東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

国内大手メーカーもプラスチックごみ削減へ乗り出す、「日本製紙」は"紙でできることは紙で" 紙化ソリューション推進室を新設とか、、

2018年07月24日 08時10分56秒 | 紙・古紙関連

世界中でプラスチックごみ削減の動きが広まっている。NHKニュースで「国内大手メーカーもプラスチックごみ削減へ乗り出す」がながれていたようだ。最近は、プラスチックストロー論議もいろいろあるが、たかがストロー、されどストロー、しかしスタバで年間10億本というのだから、、レジ袋の削減すら進まないニッポンの環境政策、、使い捨てプラスチックの取組に取り残されているニッポン、、企業の自主取り組任せのニッポン、各業界が頑張るしかないニッポン

NHKニュースのなかの、「大手製紙会社の「日本製紙」は、ポテトチップスやシリアルなどの袋に使われているプラスチックの代わりとなる紙を開発」というのが気になって、日本製紙のホームページなどチェックしてみた~「シールドプラス®」という包装材のことのようだ、、

国内大手メーカーもプラスチックごみ削減へ乗り出す
NHK 2018年7月22日
「スターバックス」が、プラスチック製の使い捨てストローの廃止を打ち出すなど、世界的にプラスチックごみを減らそうという動きが広がっています。日本でも大手メーカーが対応に乗り出しました。
このうち、大手製紙会社の「日本製紙」は、ポテトチップスやシリアルなどの袋に使われているプラスチックの代わりとなる紙を開発しました。 … …  …

 

日本製紙グループ NIPPON PAPER GROUP

ニュースリリース"紙でできることは紙で。" 紙化ソリューション推進室を新設~循環経済の実現に貢献する素材・「紙」の利用シーン拡大へ~

2018年07月10日
日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(社長:馬城 文雄、以下「当社」)は、本年8月1日付で、グループ販売戦略本部の中に、「紙化ソリューション推進室」を新たに設置します。

近年、使い捨てプラスチック製品による海洋汚染問題がクローズアップされていることを背景に、世界各国で再利用可能な製品や生分解性を有する製品などへの需要が高まっています。その中で、再生可能な資源である「木」を原料とする「紙」は、リサイクル可能な素材として、それらのニーズを満たすことが期待できます。
当社グループは、牛乳パックなどの飲料用紙容器をはじめ、紙カップ、包装用紙など、これまでにも「紙」を素材とするパッケージ用途の製品を、食品・飲料など幅広い産業分野に供給してきました。さらに、紙にバリア性を付加した新しい包材として「シールドプラス®」を昨年11月に上市するなど、"紙でできることは紙で。"を合言葉に新製品の開発を推進し、ラインアップを拡充しています。
今回、新設する「紙化ソリューション推進室」は、当社グループが有する「紙」に関する技術・知見の蓄積などを最大限活用することにより、今後一層高まると思われる「紙化」のさまざまなニーズに柔軟に対応します。
循環経済の実現に貢献する素材として期待される「紙」に関するあらゆるご要望に対し、当社グループの窓口として的確なソリューションをスピーディーにご提案することを目指し、当社グループの成長につながる新たな販売機会を創出・獲得してまいります。

 

日本製紙グループのパッケージ製品

開発品 シールドプラス

「シールドプラス®」について

内容物(特に食品)は製造して以降、時間の経過や環境変化によって次第に化学的な劣化が進みます。このため、内容物を包むパッケージには、酸素や水蒸気などの透過を防ぎ、内容物の商品価値低下を抑える機能が求められます。また、内容物の香りを保ち、外からの「におい」の侵入を防ぐこともパッケージの重要な機能です。
私たちが開発した「シールドプラス®」は、木質素材100%から成る基材に製紙用水系塗工技術を活用したバリア塗工層を付与することで誕生した、「紙なのに酸素・香りを通さない」環境に優しいバリア素材です。

詳細は~

 

「シールドプラス®」は、
「木質素材100%から成る基材に製紙用水系塗工技術を活用したバリア塗工層を付与することで誕生した~」とあるのだが、、,この製紙用水系塗工技術というものがなんなのか???

 



ここのところ、古紙ネットの仲間と「石灰石を主原料にした「紙」や「プラスチック」の代替品「LIMEX(ライメックス)」」情報をやりとりしているのだが、またもや「LIMEX」のようなものが増えるのかと心配したが、、、

「シールドプラス®」の製紙用水系塗工技術なるもの、、、、
塗工紙のようにお化粧を塗りたくるのか???

「紙化ソリューション推進」はいいにしても、ラミネートも耐油紙も古紙リサイクルの禁忌品、「シールドプラス®」は???
紛らわしいものが増えるのは困る。食品の包装容器というのは難しい、どちらにしても汚れていれば禁忌品


LIMEX(ライメックス)絡みで、、、
製紙工程で使用される炭酸カルシウムについて、
これまでてっきり塗工紙「アート紙」「コート紙」「微塗工紙」など を考えていたのだが、、、

塗工紙
白くするためというよりも、紙にお化粧というか、つやつやの紙など。原紙の表面に白色顔料と接着剤などを混ぜた塗料を塗り、磨き加工をほどこしたもの。塗料は炭酸カルシウムなどの白色顔料  なにもしていないのは非塗工紙 (塗工紙は、紙のリサイクルの工程では、ぺーパースラッジが多くなる)

非塗工紙でも、
上質紙などは白色度を上げるために、原紙を作る段階で炭酸カルシウを混ぜているようだ~
最近はあまり使用していないという情報も、、

製紙用白色粉体の効用について(古い文献)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mukimate1953/1993/242/1993_242_39/_pdfまたあとで~
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 23区 清掃工場の放射能等測定... | トップ | 中防不燃・粗大ごみ処理施設... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

紙・古紙関連」カテゴリの最新記事