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みかん栽培と、その周辺の四季

みかんの木を栽培しています。四季折々の周辺作業を紹介したいと思います。これを通じて交流できたらと期待しています。

ミカンの枝に放棄された蜂の巣を発見

2010年09月19日 22時02分58秒 | みかん栽培
ミカンの枝に放棄された足長蜂の巣

9月19日、みかんの木の薬剤散布をしていたところ、足長蜂の巣を見つけました。
たいへん小さなもので、巣づくりをはじめてすぐに放棄してしまったようです。

どうして蜂は巣づくりを断念したのか。

今年の夏は雨がほとんど降らなかったので、
雨水を考慮せずに巣づくりをはじめたのでしょうか。
もしそうだとすると、足長蜂も今年の異常気象にふりまわされたことになります。

こんな場所に巣をつくれば、雨水にさらされてしまいます。
巣づくりをはじめて、ほどなく雨が降ったのではないでしょうか。
そのため、他の適当な場所に移動したのではないでしょうか。

 以前、みかんの木の手入れが行き届かず、枝葉が密集してしまったときには、
ミカンの木の内側に10センチ大の足長蜂の巣が枝先につくられてしまいました。
その時は、秋が深まって気温が下がるまで、木には近づけませんでした。

また、以前は、草刈りしていて、枝先に出来た蜂の巣に気付かず、
すぐ目の前まで近づいてしまい、刺されてしまったこともあります。

それからすると、今回は無事でした。
最近では剪定もどきのこともしているし、なによりも足しげくかよっている、
その勤労の効果がでているのかもしれません。

蜂は、本来はミカンの木につく害虫を駆除してくれているのですが、
その意味では益虫として歓迎されるべきものなのですが、
人の行動圏内に巣づくりされてしまうと、どうしても喧嘩になってしまいます。
今回は、知らないうちに蜂自身の事情により、平和的に解決していたようです。

秋空の下で、ウンシュウミカンは

2010年09月15日 19時14分48秒 | みかん栽培
秋晴れの下でウンシュウミカンは

9月8日に台風9号が直撃した小田原地方ですが、
今年は3月30日の遅霜など自然の猛威が続きましたが、
自然の傷跡を残しながらも、
何とか例年の姿にもどろうとしています。

みかん畑にも、暑かった夏を過ぎ、
ようやく秋風が感じられるようになってきました。
ウンシュウミカンにとっても、今年は自然はきびしのですが、
何とかここまで、そこそこに生育してきました。
今、濃緑色のみかんの果実が秋晴れに映えています。

スダチの季節に入りました

2010年09月07日 21時23分03秒 | みかん栽培
スダチが旬の季節となりました

8月下旬からスダチの収穫が始まっています。
8月17日に壊れていたPCを修理に出していたのですが、
9月7日夜、先ほど戻ってきました。
スダチのたよりが、再開の第一報です。

スダチは、サンマや豆腐に絞って、味を引き立てるスダチですが、
焼酎の水割りに絞ってもいけます。
暦の上では秋だというのに、この暑さはどうしたものでしょう。
この暑さしのぎに、スダチの焼酎割りが欠かせないものになっています。

憎きカミキリムシ、4匹目をゲット

2010年08月17日 15時40分18秒 | みかん栽培
やった!ミカンの大敵-カミキリムシをつかまえた

8月17日、カミキリムシを1匹駆除しました。
ミカンの手入れは、今日は薬剤散布をしていたのですが。
カミキリムシとハダニ対策で散布をしていたのですが。
そのものズバリでした。

散布の途中で、ミカンの木の枝先にいたカミキリムシ1匹をみつけました。
薬剤をよくふきかけて、動きを鈍らせて、
逃げられないように地面に下ろしてから、捕獲しました。

なんで、こんな小さな虫に目くじらを立てるかというと、
当園はたった25本のミカンの木なんですが、
カミキリムシの加害のために、3本が消失してしまい、
さらにこの一年で、2本がひと枝を残して枯らされてしまっているからです。
カミキリムシは、みかん栽培にとって、一番の大敵なんです。

今年は、これで4匹目となります。
去年はこの時点で、18匹を駆除していたのですが。
今年は、カミキリムシが減っているのか、
それとも日曜農夫の監視の目が弱いだけのことか、わかりません。
今日出かけたことで、カミキリムシを1匹駆除できたことは確かです。

スダチ、そろそろ収穫の時期に入ります

2010年08月16日 04時37分26秒 | みかん栽培
スダチが収穫の時期にはいります

香酸柑橘類のスダチは、濃緑色が持ち味です。
3センチくらいの大きさに生育したものもあります。
写真は、8月15日、神奈川県西部、真鶴町でのもの。
おそらく四国などの産地では、もっと成育していることでしょう。

みかん園は、今、クマゼミが大合唱しています。
柑橘類は、夏の強い日差しを受けて、生育しつつありますが、
この時期、それぞれの個性ある姿に分化しつつあります。

スダチは、これで成育した姿です。
柑橘類のトップを切って、8月下旬には、いよいよ収穫が始まります。
酸味のきいたその果汁は、まだ暑さの残る時期にあってます。
香りと味が、季節の食材を引き立ててくれます。
焼酎にもあいますし、スダチ酒にもなります。
きっと夏バテ予防にも効果があるとおもいます。

