至福の瞬間。

酒と肴の旨い日々。

あけまして。ロブレモノ。

2007年01月09日 | ワイン。
今更ですが、やっぱり最初はきちっとしておこうと思います。

新年、明けましておめでとうございます。
今年もダラダラ更新していきますので
お付き合いくださいますようお願い致します。


って挨拶はそのくらいにしておいて、
実は新年早々年をとってしまいました。

そんなわけで自らお祝いの意味をこめて開けました。

ヴォルネイ タイユ・ピエ 2002
ドメーヌ ロブレ=モノ
Volnay 1er cru Taillepieds 2002
Domaine Roblet-Monot

奥さんのセシル・トランブレイがジャイエの縁戚とか
そういう話題が先行したパスカル・ロブレだけど
ブルゴーニュ自然派の一翼を担う大切な生産者なんだと思い知らされた。

このヴォルネイは、ホントに飲んでよかった。
というか、買っておいてよかった。

まず最初に感じるのはタンニンでも酸でもない。
プリプリの果実の甘み。
べたつき感の一切ない、体にしみこむような自然の甘み。
余韻も長く、とてつもなくエレガント。

そしてホントにシルキー。
タンニンも酸もあまりに丸くて果実の甘みの中に溶け込んでしまっている。
やさしく、美しく、そして芯に力強さを蔵した美酒。

ワインのおいしさ、美しさを改めて感じられて幸せ。
これだからピノはやめられん。

あまりにおいしかったのでもう少し買っておこうと思ったら
やっぱりもう完売してた。
大切に飲んでよかった。

ちなみにこれまでに一番記憶に残っているのは
ラフォンのヴォルネイサントノ1998。

どうもヴォルネイって個人的にイメージがすこぶるいい。
これからもおいしいヴォルネイを探していこうっと。