ありがとう、三沢光晴

黙っていた訳ではないのだが、俺は全日本プロレスが大好きだった。馬場、鶴田、天竜、ザ・ファンクス、シーク、ブッチャー、ハンセン、ブロディ、デビアス、マスカラス、ロード・ウォリアーズ…みんなが猪木に夢中になっていてもやっぱり馬場さん、全日本プロレスが大好きだった。

初めて会場へ観に行ったのは東京体育館。
天竜離脱。全日から大量の選手が抜け、若手中心の興行が始まる…言わば崖っぷちに立った状況のスタートだった。
この日二代目タイガーマスクはマスクを脱ぎ、三沢光晴へと歩み始めた。その花道で「なぜマスクを脱いだのですか？」と連呼していたのは後に「ジャストミート」で一世風靡する福澤朗で、確か彼のデビューでもあった（筈？）。

その後の全日は凄かった。三沢を中心にした超世代軍は力の限りを見せ、あっと言う間にプロレス界の中心へと上り詰めた。
この頃の俺は東京で行われる興行のほとんどを観ている。後楽園ホールのでの重量ストンピングが懐かしい。
そう、そう、日テレの中継にもよく映ってたなｗ。

今日、プロレスラー三沢光晴がリングの上で亡くなった。彼にとってそれが本望だったのだろうか？リングに上がってまだまだ試合をして欲しかった。

ご冥福を祈ります。

iza（イザ！）：
プロレスラー三沢光晴さんが死亡
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/fight/265977/

後付：
馬場さんが骨折に因る長期休業をした時、鶴田グッズ（しかも友達に頼まれた）を買ったのにも関わらず俺のプログラムにサインをしてくれた三沢選手。
三沢さん、ありがとうございました。今でも大切に保管してあります。