お休みの昨日、
坊ちゃんスタジアムでも行って、お散歩しようかということになり出かけました。
ウォーキング・ジョギングコースというのがあるのですね。
せっかくなので、コースを歩いてみました。
武道館もアクアパレットも立派だなぁとキョロキョロしていると、
鳩の声が聞こえてきました。
アクアパレットの屋根の上にいました。
2羽が一緒にいるところを見て思い出しました。
私が20代失恋したときに、
電柱の鳩のカップルをみて
「鳩にも彼がおって、なんで私は振られて、ひとりなん!!」と
腹を立てていたことを。。。
あのまま、恨み辛みを周りにあたっていたら、
私は変われんかったやろうなと思います。
心の中、煮えくりかえるぐらい、怒って憎んでいた3ヶ月でしたが、
小さい頃から「人のせいにしられん」という母の口癖を聞いて育った私は、
「こうなってしまったのは、相手のせいだ、私は何も悪くない」とは言い切れず、
「自分の何がいかんかったんやろ・・・」と思うこともあり、
でも、「自分の非を認めたくない」と葛藤の日々の、
電柱の鳩の出来事だったように思います。
鳩に八つ当たりするまでになっている自分が、今は笑えますが、
相手のせいにばかりして、見るもの関わる人にそんな感情のまま接することは、
良いことではなかったなぁと思います。
自分を振り返って、自分のせいでもあるというのを納得するには、
内向きで、後戻りでしたが、
母の「人のせいにしられん」という言葉を、
繰り返し繰り返し聞いていたからできたのかもしれません。
今でも、何かイヤなことが起ったとき、
先に「自分の何がいかんかったんやろう!?」と
振り返ることを心がけています。