金柑の木に小さな実がついてます

2010年08月05日 05時29分25秒 | みかん栽培

金柑に小さな実がつきました

7月に入って花が咲き出した金柑の木ですが、
数は少ないのですが、5ミリくらいの小さな実がついてます。

同時に、周りにはまだ花も咲いています。
金柑の花は一時に咲くのではなく、
何段階か、時間をずらせるようにして、咲いているようです。

そういえば、収穫も12月から翌年の3月くらいまで、
実が成熟する時期に幅がありますが、
それもうなづけます。

幼木が3本あるのですが、
実のつき具合は、木によってアンパラランスがあり、
毎年、ほんの数個しか実をつけない木もあれば、
比較的に最近植えたのに、まずまずの数が結果する木もあります。

柑橘類の一つとして、生育を楽しみにしている金柑です。


スダチの収穫まで、あと少しです

2010年08月04日 04時35分08秒 | みかん栽培
スダチが生育しています

濃緑色のキリッとしまったスダチの実が生育しています。
早いものでは8月下旬には収穫できるスダチですが、
少しずつとるようにして、11月くらいまでは楽しめます。
柑橘類の先頭を切って収穫が始まるはずです。

香酸柑橘としてスダチは和食によくつかわれます。
酸味と香りは食材をひきたててくれます。

当方にも、2004年に植えた1本がありますが、
近年ではたくさんの実をつけてくれるようになっています。
もうあと少しで、スダチの季節の始まりです。

ミカン園の夏草の代表-メヒシバ

2010年08月02日 04時30分01秒 | みかん栽培
メヒシバ、夏草の代表的なもの

この時期、みかん園は草刈りで汗を流しています。
すでに何回か紹介してきました。

写真は、夏草の代表的な存在-メヒシバです。
目下、草刈りしている対象です。
このほかにもエノコログサ(ネコじゃらし)があります。
梅雨の時期から地面をおおいつくします。

草刈りは、一年を通してみると、2月と4月に春草の草取りをし、
そしてこの7月に夏草を刈り、さらに9月にと、4回の草取りをしています。
ようするにミカン園の手入れというのは、一番の苦労は草刈りにあるわけです。
刈るべき時に手を抜くと、根を張ってしまい、あとで何倍もの労働が必要になります。

蜂に刺されなかったのは奇跡的でした

2010年07月31日 14時47分51秒 | みかん栽培

足長蜂の巣の様子をみてみました

前回、土手の草刈りをしていて、蜂の巣にぶつかりました。
ただちに離れました。蜂の怒っている羽音も聞こえました。
それが写真の場所です。

前回、蜂駆除用のスプレー剤を吹き付けておきました。
そのため、今回見たら蜂はどこかへ引っ越したらしく、いなくなっていました。

あらためて、作業途中で放りだした状況をみてみました。
蜂の巣はまだ小さくて、お茶の木の下側に、雨を避けるようにできていました。
当方は、木の下の草刈りをしていて、巣があることを知らずに刈っていました。
蜂の巣まで50センチの近さどころか、巣の周りをていねいに草刈りしていました。
ここまで巣に近づいていて、よくもまぁ、蜂に刺されなかったものです。

時間がたてば巣は大きくなり、蜂も戦闘的になって近づけなくなります。
さいわい、前回の駆除スプレーの効果で、今回は蜂はいなくなっていました。
おかげで、今回続きの土手の草刈りをすますことが出来ました。
前回、蜂に刺されなかったのは奇跡的でした。
やれやれです。


草取りしたミカンの木の根周り

2010年07月28日 04時56分28秒 | みかん栽培
引き続きミカン園の草取りをしています

日本の農家の人たちの畑をみると雑草がほとんどない。
実に綺麗に草取りされ、しっかりと管理されています。
しかし、ミカン園の場合はなかなかそうはいきません。
まして、当、日曜農夫のミカン園は、そうはいきません。
そんな労力も、潔癖性もありません。
せめて、みかんの木の樹冠の下だけは綺麗にしようとは思っているのですが・・。

まわりのある規模のみかん畑を見ると、ほとんど放置したままの畑もあるし、
ある時期に除草剤を使って枯らした様子も見られます。
当園は、450平米ですから、何とか鎌一本で頑張っています。
初夏の強くなった日差しの下で、日差しをなるべく避けながらの草取り。
これがミカン栽培で、最も大変な難行苦行です。
この時期、全体をあたるには、何日間か汗をかかなければなりません。

梅雨明けして、青空に映えるみかんの実

2010年07月24日 05時37分38秒 | みかん栽培
みかんの実が青空に映えています

7月20日のみかんの実です。
梅雨も明けて、綺麗に青空が広がっています。
濃緑色のみかんの実が青空に映えています。

今、果実の大きさは2センチ位でしょうか。
摘果はしていないのですが、そこまで手が回らないのですが、
良くしたもので、「ジューン・ドロップ」により自然に調整されています。

