この素敵な絵、「森の番人」、
エメラルドグリーン、ブルー、この色合いに心惹かれました。
森に潜むフクロウの輝く瞳、鋭いけれど優しい。
この絵を見ていると、好きだった山歩きを思い出します。
原生林の樹々の深い緑、吸い込まれそうな水の色、燃える紅葉、
玄関の正面に50号の大きな絵、
わが家には場違いな素晴らしい作品です。
この作品は松阪市美術展一席(松阪市長賞)を受賞した油絵です。
描かれたのは野呂昇さん、私たち夫婦の大切な友人からのプレゼントです。
野呂さんが絵を始めたのは50歳の時、趣味として30年続けてこられました。
松阪市美術展の一席を3回、他の奨励賞等を受賞されている画匠さんです。
本来なら、公共的な場所に飾るべき絵だと思い、その旨もお伝えしたのですが、
「お宅に飾って見て欲しいんんだ」とおっしゃっていただきました。
その思いを嬉しくいただくことにしました。
そして、孫のMちゃんにお願いをしました。
「おばあちゃんがいなくなって、この絵を飾るところがなくなったら、
学校とか公民館とかいっぱい人の集まる場所に飾ってもらってね」
「わかった!」頼りがいのある返事が返ってきました。