「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

無言の介助……ちょっと不気味な?!空間でした。

2014-09-24 | ●介護録(~2015.2月)
介護スタッフが何人いるか具体的な数字は知らない
母が療養病棟に移って9カ月
コミュニケーションのとれない患者さんの介助で、全く一言も話さずに仕事(食事介助と車椅子からベッドへの移動)をして去った人2名。

コミュニケーションが取れない場合に、こちらの口数が少なくなるのはわからなくもないんだけど、
まっーーーーたく一言も無しって…………
人として大丈夫かぁ?……と思ったりして。

疲れてるのかな?
イライラすることがあったのかな?
なんて思ってもみた
が、
体調が悪いから、嫌なことがあったからと、無言で仕事なんて普通は×


それにしても
直接の家族ではないにしろ、同じように家族が入院している私が、その四人部屋にいたのだから、
多少無理してでも声かけしとこ
って思いそうなもの。
印象悪くなるのは嫌だし、ご意見箱に書かれるのも困るし……と考えて。

それに
なんというか、無言で介助って逆に無理!って気がするのよね。
ペットにだって話かけるでしょ。
人形やぬいぐるみにだって話かけるでしょ。

「◯◯さんご飯だよ~」くらいは、無意識に口から出そうなもんだけど。

無言食事介助の時は
私は母の方を向いてたから(じろじろ見るのもなんだし)
背中ごしに、食器とスプーンが接触するカチャカチャと言う音だけを聞いていた。
なんだか変に息が詰まりそうな妙な時間。
代わりに私、声かけしようか?とオモッタくらい。

車椅子からベッドへの移乗は
介助者がその場からいなくなったのか?と思ってた。
でも、振り向いたら作業中。
体を動かすのだから、相手が反応しなくても声かけはすべきでしょう。
突然、体を触られて、突然、動かされるんだから。


多分、私が目撃してしまった無言の介護スタッフは、ちょっと変わった人に違いない。



反応が薄いと、放置されがちになるのは分かってる。
まだ反応があった頃の母を知っている介護スタッフは、それなりに情のようなものもあったり、
少人数のデイで関わりをもったりで、母の反応が悪くなってもコミュニケーションを持とうとしてくれるけど、
進行してからの母しか知らないと
なかなか…………
仕方ないとわかってるけど、寂しいなぁ~

老健にいた時、
意味不明なことをひっきりなしに話す人がいた。
対応はなかなか大変そうだったけど、
その意味不明な話が、時に、とんでもない面白話になることがあって、スタッフが、「癒しなんです」と言っていた。
私もよく聞きながら笑った。

その時、
母ももう少し前のように話が出来たら…………と深く思った。













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2 コメント

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本日の介護模様 (mitu)
2014-09-25 17:04:50
暫くご無沙汰でした。
でも何時もは拝見しております。もう亡くなりました母の時も、一言も発しない介護士さん確かに居られました、それから、此の人はずーと笑った事が無いのかなと思うくらい無愛想に介護している人も居ました
違う職に付いたらいかが?問いいたい位でした。
痰を取るのに何の声掛けもせず口の中にチューブを差し込むなど、看護婦さんは優しく少し我慢してねと必ず声を掛けてから患者に安心させてました。
介護職に付くに当たった、どんな心構えなのかしら。
mituさんへ (ビゴ)
2014-09-28 09:04:41
確かに、思わず、介護職には向いてないのでは?と思ってしまいます。
他の職種なら、お客だったり取引相手に無言なんて許されないですもんね。

世の中いろんな人がいる…ということでしょうか。

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