「アノコタチ、ムカエニコナイカナ?」母がポツリと言った
アノコタチとは、実家の弟夫婦のことだ 一瞬私は凍りついた

どうしたのかと尋ねると「もしも、私の具合が悪くなった時に
あんたに負担をかけてしまうから…」力無く母は続けた
母をギュッと抱き締めながら「そんなこと言わんでよ」
私はそう言うのがやっとだった
母を寂しくさせたのではないかと、悲しかったし切なかった

母は昨夜、五回もトイレに起きた
一度は、母の姿がないと気付いた時、既にトイレにいたのを
見て慌ててしまった もしもがあったらどうしただろう~

眠れないと言いながら、夜の静寂を耐えていたのか~頻繁に
起き上がる母に、別段気にもしないで付き合っていた私…
【どあほうな娘!】それがピッタリだと思った

ラジオでも聴く?
…深夜放送を聴きながら、暫らくの間寝息を立てていた母は
それでも、またすぐに用を足すために起き上がった
朝が来た時、母はすっかり疲れ切っていたのだろう
少し機嫌が悪そうに見えた
天気は今日も雨…
「暗い、暗い~あぁ嫌な天気」
気持ちが沈むのを、嫌がおうにも後押しをする

夜中から明け方に掛けて、気温がグンと下がったのと同時に
起き上がる度に母の身体は冷えきり、胸の鼓動が激しくなり
不安が募って怖くなってしまったのだろうか
今朝はいつもと違って、顔を洗うのも億劫がった
暖房を効かせ、湯タンポも入れたらどうにか温まったみたいだ
朝食を少し食べたが、ずっとベッドに横たわったまんま~
私まで気分が滅入りそうになる

ここで
ポカリスエット
の登場です
コップに注ぐと、駆けつけ三倍一気に飲み干し「あー美味しい」と
母は言った 母さんに今必要なのは、何よりもまず水分だったのよね
お昼過ぎには、お日様が顔を覗かせてくれた
気持ちがスッキリとなる やっぱりよかです~ありがとう

相棒に、詳細を告げたとき涙が溢れた 私も不安だったのだ
「暖房を入れてやれば良かったのに~隣に寝ていて何してた」
相棒は微笑みながら優しくなだめてくれた どうもです
今日は、姫が側に付いていてくれている
お陰で仕事も捗り、やっと時間が出来た
さぁ~今夜は何を食べようか!?

アノコタチとは、実家の弟夫婦のことだ 一瞬私は凍りついた

どうしたのかと尋ねると「もしも、私の具合が悪くなった時に
あんたに負担をかけてしまうから…」力無く母は続けた
母をギュッと抱き締めながら「そんなこと言わんでよ」
私はそう言うのがやっとだった
母を寂しくさせたのではないかと、悲しかったし切なかった

母は昨夜、五回もトイレに起きた
一度は、母の姿がないと気付いた時、既にトイレにいたのを
見て慌ててしまった もしもがあったらどうしただろう~

眠れないと言いながら、夜の静寂を耐えていたのか~頻繁に
起き上がる母に、別段気にもしないで付き合っていた私…
【どあほうな娘!】それがピッタリだと思った

ラジオでも聴く?
…深夜放送を聴きながら、暫らくの間寝息を立てていた母は
それでも、またすぐに用を足すために起き上がった
朝が来た時、母はすっかり疲れ切っていたのだろう
少し機嫌が悪そうに見えた
天気は今日も雨…

気持ちが沈むのを、嫌がおうにも後押しをする

夜中から明け方に掛けて、気温がグンと下がったのと同時に
起き上がる度に母の身体は冷えきり、胸の鼓動が激しくなり
不安が募って怖くなってしまったのだろうか
今朝はいつもと違って、顔を洗うのも億劫がった
暖房を効かせ、湯タンポも入れたらどうにか温まったみたいだ
朝食を少し食べたが、ずっとベッドに横たわったまんま~
私まで気分が滅入りそうになる

ここで


コップに注ぐと、駆けつけ三倍一気に飲み干し「あー美味しい」と
母は言った 母さんに今必要なのは、何よりもまず水分だったのよね
お昼過ぎには、お日様が顔を覗かせてくれた
気持ちがスッキリとなる やっぱりよかです~ありがとう

相棒に、詳細を告げたとき涙が溢れた 私も不安だったのだ
「暖房を入れてやれば良かったのに~隣に寝ていて何してた」
相棒は微笑みながら優しくなだめてくれた どうもです
今日は、姫が側に付いていてくれている
お陰で仕事も捗り、やっと時間が出来た

