実家の弟から電話が入ったのは、先週の金曜日の夜でした
まさか、、、 最悪な知らせではあるまい 緊張しながら要件を聞く
姉の嫁ぎ先のお姑さんがお亡くなりになり、4日の日曜日が告別式だと言う
病院のICUに入院中の姉は、もちろんこの事実は知らないのであろう
相棒とふたりで参列すると、弟に伝えて通話を終えた
姉が倒れる前日に、お姑さんを病院に連れて行き、そのまま入院になった為に
入院の手続きや準備を、姉がしてくれたのだと義兄は言っていた
だけど、、、 母親と妻の入院が重なり、義兄の心境を思うと複雑でした
当日は、ご親族の中に、我ら妹弟とその連れ合いを列席させて頂き、滞りなく
葬送の義は終えました 享年97歳 ご冥福をお祈りいたします
棺に眠る故人様は、まるで眠っているかのように美しいお顔でした
自宅での介護は、二十年を越えていたと言います
大変なことがいっぱいだったことでしょう
それでも、夫婦で力を合わせて、大事に大事に介護を続けていたのです
姉の長男である甥っ子が言いました
「おばちゃん このことは、母ちゃんには言わんでね まだ内緒にしてるんだ」
勿論! もう少し元気になった時に、家族から伝えるのが一番良いよ~と返答した
姉は少しずつではあるけれど、お喋りも出来るようになっているらしい
「帰りに病院に寄ろうか?」と相棒が言ってくれたけど、喪服のままではねぇ
それなら次の日曜日、顔を見に行こう 相棒の、その優しさが嬉しかった