初夏の強い日差しの下で、
みかんの実は順調に肥大化しつつあります。

雑草で覆われたみかん園

2010年07月22日 05時16分54秒 | みかん栽培

みかん園は雑草で覆われています

梅雨明けのこの時期、みかん園は雑草で覆われてしまっています。
梅雨の雨の、ひと降りごとに雑草が伸びていました。

緑に覆われたみかん園も綺麗なのですが、
この時期に、難行苦行の草取り・草刈りに汗を流します。
雑草の根が張ってしまうと、後後の草取りが一層大変になってしまいますから。

一般には、草刈り機や除草剤も使わざるを得ないところでしょうが、
当方は、そこは頑張って鎌一本で汗を流します。
ミミズや昆虫たちも生活している場ですから、除草剤はつかいません。
それに傾斜した土地ですから、土どめの役割を雑草が果たしていますから。

それにしても、この時期の作業は過酷です。
夏の暑い日差しがジリジリと照りつけますから、
朝の日差しがまだ弱い時が、頑張り時となります。
とはいっても、たちどころに汗で全身がずぶ濡れになってしまいます。
2、3時間作業すると、もう完全にヘトヘトになってしまいます。
タオルや着替え、水をたくさん用意して、数日間のアタックです。

この時期の草刈りが、おそらく一番の難行苦行です。


宮川早生で2匹目のカミキリムシを見つける

2010年07月20日 14時53分09秒 | みかん栽培
みかんの木で2匹目のカミキリムシを見つけました

7月20日は草刈りが主題でした。
炎天下での草刈り作業は、体力的にきついものがあります。
陽の強くなる前に終わらせるために、午前4時15分発でした。
午前6時20分に草刈り開始。
今回はカミキリムシと出会っても逃がさないように、
動きを鈍らせるためのスブラサイド入りスプレーを用意して作業を開始しました。

ドンピシャリ、作業をはじめて間もなくカミキリムシを発見しました。
宮川早生の小木で、やはり樹皮をかじっているところでした。
今回は、撮影した後、直ちに薬剤を噴霧して、動きを鈍らせて御用でした。

この日は、草刈りしている中で、草むらの中にいた1匹も駆除しました。
いずれもゴマダラカミキリムシの小形でした。
おそらく羽化したてのようで、これが樹皮や葉を食べて大きくなるのかと思われます。

何回か、草刈りしながら、カミキリムシを探す、そうした作業が続きます。
今回の草刈りは、午前6時20分から午前9時まで。
2時間半も草刈りすれば、水を浴びたように、全身汗ビッショリになります。

みかんの木でカミキリムシの羽化穴をみつけました

2010年07月19日 10時39分11秒 | みかん栽培
カミキリムシの羽化穴を見つけました

7月18日、今年最初のカミキリムシの痕跡の発見です。
例年に比べて、今年は出会いが少ないかなぁと感じていた矢先です。
ついにカミキリムシも減ってくれるか…と感じかけた矢先でした。

みかん園でのことですが。
みかんの木の基幹に開けられた羽化穴を見つけました。
つい一週間前には穴などは無かったのですが・・・、
いよいよカミキリムシが動き出したということです。

カミキリムシの成虫は、みかんの木の基幹部分に卵をうみつけます。
生みつけられた卵から幼虫になって、それが2年間、基幹の中を食い荒らします。
そうしてから成虫となって、羽化穴をあけて出てきます。
この木の中で2年間活動していた跡というわけです。
この循環を繰り返します。

昨日紹介しましたが、
この羽化穴を見つけた後で、最初のカミキリムシの成虫を見つけた次第です。
これから9月ころまで、カミキリムシの成虫をどれだけ抑えれるか注目です。

みかんの木は24本しかありません、3本は枯らされてしまっています。
残っている木も、3本が枯れる寸前にされてしまいました。
原因はカミキリムシです。
にちなみに、去年は成虫21匹を駆除しています。
外からも飛んできますから、自園だけではないのですが。
例年このくらいの数を駆除しています。

はたして今年はどうなるか。

ついに見つけた最初のゴマダラカミキリムシ

2010年07月18日 18時45分40秒 | みかん栽培
今年最初のゴマダラカミキリムシ

そろそろみかんの木に出てくるころとは予想していたのですが、
案の上、7月18日にゴマダラカミキリムシを見つけました。

今回、発見した場所は、ユズの小木の枝先でした。
さかんに樹皮を食べているところでした。

当方はカメラでアップの姿を撮ろうと、
ピントを合わせようと、ああでもなく、こうでもなく操作していたのですが…。
それが、相手に気付かれてしまいました。
それまで静止していたカミキリムシは、かなりの活動性で枝先に逃げていきます。
さらにその姿を写そうとしていたら、突然の「うっちゃり技」です。
枝先から落下して、どこかに姿を消してしまいました。

一生懸命、探したのですが、
落ちた途中にの枝にいないか、落下したあたりの地面に居ないか、
いろいろ探したのですが、必死な相手の方が上手でした。
落下という捨て身の戦法で、どこかに姿を消してしまいました。

いずれにしても、みかんの木に、
ゴマダラカミキリムシの成虫が活動しだす頃になっているわけです。