎しています。
そしてミミズを歓迎しているのは、この鳥も同じということです。