昨日のごあいさつ

【映画のポケット】「映画ライターになる５０の方法」（阿佐ヶ谷・よるのひるね）にご来場いただいた方、本当にありがとうございました！
 [HP]

思いがけぬことに、若木康輔史上初の単独トークは、補助いすを出さなければいけないほどの盛況でありました。……十数人のキャパで、ですけれどね。過ぎた話だし、証拠写真も残っていないので、ちょっと盛って伝説化します。

なのにライター志望者がほとんどいないじゃん！　思ってたんちゃう（笑い飯）……と調子狂いそうなところを、主宰・進行役の鈴木並木さんがうまくナビゲートしてくれて助かりました。この並木さん、昨日聞いて驚きましたが、カルチャースクールの講座を持ってから物書きをはじめたという、フシギな順番のひと。こんな長期のもよおしを続けているスキルも合わせて、なかなかかなり、すごい人かもしれない。
と、もともと認識もしているので、ｎｅｏｎｅｏのサイトでは編集者として並木さんに原稿を頼んでいるのですが、トーク中に「まさかアナタのダメ出しのしつこさが、ライターを苦しめてはいない、と思っているわけではありませんよね？」と逆襲され、あわてて言い訳をひねり出したあたりの快い緊張感（我々はそれをジャムセッションと呼ぶ）は、個人的には白眉でございました。お客さんから見ると、グダグダになりかけた部分だった気もしますが……。

僕自身のおはなしが、ちゃんとお代のぶんだけのものだったかとなると、顧みたくもないのですが、ちょっとだけ評判がよかったのが当日のレジメ。ほんとに５０項目で、具体的な物書き志望者さんへのアドバイスをマニュアル冊子のように書いたものです。
読んでみたい、という方にはお見せしますので、レスポンスいただければと思います。

しかし、アテにしていたり、もしかしたら……と期待していたりした人に来てもらえぬ一方で、ホントに思いがけず顔を出してくれてうれしい人もいる。こういうもよおしに出させてもらえると、ちょっとした人生劇場が現出します。そこも含めて、勉強になりました。
改めて昨日のみなさま全員に感謝。今後精進いたします。