年に一度の雪山。
朝5時出発。 京都東ICから湖西道路を経て葛川坊村へ。
予定より早く7時30分に着いたが、雨がパラパラで、
止むまで待つ。 駐車した葛川市民センターのすぐ横を流れる
安曇川に大勢の釣り人。 今日が渓流釣りの解禁日とか。
でも雨のために濁っている川では釣れそうに無い。
「昼には晴れる」という天気予報を信じて8時30分出発。
工事中の明王院の横からすぐに暖冬と雨で雪がなくてドロドロの急登。
尾根まで頑張ると少し雪が出てくる。
11:20 頂上についてもガスの中。
期待していた青空が望めそうもないので、コーヒーを飲んで、
早々に退散。 僅かでも雪山の雰囲気を味わえただけで
よしとするが・・・。
車に戻る国道で見かけたのは「鯖街道」。
途中のレストランにも「鯖寿司」の看板。
海の側から来た我々は、こんな山の中でまで鯖寿司を
食べる必要はないよ。
「今、静かに息引き取った。さっきひとりでオシッコしに行って。
急にハーハーいうんでなでてやってたらすぐに眠るように。
あっというまやった。
その瞬間、哲から電話かかって、ムシの知らせかな。
なおさんには夜に知らせるわ、仕事にさしつかえるから」
・・・これが母さんからラムの訃報を知らせてきたメール。
これを読むと、いまでもウルウルしてしまう。
昨日、会社の関係で島田洋七氏の講演を聞いた。
演題は「コツコツの先には成功がある」。
「最初に開催側の責任者の挨拶」と言ったときには、
島田氏がマイクをとり「がばい婆ちゃん」をしゃべり出した。
講演でありながら、ときどき「コツコツやれば・・・」という
言葉が入っているだけで、ストーリーも教訓めいたものも無く、
行き当たりばったりで、おしゃべりは止まらず。
しかし、聴衆者は涙を出しながらの笑いっぱなしで、
予定の1時間15分が、あっというまに過ぎてしまった。
それにしても、200人以上の聴衆者がいながら、あの有名な
本を買って読んだのが数人だけ。 本人も「今日のために、
もう少しの人が買って読んでくれてると思ったけどな」と
こんなところでも笑いを誘っていた。