12月22日 金曜日の深夜。 左腕が痛くて目が覚めた。
肘の上の筋肉が痛い。 腕を伸ばすと、今度は下の筋肉が痛い。
少し曲げて負担をかけないでいると、殆ど痛みは無い。
これで月曜の朝まで我慢して、(関節ではないので、たぶん解ら
ないだろうと思いながら)早速外科へ。
結果は思ったとおり。 レントゲンを見て、「うーん。 とりあえず
湿布を貼って様子をみるか・・・」 少し治ってきていたような感じ
だったので、「やっぱり。 でも、まあ、いいっか」。
夏の終わりに左指を斬って6針ほど縫ってから、左の背中が猛烈
に痛くなり、 次には、声帯の左側が腫れ声が出なくなり、その次
には左の鼻が調子悪くて、今度は左腕。 これで9月から今まで、
医者に行きっぱなしで薬漬け。 こんな最悪な年は今まで経験した
ことが無い。 なぜ左ばかりなんだ。 細木数子さんの占いの本でも
買って、調べなくてはならないのか と考えたが、厄年や大殺界なん
て気にもしないで生きてきた人生で、今更占いでもないよな。
「よし。 気分転換に釣りに行こう。 来年の運気を高めるためにも
鯛を釣りに」 これが一番自分にあった治療法。
たぶん、この結論は正しいはず。 結果はどうなるか・・・。
久しぶりに東京に出張。
金曜の夕食は息子と居酒屋で済ませる。
居酒屋近くのルミナリエ
37万個の電球が400mも
続いていて、キレイというより
圧巻というべきか。
息子の狭いアパートの炬燵に潜り込んで寝る。
体育会系で頑張っている証を
見せてもらう。
翌日は、ゼミのある息子を残して、10時に出発。
行き先は柴又。 前回、何も知らずに浅草に行って、
寅さんがいなかったので一人でリベンジに向かう。
2時間後、やっと到着
寅さんが迎えてくれた。
ご前様に会うために参道を帝釈天に向かう
途中で山本信也監督が撮影されているところに出くわした。
NHKのBSで寅さん全48作を放映中で、たぶん、その解説
の撮影だろう。 声もしゃべり方もテレビのままや。
次にほんものの寅さんに会ったので、一緒に記念撮影。
屋久島の帰りの鹿児島空港で、「釣りバカ日誌」で撮影中の
三国連太郎さんを見たが、その時はスタッフが「写真は取るな」
「ここに入るな」 関西弁のおばちゃんが「勝手なこと言わんといて」
「どこに行こうと、わてらの勝手や」 ・・・心の中でガンバレ。
しかし、山本信也監督や寅さんは、やっぱり庶民の味方。
やっと帝釈天に到着。
ご前様はいなかったが、
すばらしい木彫りが待っていた。
でも有料で撮影禁止なので、
この写真(なぜか日本のお寺なのに象が・・・)だけ。
寅さん記念館での撮影のセット。
カバンも、よく見るとかなり磨り減って
この映画の息の長さが実感できる。
18時15分 宴会に行く途中の車の中で息子から
メールがきた。
「鈴木宗男さんを見た」
「どこで?」
「学校の講演。 ただの小さいオッちゃんだった」
まあ、ガッツさと娘さんとのツーショットのときの純真
そうなのはいいけど、 これからおいしい酒を飲む
のに、なぜスイカみたいなのをメールで・・・。
料理は、フグとハゲだった。
ア・・・ハゲでなくクエだ。
いや~クエないおっちゃんかな???