あれよあれよという間に年を越してしまったが、ローヌで自然派を貫く日本人醸造家、大岡弘武さんの2006ヌーヴォーを飲んでみた。
ラ・グランド・コリーヌ
ヴァン・ヌーヴォー・ブラン2006
La Grande Colline
Vin Nouveau 2006
カラフルで楽しげなデザインは飲み手のわくわく感を煽る。
なんでも大岡さんに女の子が生まれたそうで、新たな命の芽吹きをイメージしているとのこと。
なんかこっちまで嬉しくなるようなハッピーなラベル。
が、すごいオリ…。
なんか、「関東ローム層」のような分厚く色の濃いオリは、無濾過に慣れたと思い上がっていた私もすごくひるんだ。
だって白ワインなのにオリは赤茶け気味なのよ?
セパージュはシャルドネにヴィオニエをプラスしているらしい。
開けた途端、見てはっきりわかる自然派然とした発泡。
そして注いだ瞬間見てわかるトロトロ加減。
ホントに軽く水溶き片栗粉入れました、並みにトロトロ。スワリングすると、いわゆる涙が非常にゆっくり滴れるのがわかる。
りんご、パイナップル、バナナのフルーツに、フェンネル系のやや青いハーブが薄くのった香り。
後半は焼きたて切り立てのバゲットのような染み入るイーストの香りが立ってくる。
最初は液体のトロトロ感に似合わない、舌にピリッとくる苦みに閉口した。
こりゃダメかな?と思ったけど10分もすると、発泡がおさまるのと同じ曲線を描いて苦みもおさまった。
苦みの去ったこのワインは味わいもトロトロ。
洋梨のコンポートにオレンジピールを振った葛湯。みたいな印象。
若干の塩味も感じられる。
葛湯はどうにも苦手だけど、このワインはおいしい。
スッと体に吸収されそうな優しさがある。
ヒーリングワインというと安っぽい広告みたいだが、自分に優しくしたい日は、昼下がりからこんなワイン開けたら最高だわよ。
こりゃ赤も楽しみだな。
余談ですが、翌日、飲み切ったボトルの口から香りを取ると、
シードルとかアップルタイザーのようでした。
ラ・グランド・コリーヌ
ヴァン・ヌーヴォー・ブラン2006
La Grande Colline
Vin Nouveau 2006
カラフルで楽しげなデザインは飲み手のわくわく感を煽る。
なんでも大岡さんに女の子が生まれたそうで、新たな命の芽吹きをイメージしているとのこと。
なんかこっちまで嬉しくなるようなハッピーなラベル。
が、すごいオリ…。
なんか、「関東ローム層」のような分厚く色の濃いオリは、無濾過に慣れたと思い上がっていた私もすごくひるんだ。
だって白ワインなのにオリは赤茶け気味なのよ?
セパージュはシャルドネにヴィオニエをプラスしているらしい。
開けた途端、見てはっきりわかる自然派然とした発泡。
そして注いだ瞬間見てわかるトロトロ加減。
ホントに軽く水溶き片栗粉入れました、並みにトロトロ。スワリングすると、いわゆる涙が非常にゆっくり滴れるのがわかる。
りんご、パイナップル、バナナのフルーツに、フェンネル系のやや青いハーブが薄くのった香り。
後半は焼きたて切り立てのバゲットのような染み入るイーストの香りが立ってくる。
最初は液体のトロトロ感に似合わない、舌にピリッとくる苦みに閉口した。
こりゃダメかな?と思ったけど10分もすると、発泡がおさまるのと同じ曲線を描いて苦みもおさまった。
苦みの去ったこのワインは味わいもトロトロ。
洋梨のコンポートにオレンジピールを振った葛湯。みたいな印象。
若干の塩味も感じられる。
葛湯はどうにも苦手だけど、このワインはおいしい。
スッと体に吸収されそうな優しさがある。
ヒーリングワインというと安っぽい広告みたいだが、自分に優しくしたい日は、昼下がりからこんなワイン開けたら最高だわよ。
こりゃ赤も楽しみだな。
余談ですが、翌日、飲み切ったボトルの口から香りを取ると、
シードルとかアップルタイザーのようでした。