VOCE松山市・愛媛の恋愛&結婚♪ラブ☆テクノロジーノート

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家庭料理を作るということ

2021年05月11日 | つぶやき

ヴォーチェでは、地域貢献活動として、

人と地域をつなぐお手伝いプロジェクトをしています。

南予地域の人手不足のみかん農家に

松山周辺地域のサラリーマンやOLさん、主婦や自営業の方、シニア・大学生など、

休日や空いた日にみかん作業のボランティアに行ってもらいます。

みかん作業は、出荷するみかんを扱うので、

ボランティアとはいえ責任もって作業をしてほしいという農家さんの要望から、

作業時間に合った協力店で使えるクーポン券で報酬を支給する有償ボランティアです。

昨年秋で8年目でした。

コロナ禍の影響で、県外からのアルバイターが雇えないことから、

お手伝いプロジェクトへの要請がたくさんあり、

ボランティアも例年の3倍になりました。

そのため、事務作業が3倍以上になり、

派遣社員2名もお願いして、2か月間乗り切りました。

ここからが、このブログで書きたかったことです。

10月20日ごろから、作業量がどんどん増えて、

11月に入ったら、自分の能力のキャパがギリギリだと感じていました。

心と脳がオーバーヒート寸前で、いつギブアップするかわからないと思いながら

目の前の作業に追われていました。

同じようにギリギリ状態で仕事をしている人は

全国にたくさんいるだろうなと思っていたけど、

実際自分がその立場になってみて、

ギリギリ状態がどんなものかわかりました。

そんな状態でも、私が持ちこたえたのは、

朝、出勤までの1時間半に、

要介護2で買い物に出かけられないお義父さんの朝昼晩の食事と

自分たちの晩御飯を作らなければならなかったことで、

オーバーヒートしそうな心と脳が、

朝、リセットされていました。

夜中12時を過ぎて帰宅するときもありましたが、

朝の料理をする時間がなかったら、24時間仕事のことばかりで、

切り替えができなかったと思います。

人間らしい生活の基本は家庭料理なんだと実感しました。

料理を作ることや、それを必要としてくれている人がいること、

みかん農家さんと交流することで、

食材をつくる生産者の方のことも意識できるようになって、

なおさら、食のありがたさを実感できたので、

仕事を最後まで乗り切ることができました。

かんたん食材とお惣菜も使いながら、

ちょっと手を加えて、家庭の味にして、

美味しいと言ってもらえたり、

お口にあわなかったのか、食べずに冷蔵庫に残っていたり、

いろんな感情がぐるぐるまわりながら、

でも仕事のことを忘れて調理するのは、

私なりに毎日達成感もあり、

お手伝いプロジェクがひと段落したときに、

普段の仕事モードに戻れました。

もしも、仕事などで心と脳がいっぱいいっぱいになりそうなときは、

家庭料理を作ることをおすすめしたいです。

すごくめんどくさいし、時間もかかるし、

失敗もあるかもしれないけれど、

だから家庭料理が人間らしさを実感させてくれるので、

試してもらいたいと思いました。

 

 

 

コメント
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