先日、
はなそさんのブログで懐かしいバンドの画像を見ました。
その名は「FOCUS」、オランダのマニアックなグループです。
学生の頃、最後にやっていたバンドは、高校生の時からクリームのコピー
バンドをやっていた僕(当時はベース)とギターが別の2人と組んだバンド
でした。
当初はクリームの曲をレパートリーの中心にしていたのですが、新メンバー
がプログレも好きだった事もあって、その後はピンクフロイドのコピーを中心
にしてクリームの曲もやるというプログレ&ハードロックのコピーバンドという
変なバンドに変貌を遂げます。
遊びですが他のバンドのコピー曲もよくやりました。遊びなので完全に1曲
にはならないものも多かったですが、ハードロックではジミヘン・ツェッペリン・
マウンテン・GFR・ウィッシュボーンアッシュ、プログレではキングクリムゾン・
EL&P等々です。
そんな中で見つけてきたのがFOCUSの「HOCUS POCUS」という曲。
一回聴いてぶっ飛んで、次の練習にテープを持って行ったらギターの奴も
持って来ていた~。類は友を呼ぶの典型ですね。
さすがにフルートを吹けるメンバーはいなかったのでその部分は省略です。
VOCAL(と言っていいのか?)には皆でチャレンジしましたがなかなかうまく
できず、結局はインストルメンタルでやりましたっけ。でも口笛と歯笛(!)は
入れましたね~。
そんな縁もあってFOCUSのレコードも買い、来日した時にはコンサートにも
行くほどのファンになりました。
リーダー(格?)であるオルガン・フルート・ボイス担当のタイスの父はクラシ
ックのフルート奏者、タイス本人も正式なクラシックの教育を受けてフルートの
学位も持っているのですが、持ち前のユーモアセンスもあり独特で楽しい曲
ができたと推測してます。バカテクギターのヤンも見た目はこわもてだけど
結構お茶目なフレーズも多くて楽しいんですよ~。
(ちなみに、タイスはレコードクレジットによるとティッジス、オランダ語の発音
は皆よくわからなかったらしくて当時の表記はバラバラです。)
今日の午後はレコードを引っ張りだして来て聴いています。たしか4枚あった
はずだけど3枚しか見つからない。まあ1/3はダブルアルバムだからいいか?
アナログプレーヤーは名機DENON DP-60L。こいつには僕が死ぬまで頑張っ
てもらいます。老後の楽しみの為にね~。