「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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マジンガーZの切手

2005-02-28 | ▼ユルユル日常
買ってしまった。今更ながらのマジンガーZ……。8000円なら考えるけど、800円だし。
今になって切手として蘇るなんて。

子供の頃、ヤンチャで正義感の強い主人公、兜 甲児が大好きだった。
私としては別に巨大ロボットアニメでなくてもよくて、甲児くんが好きだったのだと思う。
でも、マジンガーZのデザインはその後作られたどのロボットよりもシンプルでカッコイイと思っている

このアニメが印象的なのは最終回。
普通、正義の味方は勝って、世界を救って終わるはずなのに、Zは違った。
甲児くんもZもズタボロにされて、こんなのあり~~?!って叫びたくなる惨状。そして、そこにグレートマジンガーが現れる………←これが許せない
だから私はグレートマジンガーが嫌い、剣鉄也が嫌い。
子供だった私には刺激が強すぎた。
「なんで甲児くんがこんなになっちゃうの~~」って。

グレートマジンガーの最後にZと甲児君が出たけれど、そしてその後グレンダイザーにも甲児くんは出たけれど、納得出来ない、だって主人公じゃないんだもの

……何熱くなってんの??うーん、なんか懐かしいんだなー、のんきな子供時代。

とりあえず、この切手は永久保存版ってこと

介護詩3  上手に嘘をつけなくて…

2005-02-27 | ●介護録(~2015.2月)
             「ご両親のところにお帰りになったら?」
                おだやかに問いかける母

                   ごめんね…
        「両親にはさっき会ってきました」と上手に嘘をつけなくて

                   ごめんね…
              あいまいな返事で逃げるだけの私
               腹を立てて沈黙するだけの私

              上手な嘘はつけそうにありません
              そこから逃げたくてたまりません

             さらっと小芝居が出来たらいいのにね
             笑顔でスルリとかわせたらいいのにね

              それにはもう少し時間が必要です
            それにはもう少し強い気持ちが必要です




~正直いって、他人扱いされ、敬語など使われると、その瞬間は哀しいとか切ないとか、そういう嘆きの感情を通り越して、苛立ち、怒り、……そんな感情が私を支配する。どうして?という気持ちがまだ勝っているのだ。ただ、時間をあけて、冷静になると、多少は優しい気持ちになれる。いつか、私が母の現実をありままに完全に受容できたら、笑顔でうまく小芝居出来るようになるのだろうかと思いつつ……~

介護詩2   しつもん

2005-02-26 | ●介護録(~2015.2月)
            母の質問はいつも私を困惑させる。
               事実ではない事柄
              もう終わったはずの事柄

             あなたの望む答えは何ですか?

        真実を答えましょうか、それとも嘘をつきましょうか

        こう答えたらうまくいく…それが分かっているのなら
              自信をもって嘘もつくのに




~思いこみのすえに発せられる質問は、当然のことながら、正直に答えるなら「何いってるの?!」ということばかり。それをそのまま言葉にしていいことは一つもない。けれども、なんでも母に合わせて嘘を並べてもいいかといえば、私の答えが、また思わぬ妄想に発展することもあり、言葉をにごす場合も多い。~

介護詩1  西へ歩く母へ

2005-02-25 | ●介護録(~2015.2月)
             雪を踏む足音はただせつない
              両手には意味のない荷物

               そして母は西へ西へ…

           西に楽園があるのなら黙って見送るのに
        西に誰かが待っているなら静かに送り出してあげるのに

            でも、西の果てには何もないの
            ただ戻ってくるしかないんだよ

                聞こえないよね…

        信じて歩くその道はけしてあなたの幸せへは繋がらない
              
               なのに心は西へ西へ…
              振り返りもせずに西へ西へ



~母は「家へ帰ります」と言ってよく出て行く。私はそのあとをついて歩く。短い距離だけど、その瞬間はイライラする、腹が立つ、ため息が出る。そして、時にせつなく、哀しく、辛い。昔住んでいた町は確かに西にある。もちろん歩いて行ける距離ではない。でも、必ず西へ向かう母を思う時、もの悲しく、母をこんなふうにしてしまう認知症が悔しい。~

介護の合間に…

2005-02-25 | ▼ユルユル日常


「介護詩」を書き込んでいこうとブログを作ることにした。
きっかけは、介護仲間さんの日記。ある出来事を短く、簡潔で、でも優しい言葉でつづってあるのを読んだこと。
介護生活の日々の出来事は、タメイキをつくことばかり。だけど、少し時間をおいてから、詩のように短く、言葉を選んで書くと、気持ちが違うと思ったから。

介護日記のHPを昨年末に起ち上げて、「書く」作業とNetでの交流が自分の気持ちを楽にしてくれた。ここでさらに「介護詩」を作ることで、もっともっと気持ちが楽になりそうな気がしている。

たけど、実際、三編考えたところでネタ切れ。さ~~て、どうしよう…と思っていた時に、TVで「介護短歌」の話を見た。短歌があるなら詩があってもいいじゃないの!と、またまたやる気になった。
それじゃ、ついでに、調子の悪いマイHPの「ひとりごと日記」もこっちに引っ越ししちゃえ~~と言うことで、介護詩と日記のブログということになりました。

「介護詩」でちょっとセンチメンタルに浸り、「介護グチ」でウサ晴らし。ついでに、気まま勝手な日記も書こう~…そんな気分で、本家HPとは違う気分で向き合ってます。

ブログに不慣れなので、ちょっと

今後もよろしく~