クラッシュNo天気ing

クラッシュな話

あたまでっかち

2011-08-13 20:54:26 | 自転車

 ども、ども、ども。

この前の全国小中学生大会で
落ち系のセクションを設定したのですが それの小学校高学年用の方で
落ちた 所の両サイド コーステープ用の杭が長くてキケンと言ってくる保護者が居ました。

大丈夫です と その場所で 断言したけど その保護者は納得しないみたいで
他のスタッフに危険だと言い捲くったみたいで 困ったスタッフが 自分の所にきて
言われちゃってるんですけどねぇ~ と。

でも 責任者は自分だし キケンじゃないのとそんな的外れな意見は放置です。

自分が見た保護者は 口だけっぽい感じでした。
じゃあ アンタが乗って下って そのキケンとやらを見せてみてよ?と思ったり。

まず杭に当たったら危ない 大怪我をするのか?
白馬で使っていた杭はスペシャルで通常のより長いです。
子供ならまず杭の上が当たる事はないというサイズです。 杭の横 側面から当たる分にはほとんど怪我はしません。 なぜなら 杭が刺さっているのが地面だから
しかも 今回の場所は土です。さらに雨上がりで水分を含んで地面はゆるゆる。
杭を手でちょっと押せば 簡単に杭が傾いてしまうくらいの状態。
そこに当たっての怪我を心配するのなら 

MTBレースに出さない方がいいです

逆に その保護者が提案してきた 杭を短くしろ というのはキケンだったりします。
杭の側面からの力は逃げますが 杭の上からの力 杭にむかって頭とか体が倒れこむという状況が起きると 力はほとんど逃げないで強い衝撃が選手に身体に返ってきます。
顔面が杭の上に落ちるようにして当たると かなりヤバイと思ったので 杭を短くしろというのは 拒否したのでした。

杭になんかクッション材でもという案もあったけど
そんなことして それを選手が目にしたら クッション材をみてしまい
わざわざキケンといわれる方に誘う結果になるので それもスルー
基本 ライドしているときは見ている方向に進むようになってますからねぇ

さらに。
落ち系セクションは落ちた下の路面が傾斜しています。
杭が左手にあるのですが 斜面は右下がりです。
なので落ちたら かなり意識していないとMTBは右に持っていかれる感じになります
右側が低いからね 実際 試走している選手のラインもそうなっていました。
杭から遠ざかるというのに 杭がキケンと

百歩譲って 実は ベストなラインはその杭に向かって落ち系なセクションを斜めに行くというものなんですが そこを踏まえてキケンだと言って来れば じゃあ 杭を寝かせますかとか なるのですが そんな感じは一切なし
選手もそのラインに気がつかないみたいで こちらの思惑通り 斜めではなく真っ直ぐ落ちてくれていました。

実際 その杭に試走からレースまでで当たった跡はありませんでした。

子供を守るというのは わからなくもないけど 
見た目だけで 頭でっかちで言われてもねぇ こちらは実際に走ったりして 行けそうかどうかを判断してコースを造っているわけだしねぇ

あと 危ないと思ったなら そこに行くなと自分の子供に指導すればいいじゃんね?
自分が気に入らないから そこを変更させるという考え方はおかしいんじゃないの?
しかも ちゃんと走れるのかどーかあやしい人に言われてもスルーするだけです。

その落ち系のセクションで見ていたら 子供の技量を見計らって ここは あんたは押しなさいと指導している親御さんも居たし 小林加奈子選手@J白馬で女子エリート優勝 は自分のチームの子供に押して下りるやり方を伝授していました。

自分なら あそこは子供なら自転車が大きめなので 真ん中に乗れていれば
あとはラインを決めて ブレーキをかけないで落ち始めをゆっくりと入って 特にMTBを動かそうとはしないでMTBまかせで下れば問題ない と 指導しますかね。

今年から土曜日にコース攻略というJMAインストラクターとか有名選手によるレクチャーが無くなった影響が若干あったかもね←補助金がカットされたので イロイロと見直しが入ったらしい

今年程度の補助金が国から出なかったら 来年は開催が難しいらしいけど どーなるやら
白馬村は今年と同じくらいの予算ならOKが出たという話ですが

後呂ユーヤ 澤田トキ 横山コータ 二村コーヘイなどなど若いのが巣立っていっているので 若い年代のやる気 モチベーションに繋がっている大会ではあるけど はたして 来年はどーなる?

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